現在も噴煙を上げる桜島は鹿児島のシンボル。鹿児島市内のさまざまな場所から眺めることができますが、せっかく鹿児島に来たならば、間近まで足を運んでみたいところ。鹿児島港から桜島まではフェリーでわずか15分。市内滞在中に気軽に足を運ぶことができます。桜島までのフェリーを運航しているのが「桜島フェリー」です。
桜島フェリーとは?
桜島フェリーは鹿児島市によって運営されています。24時間運航されていて、朝夕は最短15分間隔、昼間は20分間隔、夜間は30分間隔、深夜帯は60分間隔で運航されています。観光だけでなく、市民の「日常の足」として欠かすことができません。船の乗り場は鹿児島港フェリーターミナルと桜島港フェリーターミナル。鹿児島中央駅からはバスに乗って、「水族館前」というバス停で下車です。路面電車では「水族館口」という停留所で下車です。鹿児島フェリーターミナル付近には駐車場はなく、近隣の有料駐車場を利用することになります。桜島フェリーターミナルには有料の駐車場が用意されています。フェリーには車を載せることもできます。
観光客に人気!寄り道クルーズ
平成23年から運航されている「よりみちクルーズ」は、桜島と錦江湾の魅力を海上から約50分間で身近に楽しめる毎日運航の「プチクルーズ」。鹿児島港フェリーターミナルを出発して、海に浮かぶ神瀬(かんぜ)灯標、沖小島(おこがしま)や大正溶岩原沖を通って桜島港に向かいます。一日一便で毎日運航。11時10分に鹿児島港を出発します。乗船料金は大人600円、小人300円です。車を載せることもできます。
桜島フェリー名物 やぶ金のうどん
鹿児島を代表するB級グルメといっても過言ではない「やぶ金」のうどん。約15分の船旅でも食べきれるよう、注文されたらすぐに出来上がります。営業時間は基本的に09:00~18:45(以降の時間は一部便で営業)。フェリーに乗船したらぜひ食べてみてください。