冬から春にかけて旬を迎えるいちご狩り。その場で新鮮な完熟いちごが食べ放題になるフルーツ狩りは、バスツアーでも人気のテーマです。様々な品種を食べ比べたり、珍しい品種を味わったりできるのも魅力。甘酸っぱくて美味しいいちごを満喫できるバスツアーの魅力と、いちごに関する知識をご紹介します!
バスツアーならではのおすすめポイント
自家用車や電車ではアクセスしにくいいちご農園へ、楽に移動できるのがバスツアー最大の利点です。
- アクセスが便利で楽ちん!
いちご農園は郊外にあることが多いため、公共交通機関でのアクセスが不便な場合があります。バスツアーなら、集合場所から農園まで直行できるため、運転や乗り換えの心配なく、気軽に楽しめます。 - 複合的な楽しみが満載!
いちご狩りだけでなく、豪華なランチ(海鮮、カニ、肉料理など)、温泉、季節のイベント(イルミネーション、花まつり)、アウトレットなど、他の観光スポットを組み合わせたツアーが豊富です。一回の旅行で複数の目的を達成できます。 - 予約の手間が一切不要!
いちご狩り、食事、他の観光地の予約手続きがすべて含まれているため、個別に手配する手間がありません。当日は手ぶらで参加し、ツアー内容を存分に楽しむだけです。 - 品種の食べ比べがしやすい!
複数の品種を栽培している農園に行くツアーが多く、その場で新鮮な完熟いちごの味比べができます。通常、30分程度の食べ放題が含まれているのもうれしい点です。
美味しいいちごの見分け方
せっかくのいちご狩り、美味しいいちごをたくさん収穫したいですよね。摘む前に、完熟していて甘い証拠となるポイントをチェックしましょう。
- 色(果実):ヘタのギリギリまで鮮やかな赤色になっているもの。白い部分が残っているいちごは、まだ熟しきっていないことが多いです。
- ヘタ(葉): ヘタが濃い緑色で、ピンと反り返っているもの。鮮度が良く、完熟している証拠です。
- ツヤ:果皮に光沢(ツヤ)があるもの。水分が豊富で新鮮な証拠です。
- 粒々(種):表面の粒々(種)の色が薄く、くっきりしているもの。
- 形:いびつな形よりも、きれいな円錐形や丸い形をしているもの。
【豆知識】いちごは、ヘタ側よりも先端(とがった部分)の方が糖度が高いため、食べる時はヘタ側から食べ始めると、最後に最も甘い部分を楽しめます。

バスツアーで楽しめるいちごの品種
いちごには色々な品種があります。いちご狩りバスツアーで収穫体験できるいちごの品種を紹介します。
- スカイベリー
「大きさ、美しさ、おいしさ」のすべてが大空に届くような素晴らしいいちごという意味を込めて名付けられました。栃木県にある百名山の一つ「皇海山」にもちなんでいます。形はきれいな円錐形で、色は明るく鮮やかで光沢があります。一粒ほおばると甘さが口の中いっぱいに広がります。 - とちあいか
名前の由来は「愛」される「とち」ぎの「果」実になってもらいたいという願いが込められています。サイズはとちおとめとスカイベリーの中間くらいで、果実は大粒で酸味が少なく甘みの強い味わいです。果実を縦にカットすると、ヘタ部分がへこんでいるのでハート形に見えるのが特徴です。 - さちのか
「とよのか」と「アイベリー」を交配した品種です。甘酸のバランスも良く、円錐形でサイズは大きめなのが特徴。果肉や中心部も淡い赤色に染まっていて、果皮は濃い赤色で光沢があります。広い地域で栽培・販売されている知名度の高い品種です。 - 章姫
長めの円錐形のフォルムと柔らかさ、ジューシーな甘味が特徴の静岡を代表するいちご。久能早生と女峰を交配した品種で、名前は育成者の静岡県静岡市の故萩原章弘(はぎわらあきひろ)氏にちなんでいます。 - 紅ほっぺ
章姫とさちのかを交配した人気の品種で、甘みとともに酸味も強いのが特徴です。真っ赤な紅色の果実とほっぺたがおちるほどのおいしさから「紅ほっぺ」と名付けられました。 - あまおう
福岡県で開発された果実が大きく形が整っている、赤くてつやが良い、糖度が高い特徴を持つ品種。あ」かい、「ま」るい、「お」おきい、「う」まいの頭文字をとって「あまおう」と名づけられました。 - かおり野
三重県で約20年かけて開発されたいちご。名前は甘くて爽やかな「上品な香り」に由来しています。果肉しっかりしていて、果汁もたっぷり。さらいに酸味が穏やかでさっぱりとした甘さです。 - あすかルビー
「アスカウェイブ」と「女峰」を掛け合わせて育成された奈良県生まれのいちご。沢のある赤色が宝石の「ルビー」を思わせることが名前の由来で、奈良県のブランドいちごとして販売されています。丸みのある円錐形で粒は大きく、ツヤのある果皮は赤色に染まり、果肉も赤みを帯びます。果肉は少しかためで果汁が多く、糖度も高めでほどよい酸味があります。 - まりひめ
「まりひめ」は、和歌山県のオリジナル品種。「章姫」と「さちのか」を掛け合わせて誕生しました。果実は大きめの円錐形をしていて、果皮は光沢のある鮮やかな赤色。糖度が高くて酸味は少なく、ジューシーな味わいです。 - さがほのか
「大錦」と「とよのか」を掛け合わせて佐賀県で育成されました。酸味が少なく甘味の強いイチゴで、果実は比較的大きめで香りがよく、中の果肉が白いのが特徴です。

いちごの効果と効能
美味しく可愛らしいいちごは、栄養価も高く、健康や美容にも嬉しい効果がたくさん詰まっています。
健康効果
- 感染症予防・ストレス軽減:
いちごは「ビタミンCの王様」と呼ばれ、グレープフルーツやミカンの約2倍のビタミンCを含みます。ビタミンCは免疫力を高め、風邪などの感染症を予防したり、ストレスと戦う力を向上させたりする効果が期待できます。摂取量の目安は中サイズのいちご約10粒。成人女性の1日に必要なビタミンCをほぼ摂取できます。 - 心臓病リスク低減:
ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれており、LDLコレステロール(悪玉)の値を改善し、冠動脈疾患のリスクを低減する可能性があるとされています。 - むくみ・高血圧予防:
カリウムが豊富に含まれており、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出するのを助け、むくみや高血圧の予防に役立ちます。 - 貧血・妊婦の健康維持:
葉酸が豊富で、赤血球の生成に重要な働きをします。特に妊婦さんや貧血気味の方におすすめです。
美容効果
- 美肌・美白効果:
ビタミンCは、肌の弾力を保つために必須のコラーゲンの生成を促進します。また、ポリフェノールやビタミンCがメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ美白効果も期待できます。 - 視機能の改善:
果皮の赤い色素であるアントシアニンが、目の網膜に働きかけ、疲れ目を和らげたり、視力の悪化を防いだりする効果があると言われています。

2025-2026年度版 いちご狩りバスツアーのご紹介
今シーズンのいちご狩りバスツアーは、以下の主要発着地から検索できます。
(東京、神奈川、千葉、埼玉など)
(大阪、京都、兵庫、奈良など)
いちご狩りバスツアーで、旬の甘酸っぱさを満喫しよう!
いちご狩りバスツアーは、移動の心配なく、美味しい完熟いちごの食べ放題と、温泉や観光スポットなど多彩な楽しみを一度に満喫できるのが魅力です。
ビタミンCやポリフェノールが豊富な旬のいちごは、美味しさだけでなく、美容と健康にも嬉しい効果がいっぱい。ご家族やご友人、大切な人と一緒に、ぜひこの季節にしか体験できない甘酸っぱい感動を味わいに出かけませんか。
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