「千年の都」京都は見どころがたくさん。もちろん、一度の旅行で全ての見どころを回るのは困難で何度も足を運んで寺社仏閣に足を運ぶ人も多いです。近年、外国人観光客が大勢詰めかけていて、「オーバーツーリズム」の弊害が出てきていた京都ですが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により一時期の大混雑がうそのよう。こうゆう時期だからこそ、あらためてゆっくり京都を歩くことで「日本文化の良さ」を再発見できると思います。近年は自由度も高い旅行会社の往復新幹線+ホテルの「セットプラン」も多い京都。個人手配の場合との比較について紹介していきます。
往復新幹線+ホテルセットプラン
多くの旅行会社から発売されている京都への往復新幹線の運賃とホテルがセットになっているプラン。観光はフリーでオプショナルで定期観光バスや入場券などを付けることができます。「往復新幹線+ホテル」セットプランの場合、往復新幹線の時間帯を選ぶことも可能です。時間帯や旅行時期によって追加料金が発生します。また「限定列車」を選ぶと割安になることもあります。「フリープラン」の商品だと大人数で行く「添乗員同行ツアー」とは異なり、宿泊するホテル・旅館も希望に応じて比較的自由度は高くなります。デメリットとしてはまず往復新幹線は「契約乗車票」と呼ばれる乗車券になり、途中下車や乗車変更に対応できないのが一般的です。またホテル・旅館についても施設の選択肢は自由度が高くなるものの、選べる客室のカテゴリーは限定的です。例えば複数の客室タイプを持つホテルであっても、パッケージプランで選べる客室は「スタンダード」のみといったことも多いです。
個人手配旅行
宿泊先、移動手段、そしてスケジュールを自由に決めることができるのが最大のメリットです。宿泊するホテルや旅館も臨機応変に日程や行動内容を変更することもできるため、「もう一泊したい」と思った時、ホテルや旅館に空きがあればもう一泊することができます。「セットプラン」では取り扱いがない上位カテゴリーの部屋も個人手配なら予約も可能だったりします。また、往復の新幹線も指定席は出発時刻前ならば1回だけ無料で変更することができます。自由席特急券は2日間有効なので翌日も利用できます。また例えば、東京に戻る途中、名古屋で途中下車したくなったという場合、進行方向の向かっていく場合、乗車券は途中下車が可能、特急券も1回だけ区間変更が無料でできます。デメリットといえば乗車券類の購入、宿の手配も全て自分で行うこと、宿泊施設の多い京都の場合、宿選びも大変かと思います。また「セットプラン」に比べると一般的に「割高」になりがちです。
インターネットが一般的になった現在、個人手配で予約できるホテル予約サイトもたくさんあります。また雑誌などで紹介される宿などもあります。決して「どちらが良い」とは言い難い個人手配旅行と「セットプラン」のツアーの比較。自身のスタイルにあわせて使い分けるといいかと思います。