箱根登山鉄道、ロープウェー、ケーブルカー、芦ノ湖の海賊船など箱根を楽しむ交通機関はたくさんあります。また美術館巡りにはバスでの移動がかかせません。そんな箱根の交通機関をほぼカバーできるお得で便利なきっぷを紹介します。
箱根フリーパスとは?
「箱根フリーパス」は箱根登山鉄道全線、箱根ケーブルカー、箱根ロープウェー、
芦ノ湖の海賊船、箱根登山バス、観光施設巡りバスなどが乗り放題になる便利なきっぷ。
2日間用と3日間用の2種類があって、発着駅によって値段が異なります。
例えば新宿発着の場合
2日間用が 5,140円
3日間用が 5,640円。
小田原までの小田急線の往復乗車券も含まれています。
ロマンスカーに乗るときは別途、指定席特急券が必要になります。
利用日の1か月前から小田急線の駅などで買うことができて、
もちろん、出発日当日にも買うことができます。
箱根ガラスの森美術館やポーラ美術館のある仙石原、
そして御殿場プレミアムアウトレットまで利用できて、
この切符1枚だけで箱根の交通機関がほぼ全て利用できます。
箱根フリーパスで強羅公園に行こう!
箱根フリーパスは箱根にある施設で割引優待を受けることができます。箱根ガラスの森美術館、彫刻の森美術館、ポーラ美術館や箱根関所など。箱根の主だった観光施設50以上をカバーしています。
そんな中、箱根フリーパスを見せるだけで無料で入場できるのが強羅にある強羅公園(通常は入場料550円:2018年7月現在)。強羅公園は大正3年(1914年)に開園された、日本初のフランス式整型庭園です。春先のツツジ、初夏のアジサイ、秋の紅葉と季節に応じた自然の移り変わりを楽しむことができます。園内にある箱根クラフトハウスで陶芸や吹きガラス、サンドブラスト、ドライフラワーアレンジメント、とんぼ玉の工芸体験、茶室での茶道、熱帯植物園なども楽しめます。
ストレスフリーに箱根観光
「箱根フリーパス」の最大のメリットは乗り物に乗るたびに乗車券を買ったり、バスだったら運賃を支払ったりする手間が省けること。バスを降りるときに小銭を探したり、「Suicaのチャージがない!」といったことからも解放されます。「乗り降り自由」だから交通機関の運賃の出費を気にしなくてもいいのも強みです。