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福岡発 日帰り バス ツアー【ノリッポ】

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日帰りバスツアーに強い旅行会社

福岡市は九州の中心都市。古くから「アジアの玄関口」として、大陸との交流が盛んに行われ、発展してきました。志賀島から出土した「漢委奴国王」はそれを物語っています。大宰府は律令制の下に置かれた地方最大の役所として、外国との交渉の窓口、西の防衛、また九州諸国をまとめるという役割を持ち「遠の朝廷」と呼ばれました。九州の中心だけあって交通網も発達していて、福岡発の日帰りバスツアーもたくさん催行されています。

日帰りバスツアーについて

新聞広告などでもよく目にする「バスツアー」とは貸切バスで移動しながら旅をする旅行会社主催のパッケージツアーのことで、「募集型企画旅行」と呼ばれる契約形態です。「バスツアー」は旅行会社がツアーの行程の企画、料金設定など商品を造成してから参加者を募集します。通常、「最少催行人数」が設定されていて、「最少催行人数」を満たす参加者が揃うとツアーが実施されます。季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まった魅力的な商品があって選ぶのに迷うほどです。1日で手軽に楽しめる日帰りバスツアーと宿泊を伴う宿泊付バスツアーがあります。

日帰りバスツアーの魅力

「バスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということではないでしょうか。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「バスツアー」ならそんな心配もありません。また自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。また、人気のスポットなどは入場を待つ人の列で時間がかかることもあります。あらかじめコースが設定されている「バスツアー」なら「入場予約」がされていて、スムーズに入場できるといったこともあります。日帰り旅行の場合、「道迷い」「入場待ち」といった時間のロスは最小限にとどめたいところ。日帰りバスツアーならそんな心配も無用です。バスで移動する日帰りバスツアーはもちろん交通費込み。食事代金やツアーで立ち寄るスポットの入場料なども含まれていてとってもお得。日帰りバスツアーはお得に手軽に安心して1日で遊びに行けるところが魅力です。

福岡発 日帰り バスツアー 人気スポット

それでは福岡発の日帰りバスツアーではどういった場所を訪ねるのでしょうか。各旅行会社の福岡発の日帰りバスツアーのコースに組まれている主なスポットを紹介します。

角島

角島は山口県の北西にある、日本海にぽっかりと浮かぶ、つつみの形をした島。平成12年(2000)に角島大橋が完成して人気の観光スポットとなりました。角島の魅力は目を見張るばかりの白い砂浜とエメラルドグリーンの海。様々な映画やテレビ番組、コマーシャルのロケ地にもなっています。角島大浜海水浴場・キャンプ場としおかぜコバルトブルービーチは夏は海水浴で賑わいます。角島灯台は明治9年(1876)に初点灯した総御影石造り、日本海側初の洋式灯台。現在も毎日点灯しています。海士ヶ瀬公園は角島大橋と角島、そしてエメラルドグリーンの海と一望できる絶景スポットです。

元乃隅神社

元乃隅神社は地元の漁師であった岡村斉(おかむらひとし)さんの枕元に白狐が現れ、「これまで漁をしてこられたのは誰のおかげか。」と過去からの関わりを詳細に述べた後、「吾をこの地に鎮祭せよ。」というお告げがあったことをきっかけに建てられた神社です。商売繁盛、大漁、海上安全をはじめとして、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就、願望成就にご利益があります。目の前に広がる日本海のコバルトブルーと、丘を降って海に向かってずらりと並ぶ123基の朱色の鳥居、そして草花の緑が織りなす色彩のコントラストは見応え抜群です。

呼子

呼子は九州の北西部、東松浦半島の突端に位置する玄界灘に面した港町。古くから天然の良好として栄えました。呼子といえば日本三大朝市の一つ、呼子朝市。新鮮な魚介類がずらりと並ぶ圧巻の光景、露店を営む地元のおばあちゃんたちと交わす心温まる会話など、様々な魅力に溢れています。呼子名物といえばイカ。透明度抜群の「イカの活きづくり」はまさに絶品。本場の味を求めて多くの観光客が訪れます。

宗像大社

宗像大社は、天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)​の誓約(うけい)によって生まれた田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)の三女神を祀る神社です。本土にある辺津宮(へつみや)、大島にある中津宮、そして島全体が御神体とされる沖ノ島の沖津宮の3つを総称しています。古くから海上・交通安全の神として信仰されています。「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の名称で世界遺産に登録されています。辺津宮にある神宝館では神宝館があります。三角縁神獣鏡や金製指輪、金銅製龍頭など8万点に及ぶ沖ノ島祭祀遺跡から出土した奉献品が収蔵・展示されています。

柳川

北原白秋をはじめ数多くの文化人を輩出した福岡県南部の城下町柳川。市内にはお堀が縦横に張り巡らされています。江戸時代は立花藩の城下町として栄え、当時の面影を今も残しています。柳川で欠かせないのが市内を流れるお堀を巡る「川下り」。船頭さんの面白い、小粋な案内の下、赤煉瓦の建物や白なまこの壁を舟の上から見物しながら城下町を遊覧します。船頭さんの舟歌も川下りの楽しみの一つです。名物の「うなぎのせいろ蒸し」も堪能しましょう。日帰りバスツアーでは食事に含まれたりしています。

南阿蘇鉄道トロッコ列車

熊本県の阿蘇カルデラの南側を走る第三セクターの鉄道会社南阿蘇鉄道。大自然が育んだ雄大な阿蘇の景観を車内から楽しむことができます。沿線は緑、川、鉄橋、トンネルが続き、四季折々の自然景観を楽しむことができます。景観を楽しみながら鉄道の旅を楽しめるトロッコ列車が南阿蘇鉄道では走っています。列車は北の阿蘇五岳、南の外輪山に挟まれた南郷谷を白川に沿って東に進みます。バスツアーではトロッコ列車の乗車とともに日本名水百選に選定されている白川水源を訪ねるコースもあります。日帰りバスツアーでは荷物などをバスに乗せたまま、大自然に囲まれたのどかな鉄道の旅を楽しめます。

高千穂峡

高千穂は熊本県、大分県との県境にある「神々の里」。神話や伝説が言い伝えられているスポットが数多く残ります。自然が織りなす美しく神秘的な景観やパワースポットとしても知られる神社を巡って、「神話のふるさと」の魅力を感じることができます。高千穂峡は阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流が五ヶ瀬川に流れ出て冷え固まり侵食された断崖がそそり立つ峡谷です。高いところで100m、平均して80mの断崖が東西7㎞にわたって続いています。峡谷内には「日本の滝百選」に選ばれている真名井の滝があります。真名井の滝は天孫降臨の際、この地に水がなかったので、 天村雲命が水種を移した「天真名井」から湧き出る水が水源の滝と伝えられています。流れ落ちる高さ17mの滝は神秘的な魅力抜群。遥か昔の神話の世界を創造することができるでしょう。さらに神話に由縁のある「おのころ島」や「月形」「鬼八の力石」など、 高千穂峡の遊歩道のみで高千穂の魅力を十分に感じることができるスポットです。高千穂峡といえば貸しボート。ボートから見上げる真名井の滝は迫力満点です。

高千穂峡

長崎(軍艦島、ランタンフェスティバル)

江戸幕府が鎖国をしていた時代、唯一の対外窓口であった長崎は異国情緒溢れる町。長崎を訪れるバスツアーで多くコースに組み込まれているスポット軍艦島とお祭り長崎ランタンフェスティバルを紹介します。

軍艦島

軍艦島の正式名称は端島といいますが、岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートの建造物が建ち並ぶその外観が、三菱重工長崎造船所で建造されていた軍艦「土佐」に似ていたことから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つです。島の見学・上陸には予約制の軍艦島上陸クルーズに参加する必要があります。日帰りバスツアーではコースの一部になっているので、上陸クルーズを予約する手間が省けます。

軍艦島全景

長崎ランタンフェスティバル

長崎ランタンフェスティバルは毎年1月下旬から2月上旬にかけて行われる祭り。中国の旧正月を祝う行事を起源としています。長崎市内の7つの会場で行われる長崎の冬の風物詩です。三代中華街の一つに数えられる新地中華街を中心に飾られる約1万5000個の極彩色のランタンと、各会場の大小さまざまなオブジェが一帯を幻想的に彩ります。

くじゅう高原

くじゅう高原のある「阿蘇くじゅう国立公園」は「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づく「国立公園満喫プロジェクト」に選ばれた8つの国立公園の一つ。くじゅう連山などの火山群とその周囲に広がる雄大でなだらかな高原、そして湧き上がる豊かな温泉が魅力。豊かな自然景観を車窓から楽しめるくじゅう高原。日帰りバスツアーが訪れるスポットを2ヶ所紹介します。

九重“夢”大吊橋

「九重“夢”大吊橋」は鳴子川渓谷の標高777m地点に架かる長さ390m、川床からの高さ173mでともに日本一の規模を誇る日本一の人道専用吊橋。橋の上からは日本の滝百選に選ばれた震動の滝の雄滝や雌滝、紅葉で有名な九酔渓の絶景を楽しめます。

くじゅう花公園

「くじゅう花公園」ではくじゅう連山や遠くに阿蘇五岳を背景とした美しい自然が満喫できて、春はチューリップやビオラ、シバザクラ、ポピー、初夏から夏にかけてはラベンダーやひまわり、秋はラベンダーやケイトウ、ひまわりと四季折々の花々に囲まれて癒しとくつろぎのひと時を過ごすことができます。

温泉(黒川温泉、長湯温泉)

温泉はバスツアー、特に宿泊ツアーでは定番のテーマ。九州の温泉地といえば「おんせん県おおいた」を代表する別府温泉、由布院温泉の二大温泉地が有名ですが、ここでは熊本・阿蘇の温泉地黒川温泉と「日本一の炭酸泉」長湯温泉を紹介します。

黒川温泉

緑豊かな山々に囲まれた三十軒の旅館が集う山間の温泉地。季節ごとに美しく表情を変える景観と、「入湯手形」で楽しむ豊富な泉質を堪能できる露天風呂の湯巡り。里山ならではの、ゆったりと流れる上質な時間を楽しめます。

長湯温泉

長湯温泉は久住山麓にある奥豊後の温泉地。炭酸濃度、湧出量、温度から「世界屈指の炭酸泉」、「日本有数の炭酸泉」とされ、その効能で知られています。岡藩主・​中川候が入湯宿泊のために温泉を取り込んだ御茶屋が建設するなど古くから湯治場として広く知られています。また歌人の与謝野鉄幹や種田山頭火など多くの文人にも愛されました。温泉街の中心を流れる芹川の川原にあり、人間の娘に恋をしカニの伝説が残る混浴露天風呂「ガニ湯」や、ドイツ風の建築が特徴的な「御前湯」、そして炭酸の気泡がはっきり見える湯で有名な「ラムネ温泉」などバラエティに富んだ温泉を楽しめます。

クイーンビートル バスツアー

福岡発着 クイーンビートル 国内遊覧

「QUEEN BEETLE」はJR九州高速船が運航している博多と釜山を結ぶ最新型の高速船。現在、定期航路は全面運休していていますが、2定期的に国内遊覧コースを実施しています。海上から福岡タワーや志賀島、能古島を眺めることができる90分のショートクルーズ福岡湾遊覧コース、夕暮れ時に美しい夕日が見られるスポットが数多くある糸島半島沖を運航する糸島沖遊覧コースの二つのコースが運行されています。また旅行会社限定の沖ノ島遊覧コース では世界遺産の登録されていて、一般の上陸が許可されていない「神宿る島」沖ノ島を船上から遥拝します。大手旅行会社のH.I.Sでは「QUEEN BEETLE」の国内遊覧に乗船できる福岡発の日帰りバスツアーを組んでいます。

世界遺産「神宿る島」沖ノ島海上遥拝&宗像大社正式参拝!宗像の新鮮食材を使った今が旬のイカ丼と穴子刺身&天ぷらランチ♪

「福岡」と「博多」の違い

「福岡」と「博多」。よく混同して使われるこの両者についてここで整理してみたいと思います。「続日本紀」では九州における国の出先機関であった大宰府が、朝廷に対して博多湾一帯を指す「博多大津」の国防警備の懸念を伝えていて、文献上、「博多」という地名が登場します。奈良時代から平安時代にかけて、九州における迎賓館として「鴻臚館」が置かれ、平清盛が日宋貿易の拠点として港を整備しました。室町時代には日明貿易の拠点として栄え、豊臣秀吉は九州平定と朝鮮出兵の拠点として「太閤町割り」と呼ばれる町づくりを行いました。「博多」は古くから海外との貿易都市として栄え、商人の街として発展してきました。一方、「福岡」は関ヶ原の戦いの後、筑前国を与えられた黒田氏が「福岡城」を築城、城を築いた那珂川から西のエリアを「福岡」と命名して、城下町として発展してきました。「福岡」の名前は黒田家祖先ゆかりの備前国邑久郡福岡(現在の岡山県瀬戸内市)にちなんだといわれています。「福岡」と「博多」との境界には石垣が築かれていました。明治維新後、「福岡市」発足にあたり市名を「福岡」にするか「博多」にするか大きな議論となった過去もあります。

まとめ

福岡市は各種調査で「住みやすい都市」「住み続けたい都市」で常に上位に位置しています。福岡に赴任していたビジネスマンの中にはあまりの住み心地の良さに「福岡を離れるのが寂しい」といった人も多いです。そんな福岡に滞在しながら気が向いたら日帰りバスツアーに参加する、そんな滞在もいいですね。

日帰りバスツアーに強い旅行会社

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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