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尾道・鞆の浦 おすすめミニクルージング【ノリッポ】

フェリー

尾道⇔鞆の浦間 ミニクルージングで移動【ノリッポ】

投稿日:2020/04/16 更新日:

出典:瀬戸内クルージング

 

令和二年四月に他界した映画監督大林宜彦監督が撮影した「転校生」、「時をかける少女」、「さびしんぼう」からなる「尾道三部作」でおなじみの尾道。そして宮崎アニメの名作「崖の上のポニョ」の舞台になったといわれる鞆の浦。ともに日本遺産に登録されている瀬戸内海に面したノスタルジックな港町です。春から秋にかけて期間限定になりますが、二つの港町を結ぶフェリーが運航されています。

瀬戸内クルージング 

尾道~鞆の浦航路

尾道と鞆の浦を結ぶフェリーを運航している会社が「瀬戸内クルージング」。二つの港町を結ぶフェリーは「尾道~鞆の浦航路」という名称で運航されています。乗船時間は1時間。ただ単に移動手段としてではなく、瀬戸内海の美しい風景を楽しむことができます。他に村上水軍ゆかりの因島とレモンをはじめ全国でも有数の柑橘類の生産地生口島を結ぶ「尾道~瀬戸田航路」、そして尾道の街並みを眺めながらクルージングする「尾道水道クルーズ」が運航されています。

時刻表

尾道~鞆の浦航路の時刻表は下記の通り。

尾道→鞆の浦 1便:尾道駅前10:00発、鞆の浦10:55着/ 1便:尾道駅前13:05発、鞆の浦13:55着
鞆の浦→尾道 2便:鞆の浦11:00発、尾道駅前12:00着/ 2便:鞆の浦14:00発、尾道駅前15:00着
ともに途中、十四日元町という港に寄港します

運賃

運賃は尾道⇔鞆の浦間は片道2,500円(小人1,250円)です。

尾道の見どころ

尾道の街を一望できるスポットが千光寺公園。春は桜につつじ、初夏には藤が咲き誇ります。千光寺は平安時代に弘法大師こと空海によって開かれた由緒あるお寺。千光寺ロープウェーで上ることができます。また映画のロケ地巡りはいかがでしょうか。今も撮影当時の面影を残している場所もあります。

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鞆の浦の見どころ

古くから「潮待ちの港」として栄えて、江戸時代の趣ある建物や港湾施設が今も残る鞆の浦。遣唐使もこの港に立ち寄っていて、万葉集にも詠われている歴史ある港です。中世の骨格を引き継ぎながら江戸中期までに整えられた地割に伝統的な町家や寺社、石垣等の石造物、港湾施設などが一体となって今も残されています。神社や寺が数多く点在している街です。港には江戸後期から明治前期にかけて整備された雁木や船繋 石、常夜燈、浜蔵が残されています。

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 尾道、鞆の浦ともに1泊ずつすると二つの町の良さもそれぞれ楽しむことができるのではないでしょうか。JRで移動することもできますが、やはり船で移動して、海上から町を眺めるとより一層、両方の町の魅力を感じていただけるかと思います。2021年にはイタリアの船会社コスタクルーズが広島発着のクルーズを催行します。クルーズの乗下船前後のプラスアルファの観光にもお薦めです。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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