箱根駅伝往路5区山登り
毎年1月2日と3日に行われる箱根駅伝。お正月の箱根の風物詩であり、テレビ中継もあるので、テレビで見る人も多いと思います。数々のドラマを生み出してきたのが、1月2日に走る往路の5区、「山登り」の区間です。小田原駅を出発するランナーは箱根湯本駅を通って、芦ノ湖のゴール地点まで標高差約800メートルを走る過酷な区間です。箱根登山バスの路線バスに乗って箱根駅伝の5区のコースを通って、芦ノ湖まで移動することができます。
箱根登山バス 箱根町線で駅伝コースを走る
箱根湯本駅を降りると道路渡って向かい側にバス乗り場があります。バス停には係員がいて、乗り場の案内、時刻案内をしてくれます。ちなみに乗り場は2番、路線番号はH、行先は箱根町港行きのバスに乗ってください。
バスは箱根湯本駅を出発すると、塔ノ沢を通って宮ノ下へと向かいます。現在は改装中の為(2018年8月現在)休業している富士屋ホテルを通って小涌谷駅を過ぎると坂道をバスは登っていきます。車窓からはテレビで見ていただく景色を見ることができて、この急勾配を走る各大学のランナーの苦労を思い浮かべることができます。バスは坂を上りきると海賊船の終点でもある元箱根港を通って、往路のゴール地点でもある箱根町港へと向かいます。
箱根駅伝の全てがわかる 箱根駅伝ミュージアム
往路のゴール地点にあるのが箱根駅伝ミュージアム。第一回大会から直近の大会までの箱根駅伝の全てが展示されています。過去の大会のハイライトの映像も見ることができます。平日は10:00~16:30、土日祝日は9:30~17:00入館は閉館の30分前までです。入場料は大人500円、中学生と小学生は300円で原則年中無休です。(冬季休業の可能性あり、要問合せ)
途中下車して実際にコースを歩いてみる
箱根登山バスはほぼ20分毎、1時間に3本程度の頻度で運行しています。小涌谷駅で下車して、小涌園まで実際に歩いてみると実際にどれだけ大変な坂道かを実感することもできます。体力と脚力に自信がある方、暑さも厳しくない紅葉の時期にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。