日帰りバスツアーについて
新聞広告などでもよく目にする「バスツアー」とは貸切バスで移動しながら旅をする旅行会社主催のパッケージツアーのことで、「募集型企画旅行」と呼ばれる契約形態です。「バスツアー」は旅行会社がツアーの行程の企画、料金設定など商品を造成してから参加者を募集します。通常、「最少催行人数」が設定されていて、「最少催行人数」を満たす参加者が揃うとツアーが実施されます。季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まった魅力的な商品があって選ぶのに迷うほどです。1日で手軽に楽しめる日帰りバスツアーと宿泊を伴う宿泊付バスツアーがあります。
日帰りバスツアーの魅力
「バスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということではないでしょうか。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「バスツアー」ならそんな心配もありません。また自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。また、人気のスポットなどは入場を待つ人の列で時間がかかることもあります。あらかじめコースが設定されている「バスツアー」なら「入場予約」がされていて、スムーズに入場できるといったこともあります。日帰り旅行の場合、「道迷い」「入場待ち」といった時間のロスは最小限にとどめたいところ。日帰りバスツアーならそんな心配も無用です。バスで移動する日帰りバスツアーはもちろん交通費込み。食事代金やツアーで立ち寄るスポットの入場料なども含まれていてとってもお得。日帰りバスツアーはお得に手軽に安心して1日で遊びに行けるところが魅力です。
日帰り バスツアー 温泉
「温泉」をテーマにしたコースは大人気。女子旅や一人旅で参加する人も多く、日帰りバスツアーのコースにも組まれています。日帰りバスツアーでは温泉に加えて、グルメ、花や紅葉といった四季折々の景観、ブランド牛のステーキや、カニやフグ、アワビといった目の前の海でとれた新鮮な海の幸、ご当地グルメ、伝統的な郷土料理、季節のフルーツ狩りといったグルメも存分に楽しめることができます。日帰りバスツアーではあまり知られていない「秘境」と呼ばれる温泉地を訪ねるコースもあり、奥深い日本の魅力に触れることもできます。
日帰り バスツアー 温泉地
ここで日帰りバスツアーで実際に訪れる温泉地を紹介します。
宝川温泉 宝川荘
首都圏発の日帰りバスツアーで立ち寄る温泉。毎分1,800リットルを超える湯量を誇る、大自然の温泉宿です。渓流沿いの露天風呂は延べ約470畳にも及ぶ圧倒的な広大さを誇ります。映画のロケをはじめ、数多くの雑誌やテレビ番組、ポスター等で使われている「摩訶の湯」は広さ120畳の露天風呂。秋の紅葉を中心に四季折々の自然を楽しみながら温泉を楽しめます。
猿ヶ京温泉
首都圏発の日帰りバスツアーで立ち寄る温泉。赤谷湖を見下ろすように宿が立ち並ぶ、緑に囲まれた静かな雰囲気の温泉地です。永禄三年(1560)、関東出陣中の上杉謙信が、就寝中に宴の席でごちそうを口に入れたとたん、前歯がいっきに8本も抜け、手の中に落ちてしまうという夢を見ました。翌日、家来に戦の直線に不吉な夢を見たと伝えたところ、家来がを「片っ端から関八州を手中にするという、縁起の良い夢でございます」と進言しました。永禄三年(1560)は唐申年。申の月、申の日にあたり、上杉謙信も申年生まれだったことから上機嫌になり、「この地を申ヶ今日と改めるぞ」といいました。この「申ヶ今日」が訛って、文字も変わって「猿ヶ京」と呼ばれるようになったといわれています。
山中湖温泉「紅富士の湯」
首都圏発の日帰りバスツアーで立ち寄る温泉。日本情緒豊かな庭園と露天風呂、富士の絶景と広い空間が自慢の日帰り温泉施設です。水素イオン濃度(pH)10.3という非常に高いアルカリ性の値を有しながら、成分的にマイルドという、世界的にも極めてめずらしい良質のアルカリ性単純温泉です。 全ての浴槽から富士山を一望することができます。
赤沢温泉郷
首都圏発の日帰りバスツアーで立ち寄る温泉。24万平方メートルの広大な敷地に日帰り温泉施設や、海洋深層水のスパ、ボウリングなど様々な施設が点在しています。日帰り温泉館では空と海と湯舟が一体に見える眺望抜群の大露天風呂をはじめ、露天風呂付き個室、タイ古式マッサージなどを楽しめます。
城崎温泉
720年に温泉が湧出して開かれたと言われる約1300年の歴史を誇る温泉地城崎温泉を訪ねるコースが人気。「城の崎にて」の作者、志賀直哉や有島武郎をはじめ、多くの文人に愛されてきました。城崎には23箇所の文学碑があり、文豪ゆかりの地に建てられた文学碑をたずねる「文学碑めぐり」も楽しめます。趣の異なった外湯と呼ばれる7つの共同浴場を楽しめます。冬は「カニ食べ放題」のツアーで城崎温泉を訪ねるコースが多く、温泉と冬の味覚を楽しめます。大阪発着の「カニ」の日帰りバスツアーといえば「城崎温泉」といっても過言ではないでしょう。情緒あふれる温泉街とあったかい温泉、日本海の海の幸を満喫できる日常を忘れた1日になること間違いなしです。
温泉に立ち寄るバスツアーでは温泉だけでなく、季節の旬の味覚や四季折々の自然景観を楽しむことができます。日帰りバスツアーなら出発日間際まで予約を受け付けるコースも多いです。バスツアーに参加して、日ごろの疲れをいやすひと時を過ごしてはいかがでしょうか。