旅行,国内旅行,個人旅行,山陰,お城めぐり,日本100名城,国宝,イルミネーション松江城は江戸時代以前に建築された天守がそのまま残る「現存十二天守」の一つ。そして松江城下町は堀川が流れ、堀割りが規則正しく巡らされている「水の都」。堀川沿いに武家屋敷や松並木が並ぶしっとりとした雰囲気の町並み。そんな松江を彩る光のイベントが「松江水燈路」です。ここでは2023年の「松江水燈路」の開催概要と見どころを紹介します。
「松江水燈路2023」開催概要
開催期間
9月23日(土)~10月15日(日)の土・日・祝日に開催
(9月23日、24日、30日、10月1日、7日、8日、9日、14日、15日)
開催時間
18:00〜21:00
会場
松江城及び松江城周辺、堀川遊覧船
「松江水燈路」の見どころ
国宝・松江城のライトアップ&夜間特別登閣
国宝に指定されている松江城の天守は入母屋破風の屋根が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれています。そんな松江城が光で照らされて、幻想的な姿を眺めることができます。
松江城天守は四層五階、地下一階。天守の南には天守入口の防備をかたくするためにとり付けた地下一階の持つ平屋の附櫓が付属しています。望楼型天守で二層の櫓の上にさらに二層の望楼を載せた形になっています。
二層目と四層目は東西棟の入母屋造になっていて、二層目の南北面に入母屋破風の出窓をつけています。附櫓も入母屋造になっています。
壁面は一層目と二層目は黒塗の下見板張り、三層目と四層目と附櫓は上部が漆喰塗でその下が黒塗下見板張りとなっています。南北の出窓部分の壁は漆喰塗です。屋根は本瓦葺きになっています。
「松江水燈路」の開催日は夜間特別登閣を実施。昼間とはまた違った魅力を楽しめます。そして天守の周りを華やかで煌びやかな行燈や光のオブジェで彩られて幻想的な姿を楽しめます。
堀川遊覧船夜間運航
「堀川遊覧船」は松江城を囲む約3.7kmの堀川を、小舟に乗って巡る観光遊覧船。船上から松江城天守をはじめ、武家屋敷、塩見縄手の老松など風情ある町並みなどを眺めることができます。
「松江水燈路」の期間中は夜間特別運航を実施。幻想的なお堀端の行燈や情緒的な塩見縄手のライトアップを船の上から眺めることができます。また武家屋敷が無料開放されて、庭園と竹林がカラフルにライトアップされます。
「松江水燈路2023」でおすすめのホテル
「松江しんじ湖温泉」は宍道湖の北側の湖畔に面した温泉街。国宝松江城や松江市街地へのアクセスが良く松江観光に便利なのはもちろん、出雲大社へも最寄りの松江しんじ湖温泉駅から向かうことができます。「松江水燈路」の観光拠点として申し分ないロケーションです。
なにわ一水
「宍道湖畔に建つ温泉宿。全ての部屋が宍道湖に面していて、湖の景観を眺めることができます。露天風呂「邑美の湯」は、奥出雲の名勝地「鬼の舌震」を彷佛とさせる渓谷美を表現していて、自然石をふんだんに使いつつ、見上げた空には星がまたたく開放感あふれるお風呂です。
住所:島根県松江市千鳥町63
アクセス:JR松江駅北出口→バス循環線外回り約15分福祉センター下車→徒歩約2分
ホテル一畑
宍道湖畔に位置するアーバンリゾートホテル。客室や温泉展望浴場からは、嫁ヶ島や大山をはじめ中国山脈の山並を背景にした宍道湖の景勝を堪能できます。
住所:島根県松江市千鳥町30
アクセス:JR松江駅よりタクシーで約10分
夕景湖畔すいてんかく
日本海の幸、宍道湖の幸にて地元の食材をいかした料理が自慢の宿。境港から水揚げされた日本海の新鮮な魚介、とりわけシーズン時には松葉ガニをふんだんに取り入れた料理のほか、島根県の雄大な自然の中で飼育されたしまね和牛の料理などを堪能できます。
住所:島根県松江市千鳥町39
アクセス:JR松江駅より車で約10分
まとめ
「松江水燈路」では地元のお店がご当地グルメを屋台で販売したり、ワークショップなどを行います。幻想的な光の世界を単横しながらグルメや体験も楽しむことができて、非日常を感じるひと時を過ごせます。
「水の都」松江で過ごす秋のひと時はいかがでしょうか。