家族旅行はいつまで経ってもかけがえのない思い出になります。日常を離れて、家族水入らずで過ごすひと時は、「家族の絆」を改めて感じることができるいい機会です。子供にとっても家族と過ごした忘れられない思い出になる家族旅行。そこで子供連れでも楽しめる温泉地を厳選して10か所紹介します。
熱海温泉(静岡県)
熱海は東海道新幹線をはじめ、JR東日本の特急列車「踊り子」など公共交通機関でのアクセスも充実。普段は車を運転しないので、運転が不安という人も公共交通機関で気軽に足を運べるのも大きな魅力。一年を通して開催されている熱海海上花火大会は子どもが喜ぶこと間違いなし。季節の花々を楽しめる公園やビーチなど、子連れの家族旅行で楽しめるスポットもいっぱい。送迎サービスのあるホテル・旅館も多いので、駅に着いてからの移動も安心です。
伊東温泉(静岡県)
特急「踊り子号」が停車するJR伊東駅があり、鉄道でのアクセスもしやすいホテル。「伊豆アニマルキングダム」や「伊豆ぐらんばる公園」、「伊豆シャボテン公園」といった子連れの家族旅行で子供たちが一日楽しんで過ごせるスポットもいっぱい。豊かな自然環境の中で思いっきり体を動かしたり、子供たちの好奇心を刺激できたり、親子で楽しめます。
箱根湯本温泉(神奈川県)
江戸時代からある「箱根七湯」(湯本・塔之沢・堂ヶ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯)に加えて、現在では17の温泉場がある箱根。中でも箱根湯本温泉は箱根登山鉄道の駅があって、小田急ロマンスカーがあってとっても便利。駅前からは箱根の各スポットに行くバスも発着していて、箱根への子連れ家族旅行で観光の拠点として抜群のロケーション。箱根海賊船や大涌谷から吹き上がる噴煙など美しい景観と自然の営みを親子で楽しめます。駅前は商店街も多く、買い物にも困りません。
草津温泉(群馬県)
「天下の名湯」として知られる草津温泉。温泉地は白根火山の東側、標高1000~1200メートルに位置しています。強酸性の泉質に特徴を持っていて、効能が高く湯治場として長い歴史を持っています。伝統の「湯もみ」や踊り、太鼓などのパフォーマンスを楽しめたり、「湯もみ」を実際に体験してみたり、子連れの家族旅行で親子で楽しめるイベントもいっぱいです。
鬼怒川温泉(栃木県)
鬼怒川温泉は江戸時代に発見され、当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたという温泉です。明治以降に一般開放されてからは多くの観光客が訪れ、鬼怒川渓谷沿いには旅館やホテルが建ち並ぶ関東有数の大型温泉地として発展しました。周辺は豊かな自然に囲まれており、江戸ワンダーランドや東武ワールドスクウェアなどのテーマパークも多く、子供連れの家族旅行におすすめの温泉地です。
別府温泉郷(大分県)
別府は、湧き出るお湯の量と、泉質の豊富さが日本一。市街のいたるところから温泉の湯けむりが立ち上がっていて、「別府の湯けむり・温泉地景観」として国の重要文化的景観に指定されています。「別府八湯」と呼ばれる別府温泉、鉄輪温泉、明礬温泉、観海寺温泉、浜脇温泉、柴石温泉、亀川温泉、堀田温泉の8つの温泉があり、それぞれのエリアで温泉の泉質も違い、温泉の魅力を楽しむことができます。別府ラクテンチ、ハーモニーランド、アフリカンサファリ、高崎山と海たまごなど子どもが一日楽しめるアミューズメントスポットや動物と触れ合えるスポットが盛りだくさん。アミューズメント施設が充実しているホテルもあって、子連れの家族旅行におすすめの温泉地です。
黒川温泉(熊本県)
黒川温泉は阿蘇山の北側、大分県との県境近くにある熊本県阿蘇郡南小国町にある温泉地。緑豊かな山々に囲まれ、田の原川の渓谷の両側に温泉街があります。黒川温泉の特徴は宿と里山の風景を「一つの旅館」として捉える「黒川温泉一旅館」という考え方。ひとつひとつの旅館は「離れ部屋」、旅館をつなぐ小径は「渡り廊下」として温泉街全体の風景を「一つの旅館」として見なしています。黒川温泉の特徴は宿ごとに源泉が異なること。効能別に色々な泉質の温泉を家族で楽しむことができます。広大な大自然に恵まれ、たちとの触れ合い、乗馬、温泉に公園と子供たちがのびのびと楽しめるスポットが盛りだくさんです。
南紀白浜温泉(和歌山県)
白浜温泉は日本三古湯の一つに数えられ、「日本書紀」や「万葉集」にも「牟婁(むろ)の温湯」「紀の温湯」として登場する古くから多くの人に愛されてきた温泉地。斉明、天智、持統、文武天皇も湯治に訪れました。太平洋に面していて、美しい砂浜が続く海岸も魅力。アドベンチャーワールドは動物とのふれあいや多彩なアトラクションがあって子供たちが一日楽しめるスポットです。
城崎温泉(兵庫県)
城崎温泉は、古くから続く歴史ある温泉地。浴衣が似合う町としても知られていて、町の中央を流れる大谿川に沿った柳と桜の並木を浴衣姿で下駄をはいて歩くと古き良き温泉情緒を感じることができます。趣の異なる外湯と呼ばれる7つの共同浴場を親子で巡るのも楽しみ。冬は日本海の海の幸・カニ料理を楽しめます。鉄道駅があって、大阪、京都から特急列車でアクセスしやすく、車を運転しない子連れの家族旅行におすすめのスポットです。
下呂温泉(岐阜県)
下呂温泉は平安時代の天暦年間(947~957年)に源泉が発見されて以来、1000年の歴史を持っています。傷ついた一羽の白鷺が温泉のありかを知らせたという伝説があります。「日本三名泉」の一つとされています。花火ミュージカルやキャンドルイルミネーションなど子連れの家族旅行で親子で楽しめるイベントも盛りだくさんです。
まとめ
日本には数多くの温泉地があります。そんな日本の温泉地の中で小さな子供がいる子連れの家族旅行でも楽しめるスポットやイベントがある温泉地を紹介しました。家族旅行の目的地選びの参考になると幸いです