新聞広告などでもよく目にする「バスツアー」。「バスツアー」とは貸切バスで移動しながら旅をする旅行会社主催のパッケージツアーのことで、「募集型企画旅行」と呼ばれる契約形態です。「バスツアー」は旅行会社がツアーの行程の企画、料金設定など商品を造成してから参加者を募集します。通常、「最少催行人数」が設定されていて、「最少催行人数」を満たす参加者が揃うとツアーが実施されます。華やかなショーやバラエティ豊かなアトラクションが人気の東京ディズニーリゾートへのバスツアーについて紹介します。
東京ディズニーリゾートへのアクセス
JR
JRの最寄り駅は京葉線の舞浜駅です。京葉線の起点は東京駅。東京駅の京葉線のホームは離れていて、新幹線で乗り換える場合、歩いて約15分程度かかります。また東京メトロ有楽町線ならびにりんかい線の終点、新木場駅も京葉線と連絡しています。京葉線は東京湾岸を走っているため、風の影響を受けやすく、よく強風による運転見合わせ、速度規制による遅延が発生します。
バス
首都圏各地から直通バスが出ています。例えば東京都内からは新宿駅、池袋駅、秋葉原駅、東京駅、東京スカイツリータウン、錦糸町駅、亀有駅、小岩駅、新小岩駅、蒲田駅、調布駅、吉祥寺駅、二子玉川駅からバスが出ています。また神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、山梨県内からのバス、ディズニーホテル、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル、東京ディズニーリゾート・パートナーホテル、東京ディズニーリゾート・グッドネイバーホテルといったホテルと東京ディズニーリゾートを結ぶバス、日本各地からの長距離バスも多数運行されています。
東京ディズニーリゾートへのバスツアー
東京ディズニーリゾートへの添乗員同行の「バスツアー」自体は少ないかもしれません。大阪、名古屋、仙台、新潟、京都など、全国各地と東京ディズニーランドを結ぶ夜行バスが多数運行されています。「往復夜行バス+パスポート」、「片道夜行バス+パスポート」といったパークチケット付きの「セットプラン」があります。「往復夜行バス+パスポート」にホテルが付いたプランもあります。また旅行会社各社から「JRもしくは飛行機+ホテル+パークチケット」の「セットプラン」も発売されています。夜行バスのメリットは各地から朝、東京ディズニーリゾートに到着すること。丸1日東京ディズニーリゾートで楽しむことができる点、そして何といっても「安い」という経済的な魅力に尽きるといえます。ただ長時間にわたる乗車で座席での睡眠なので、起きた時に疲れが残るかもしれません。またシャワーを浴びることができず、身支度に不自由するのもデメリットかといえます。ゆっくり休みたい、身支度をしたいといった場合、「JRもしくは飛行機+ホテル+パークチケット」の「セットプラン」の方がやはり魅力です。
一般的にイメージしている添乗員同行のバスツアーで東京ディズニーリゾートを含むツアーはほとんどないでしょう。東京ディズニーランド、ディズニーシーへのツアーは「往復交通機関(飛行機、JR、バス)+パークチケット(+宿泊)」のセットプランが中心になります。