テレビでも頻繁に特集されるクルーズの旅。最近は日本発のクルーズも増え、船旅を楽しまれる方が増えてきています。
日本発着のクルーズに乗ったから、次は海外のクルーズへと思っていらっしゃる方
カリブ海や地中海にも行ってみたいけどなんとなく不安
気軽に外国船を楽しみたい
そんな方におすすめなのがアメリカ西海岸ショートクルーズです!
どんなコースがあるの?
カリフォルニアクルーズ、メキシコクルーズ、バハカリフォルニアクルーズなどクルーズ会社によって様々なコース名がつけられています。
主な寄港地はロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、カタリナ島。そしてメキシコのエンセナダ。
多くのクルーズ船はロサンゼルス発着なので、日本からの飛行機で行きやすく、時間があればクルーズ前後にロサンゼルス観光も存分に楽しめます。
バハカリフォルニアクルーズ
10年以上前に私が乗船したクルーズです。
バハカリフォルニアとは、アメリカとメキシコの国境付近から延びるメキシコ西部にある半島(州)の名前です。
1日目、日本からロサンゼルスへ。その日のうちに乗船。
2日目サンディエゴ(アメリカ)、3日目カタリナ島(アメリカ)、4日目エンセナダ(メキシコ)を寄港。
5日目下船し、そのまま空港へ。ロサンゼルスより日本に6日目に帰国。
以上のようなクルーズスケジュールでした。
フライトスケジュールによりますが、日本出国から帰国まで6日間で楽しめる秀逸なコースだったのですが、現在はこのコースで運行しているクルーズはないようです。
乗船した船は1991年に就航を開始したロイヤルカリビアンインターナショナルの「モナーク・オブ・ザ・シーズ」。
こちらの船、2013年、27億円をかけて改装し、同社傘下のスペインの船会社プルマントゥールクルーズの「モナーク」として生まれ変わっています。
現在はカジュアル客船には珍しく飲み物がクルーズ代金に含まれるオールインクルーシブ制を取り入れ、更に魅力的な船として世界中で運行されています。
寄港地紹介:サンディエゴ
アメリカ西海岸最南端に位置しており、雨が少なくて温暖な気候、海と複雑な海岸線がおりなす美しい景観、たくさんの魅力のある寄港地です。
全米一の大型都市公園バルボアパークは、15の美術館、博物館、劇場、庭園、さらにサンディエゴ動物園など、その1ヶ所で十分に楽しめます。他にもシーワールド、USSミッドウェイ航空母艦博物館など見どころ満載です。
観光用循環バスが市内を運行しているので、利用されると便利です。
オールドタウントロリーの路線はバルボアパークやオールドタウンを回るので、とても便利です。
寄港地紹介:カタリナ島
ロングビーチの沖35kmに浮かぶ小さなリゾートアイランドです。島全体は起伏に富み、複雑に入り組んだ海岸線が美しい島です。島の80%はまだ手付かずで自然が豊かに残されています。
島のアバロン湾には大きな船が接岸できないので、テンダーボートで上陸します。
町は小さく、ショップやレストランが集まっています。のんびりランチをしたり、ちょっと一杯飲んだり、開放的な気分でのんびりできるでしょう。
アクティブに動きたい方は船が催行しているショアエクスカーション(現地観光ツアー)に参加されるのがいいでしょう。
寄港地紹介:エンセナダ
アメリカとの国境から約100km南にあるメキシコの町です。シーフードが美味しいことで有名な港町です。
港から中心地までは徒歩で20分程度。港から中心地まではシャトルバスが運行されているので、利用されると便利です。
メキシコらしい、民族ダンスショーを見たり、潮吹き岩を見に行ったりと、観光を楽しめます。効率よく周遊するためにはやはりショアエクスカーションに参加されるといいでしょう。
短い旅行期間で楽しんでもよし、長い旅行期間の間にはさんで乗船してもよし、ぜひ気軽にショートクルーズを!