バカンスが天候に左右されることも多い今日この頃です。夏から秋にかけては台風のシーズン。今年は台風の発生が例年より多いので予定のクルーズも大丈夫か気になりますね。また天気が悪いと船が揺れたり船酔いしないか不安にもなります。ましてやはじめてのクルーズともなれば乗り物酔いしやすい人は心配と思います。
はっきりいって船は揺れます。なので、そんなときのために事前準備をしておきましょう。また船やエリア、クルーズの時期をうまく選ぶことも大切です。ではどんなことに気を付けたらよいでしょうか。
大きな船ほど揺れないの?
船は大きくなるほど揺れにくいです。しかし船の種類にはおおよそ関係なく気候や海の状態によってどんな船でも揺れます。例えば世界で一番大きい船は5,000人乗りです。「初めてのクルーズで揺れがとても心配」という人は1~3万トンの船ではなく、10万トン以上の船を選んで乗ってみるのもよいでしょう。しかしながら10万トンを越える大型の船でも沖に出ると天候によっては多少揺れを感じます。
コスタネオロマンチカは揺れる?
日本の港を拠点として航行するコスタネオロマンチカはサイズ的には中型船。6万トンにも満たないクルーズ船です。
クルーズ船は小さ目の船でも「フィンスタビライザー」というオールのようなものが船体の中央(海の下の見えない部分)から横に出ています。波やうねりからの影響を抑えるので、揺れにくくなっています。しかし天候によっては大きくゆれることは否めません。
航路によって変わる船の揺れ
クルーズは、エリアや季節によって揺れ方が違います。例えば瀬戸内海や海外のカリブ海などは島々に囲まれ年間を通して穏やかな海なので揺れも弱く船酔いも少ないです。
また人気の地中海クルーズはベストシーズンの春から夏は海が荒れないのでクルーズ料金も高めなものの酔いが不安ならこの時期がおすすめです。秋から冬は海が荒れやすいようです。
いざという時の船酔い対策!
酔いやすい人は酔い止めのお薬を持っていきましょう。船内でも買えますが、海外ブランドの薬の場合眠気がきついこともあるので、旅前に準備するのがおすすめです。また酔ってからでも効くタイプが便利です。
クルーズでは船の揺れには耐性がない人がほとんどです。普段の乗り物で気分が悪くならない人も船酔いになる可能性は高いのでお守りに準備はしておきましょう。
客室選びも意外と大切
船酔い対策は客室の位置も重要なポイントです。船は端に行くほどよく揺れ、高層に行くほど揺れやすいです。同じ船の中でも揺れを感じにくいのは、船の中央で下のフロアです。船酔いに弱い人は、広くて快適な高層の客室を選ばず、わざと下のほうのフロアに位置する客室をリクエストすることもあります。
船の中央にある客室というのは便利なので人気が高いので、早めに予約が得策です。希望を伝えてみてください。楽しいバカンス、客室でも快適に過ごしたいですね。