西武鉄道 新しい特急列車「Laview」 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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西武鉄道 新しい特急列車「Laview」

投稿日:2019/07/01 更新日:

「いままでに見たことのない新しい車両」

最近、西武鉄道の車内の広告などでよく見かけるのが西武鉄道の新型特急「Laview」。2019年3月に西武池袋線でデビューしました。コンセプトは「いままでに見たことのない新しい車両」。

1.都市や自然のなかでやわらかく風景に溶け込む特急
2.みんながくつろげるリビングのような特急
3.新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急

以上の3つをコンセプトに掲げています。デザインは妹島和世さんが担当しました。長年、親しまれてきた西武鉄道の特急「レッドアロー」から順次置き換えられていくとのことです。「Laview」という愛称は”L “が 贅沢(Luxury)なリビング(Living)のような空間、”a”が矢(arrow)のような速達性、”view”が大きな窓から移りゆく眺望(view)を意味するとのことです。

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「Laview」の外観

「Laview」の外観は球面形状の前面デザインが採用されていて、前面窓は曲線半径 1,500mmの三次元の曲面ガラス、客室の窓は縦 1,350mm×横 1,580mmの大きな窓ガラスになっています。車体はアルミニウム合金製車体を採用されていて、周りの風景が溶け込むようシルバーメタリックの塗装が施されています。東京メトロ副都心線、有楽町線への乗り入れも考慮して前面には貫通扉を有しています。

「Laview」の車内

「Laview」の車内は大きな窓と白を基調とした明るい客室になっています。座席は黄色を基調にしていて、エントランスも同じく基調としています。また床にはダークグレーの人造大理石が敷き詰められています。車内アナウンスは鉄道好きで知られるタレントの久野知美さんが担当しています。

「Laview」の運行スケジュール

2019年7月現在、「Laview」の車両を使用する列車は下記の通りです。

平日
下り列車:ちちぶ 29 号・むさし 43 号・むさし 53 号
上り列車:むさし 34 号・ちちぶ 48 号・むさし 58 号
土休日
下り列車:ちちぶ 25 号・むさし 39 号・むさし 49 号
上り列車:むさし 78 号・ちちぶ 44 号・むさし54 号

今後、車両の製造が進むにつれて「レッドアロー」の車両と置き換えられていきます。

沿線に「ムーミンバレーパーク」もオープン

2019年3月に新型特急のデビューと同時にオープンしたのムーミンの世界を満喫できる「ムーミンバレーパーク」。西武池袋線の飯能駅が最寄駅です。「ムーミンバレーパーク」があるメッツァビレッジは北欧ブランド雑貨や新鮮な地元野菜、工芸品などのショッピングを楽しめるお店や北欧風の飲食を堪能できるレストラン、ものづくりやアートを通じたワークショップ、湖面の散歩を満喫できるレンタルカヌー、季節ごとのイベントなどを楽しめます。

西武鉄道といえば秩父。秩父への移動を楽しんでいただきたいという鉄道会社の思いがこもった新型特急。秩父への旅も楽しみになりますね。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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