アラスカクルーズ ケチカンの魅力とおすすめ観光スポット |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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アラスカクルーズ 寄港地 ケチカン おすすめ観光スポット【ノリッポ】

投稿日:2020/05/11 更新日:

アラスカクルーズでは大自然の営みによって育まれた氷河やフィヨルドといった絶景、クジラやイルカといった海の上でしか出会えない野生の哺乳動物の観察といった魅力に出会えます。ベストシーズンは6月から9月。世界中から大勢の観光客が訪れます。今回紹介するアラスカクルーズの寄港地はケチカンです。

アラスカクルーズ一覧

ケチカンの概要

アラスカクルーズの寄港地ケチカンはアラスカ州南西部の港湾都市。昔からサーモン漁で栄えた街で、1858年に缶詰工場がサケ缶の製造が盛んになりました。また林業も重要な産業です。クルーズ船がインサイド・パッセージを航行するようになると、ケチカンは寄港地として人気がでるようになりました。南から北へと向かうアラスカ・マリンハイウェイのフェリーやクルーズ船の最初の寄港地となる「アラスカ最初の都市」でもあります。雨量が多い街ですがケチカンの人々は雨を「液体の太陽光線」と呼んで雨が降っていても滅多に傘をさすことがことがありません。

ディズニークルーズ アラスカクルーズ

ケチカンのおすすめ観光スポット

ミスティ・フィヨルド国立公園

ケチカンの東35㎞にあるミスティ・フィヨルド国立公園は青い湖、氷河の谷、神秘的な滝や海面から900mの高さに突き上がるようにそびえる岩壁など雄大な自然のパノラマを楽しむことができます。雨が不断に降るため霧がかかっているように見えることから「ミスティ・フィヨルド」と呼ばれるようになりました。クジラやワシ、アザラシの群れなどの野生動物に出逢えることもあります。

プリンセス・クルーズ アラスカクルーズ

サックスマン・ネイティブ・ビレッジ

「サックスマン・ネイティブ・ビレッジ」はケチカンの南、サクスマンにあります。ここは約150人の先住民が暮らしている小さな村です。先住民の人たちが伝統的なダンスと歌を披露して出迎えてくれます。また28本ものトーテムポールがありトーテムポールの最大のコレクションといわれています。またトーテムポールの製作の現場を見学したり、地元の伝統工芸品を買ったりすることができます。

ホーランド・アメリカライン アラスカクルーズ

トーテム・ヘリテージセンター

日本でもおなじみのトーテムポールはアラスカ州が発祥の地です。ケチカンの先住民トリンギット族はとりわけトーテムポールの風習のさかんな地域でした。「トーテム・ヘリテージセンター」では、ケチカンの先住民が残した数々のトーテムポールを見ることができます。トーテムポールには宗教的な意味合いはなく、その人の出自や家系、自分たちに関わる伝承などを彫って記したものとのことです。

ロイヤル・カリビアン アラスカクルーズ

クリーク・ストリート

「クリーク・ストリート」はケチカン川の河口にあって、建物が川に突き出て建つ水の上の板張りの遊歩道です。通り沿いにはレストランやお土産屋さんも多いです。

「トーテムポール発祥の地」ともいえるケチカン。実はこの地域の伝統的な工芸品です。先住民の文化を広く観光客にも伝えながら、継承していくケチカンの寄港地観光でアラスカの伝統的な民俗文化もお楽しみ下さい。

ノルウェージャンクルーズ アラスカクルーズ

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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