現在も噴煙を上げる桜島は鹿児島のシンボル。鹿児島市内のさまざまな場所から眺めることができますが、せっかく鹿児島に来たならば、間近まで足を運んでみたいところ。鹿児島港から桜島まではフェリーでわずか15分。「桜島フェリー」で足を運ぶことができます。
桜島フェリーとは?
桜島フェリーは鹿児島市によって運営されています。24時間運航されていて、朝夕は最短15分間隔、昼間は20分間隔、夜間は30分間隔、深夜帯は60分間隔で運航されています。観光だけでなく、市民の「日常の足」として欠かすことができません。桜島フェリーの名物は「やぶ金」のうどん。鹿児島を代表するB級グルメです。約15分の船旅でも食べきれるよう、注文されたらすぐに出来上がります。営業時間は基本的に09:00~18:45(以降の時間は一部便で営業)。フェリーに乗船したらぜひ食べてみてください。また錦江湾には野生のイルカが生息していて、桜島フェリーのデッキからもイルカの群れを見かけることがあります。
桜島フェリー 運航スケジュール
桜島フェリーは24時間運航。6時~19時の間は15分~20分毎に船が出ています。
桜島フェリー乗り場
桜島フェリーの乗り場は船の乗り場は鹿児島港フェリーターミナルと桜島港フェリーターミナルです。それぞれのターミナルの概要について見てみましょう。
鹿児島港桜島フェリーターミナル
鹿児島港には「桜島フェリーターミナル」以外に「北ふ頭旅客ターミナル」、「種子・屋久高速船旅客ターミナル」、「南ふ頭旅客ターミナル」、「フェリーみしま旅客待合所」、「フェリーとしま旅客待合所」があり、それぞれ場所が異なります。「桜島フェリーターミナル」は一番北寄りにあり、真向かいには「かごしま水族館」があります。
アクセス
鹿児島中央駅からは市営バス16番線系統水族館前行きのバスに乗車、終点の「水族館前」で下車します。路面電車では「水族館口」という停留所で下車します。車の場合、近くにある有料の県営駐車場を利用することになります。駐車場は第1~第6駐車場までありますが、桜島フェリーターミナルビルに近いのは第1、第2、第3駐車場です。ただ繁忙期には駐車場が満車になることもあるので、可能な限り、公共交通機関を利用する方がおすすめです。
桜島港フェリーターミナル
桜島港のフェリーターミナルビルは平成30年(2018)にオープンした新しいフェリーターミナルビルです。建物は4階建てで、フェリーの乗下船は3階で行います。3階には桜島の特産品等の販売や軽食などが楽しめる売店・飲食コーナー、桜島の観光案内窓口である観光案内所が設けられています。4階には展望スペースがあり、周辺の景色を一望することができます。