美しい海と温暖な気候を持つ青島、高千穂峡、日南海岸など宮崎県と異国情緒あふれる港町神戸を結ぶフェリーが「宮崎カーフェリー」というフェリー会社です。観光スポットを効率よく巡るには車やバイクでの移動が一番。カーフェリーならマイカーやバイクを乗せることも可能。長距離運転のリスクも軽減できるフェリーは実はおすすめの移動手段。宮崎と神戸を結ぶ「宮崎カーフェリー」について記事を書かせていただきます。
宮崎カーフェリー
宮崎カーフェリーの運航ダイヤ
宮崎カーフェリーの運航ダイヤは下記のとおりです。
宮崎港フェリーターミナル発
宮崎港 19:10発⇒神戸港 翌07:30着
神戸三宮フェリーターミナル発
神戸港 19:00発(日曜日は18:00発)⇒ 宮崎港 翌08:40着
宮崎カーフェリー 新造船就航
現在、宮崎カーフェリーでは「みやざきエクスプレス」と「こうべエクスプレス」という2隻の船が運航しています。新造船就航が決定しています。先日、新しい船の名前が発表されました。新しい船の名前は1隻目が「フェリーたかちほ」、2隻目が「フェリーろっこう」です。船の名前は「覚えやすく、親しみやすい名称。1隻目は宮崎らしさ、2隻目は神戸らしさが感じられる名称」っとして公募した上で決定しました。1隻目は2022年5月、2隻目は11月の就航を予定しているとのことです。新しい船は「船舶の大型化」「客室の個室化」「省エネの達成」を基本テーマにしています。就航が待ち遠しいですね。
宮崎カーフェリー 運賃
宮崎カーフェリーの旅客のみの運賃は下記のとおりです。カッコ内は小人運賃です。
客室等級 | 運賃 | 運賃(繁忙期) |
特等 | 25,300円 (12,650円) |
30,800円 (15,400円) |
1等 | 19,800円 (9,900円) |
22,550円 (11,280円) |
寝台 | 12,800円 (6,400円) |
14,750円 (7,380円) |
2等 | 11,000円 (5,500円) |
12,650円 (6,330円) |
大人1名2等片道運賃込みの自動車の航送運賃は下記のとおりです。
車両の長さ | 運賃 | 運賃(繁忙期) |
3m未満 | 19,250円 | 22,000円 |
4m未満 | 24,750円 | 27,500円 |
5m未満 | 30,250円 | 33,000円 |
6m未満 | 35,750円 | 38,500円 |
上位カテゴリーの客室を希望する場合の追加運賃は下記のとおりです。
客室等級 | 運賃差額 | 運賃差額(繁忙期) |
特等 | +14,300円 | +18,150円 |
1等 | +8,800円 | +9,900円 |
寝台 | +1,800円 | +2,100円 |
ペットを連れていく場合、ペットルームの用意があります。利用料は2,100円。利用料金は船内案内所での支払いになります。
港情報
宮崎港フェリーターミナル
宮崎カーフェリーの宮崎の発着港が宮崎フェリーターミナルです。JR宮崎駅西口2番のりばからバスが出ていて、所要時間は約15分。バス運賃は片道280円(JR宮崎駅~宮崎フェリーターミナル間乗車の場合)です。13:30から出航時間まで売店が営業しています。宮崎の特産品を使ったお菓子、加工品、焼酎など取り揃えてます。
神戸三宮フェリーターミナル
JR三宮駅から神戸三宮フェリーターミナルまで連絡バスが運行しています。乗り場は三宮バスターミナル6番バス停。所要時間は約10分です。運賃は210円。神戸港までの運賃 210円 ー
月~土 1便 17:20、月~土 2便 17:50、日曜日 1便 16:45、日曜日 2便 17:20にそれぞれ三ノ宮駅を出発します。
関西から宮崎への移動はJRの場合、新幹線で小倉駅で乗り換え、特急ソニックに乗車して大分駅で特急にちりんに乗り換えることになり、所要時間もかかります。飛行機の場合、空港にレンタカーもありますが、やはり乗り慣れているマイカーなら安心感はより一層のことと思います。夜、寝ている間に移動して、朝、到着するのがフェリーの旅の魅力。「宮崎カーフェリー」に乗って南国宮崎を訪ねてみてはいかがでしょうか。