コープトラベルは生活協同組合コープさっぽろの系列の旅行会社。北海道一円に店舗を持っています。北海道発着の日帰り・宿泊のバスツアーを催行しています。日帰り・宿泊に分けてコープトラベルのバスツアーが訪ねる人気観光スポットを紹介します。
コープトラベル 日帰り プライベートタクシー
コープトラベルの日帰りツアーではプライベートタクシーで道内の観光地を巡るコースがあります。札幌市内、小樽市内の人気観光地巡り、「積丹ブルー」といわれる絶景が見どころの積丹半島、ビール醸造所見学、ワイナリー訪問、海鮮グルメなど内容も多彩。ここでは札幌を発着するプライベートハイヤーの日帰りツアーで訪ねる観光スポットを紹介します。
札幌
サッポロビール博物館
北海道開拓時代から現代のサッポロビールの歴史的資料に触れながら見学ができます。
白い恋人パーク
大人気の北海道土産「白い恋人」などの製造ラインが見学できる他、チョコレートの歴史を学べるコンテンツや、ISHIYAオリジナルスイーツが味わえるカフェ、更にはオリジナルの白い恋人作りを体験することができるお菓子のテーマパークです。
旭山記念公園
藻岩山や円山に隣接した高台にあり、石狩平野や日本海、市内を一望できる眺めのよい公園で、昭和45年、札幌市創建100年記念事業の一つとして造成されました。
小樽
小樽運河
北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽港。小樽港が取り扱う荷量が多くなったため、沖合いで艀(はしけ)を使った荷揚げから艀が倉庫の近くまで直接行けるために建設した水路が小樽運河です。運河は大正12年に完成し、内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られたため、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴となっています。戦後になると、港の埠頭岸壁の整備されて運河の使命は終わりました。運河に沿って石造の倉庫群は当時のまま建ち並んでいて、レストランやお店として活用されています。散策路には63基のガス灯が設置され、夕方以降はガス灯がともるとともに石造倉庫群がライトアップされます。
北一硝子
すっかり小樽の名物になったガラス細工。小樽のガラスの歴史は、「石油ランプ」と漁具の「浮き玉」から始まります。北海道は電気の普及が本土に比べて追いついていなかった小樽ではガラス製の石油ランプが各家庭で必需品でした。かつては漁業も盛んだった小樽では、漁具としてガラス製の浮き玉を使用していました。このため、小樽では実用的な石油ランプや浮き玉製造を中心とするガラス工業が盛んでした。時代と共にガラス製品の需要は少なくなったのですが、実用一本だったガラス製品を見直し、工芸品としての活用を試みることでガラス工芸を小樽を代表する文化になりました。長年にわたり小樽でガラス製造に携わってきたのが北一硝子。北一硝子三号館は明治24 年に漁業用倉庫として建てられた木骨石張倉庫を改装して硝子販売の店や喫茶店として営業されています。
小樽オルゴール堂本館
小樽のお土産としてガラスとともに有名なのがオルゴール。「小樽オルゴール堂本館」の建物は外観は大正元年に建てられた、米穀商「共成」の本社社屋と倉庫を平成元年にリノベーションしたものです。小樽の倉庫街は石造りのものが多い中、オルゴール堂本館はレンガ造りの倉庫になっており、小樽市指定歴史的建造物として近隣の景観の中でも一際、目を引きつけます。建物の正面にある「蒸気時計」は、撮影スポットとしてもおすすめです。
神威岬(かむいみさき)
北海道積丹郡の突端にある「神威岬」。義経に強く想いを寄せるアイヌの娘チャレンカが海に身を投げた悲しい伝説が残されている場所です。チャレンカの身体が神威岩となって、以来女性を乗せた船が通ると必ず転覆しまうため、神威岬は女人禁制となったと言われています。神威岬の先端へは駐車場から歩いて約20分。「チャレンカの小道」という散策路を通って向かいます。積丹半島北西にある岬の先端に、黒い帯を灯塔にまといながら立つ白い灯台が神威岬灯台。「恋する灯台プロジェクト」の認定灯台になっています。積丹半島が誇る「シャコタンブルー」の海やダイナミックな風景が一望できます。神威岬の駐車場には「カムイ番屋」があり、お土産選びやグルメも楽しめます。「カムイ番屋」の横で夏に売り出される、ミントの味が爽やかな青いソフトクリームは、神威岬の定番グルメ。ぜひ食べてみてください。
コープトラベル 日帰り バスツアー
コープトラベルでは札幌を発着する日帰りバスツアーのコースもあります。日帰りバスツアーで訪ねる観光スポットは次の通りです。
旭山動物園
動物が本来持っている生態・行動を引き出して見てもらう「行動展示」の手法を取り入れていて全国的に人気の動物園。生き生きとした動物たちの姿を楽しむことができます。
美瑛「青い池」
「青い池」は元々は昭和63年(1988年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複建設された堰堤のひとつ。そこに流れ込んだ美瑛川が堰き止められて水が溜まってできた池です。なぜ青く見えるかというと白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水が混ざって生成されたコロイド粒子とと太陽の光が衝突して青い光が反射するためといわれています。無数のカラマツや白樺が立ち枯れる青い池の水面は神秘的。独特のコバルトブルーは「美瑛ブルー」と呼ばれています。
フラワーランドかみふらの
フラワーランドかみふらのは、雄大な十勝岳を背景にして、10万㎡の広大な花畑にたくさんのお花が色とりどりに次々と咲き誇り美しい風景を楽しめます。人気のトラクターバスに乗って、お花の香りと北海道の素晴らしい大自然を思う存分に体験することができます。また安眠まくら作り、押し花、ポプリ摘みといった大自然の中で楽しむ体験メニューも用意されています。」
民族共生象徴空間ウポポイ
ウポポイはアイヌ文化を復興・発展させる拠点。主要施設として国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設が整備されているアイヌ文化の復興・創造・発展のための拠点となるナショナルセンターです。
コープトラベル 宿泊付き バスツアー
広大な北海道だけあって、コープトラベルは北海道発着の宿泊付きバスツアーも催行しています。2泊以上の長めのコースが多いのも特徴。北海道南部を出発して、北海道東部を巡るツアーがあります。ツアーで訪ねる主な観光スポットは次の通り
知床五湖
知床五湖は、知床連山を背景に原生林の中にたたずむ5つの神秘的な湖です。多くの野生動物の生息地でもあり、ヒグマの爪痕やクマゲラの食痕など知床の自然の豊かさを実感できる場所です。海や森、山や湖などの美しい景色を一度に楽しむことが出来ることから、自然豊かな世界自然遺産知床を象徴する景勝地として知られています。
知床観光船おーろら
大型船は揺れが少ないため、小さなお子さまやお年寄りの方もゆったりと寛ぐことができます。 船はゆっくりと進むため、シャッターチャンスを逃す心配はありません。 展望デッキに出ると、潮風を受けながら、断崖絶壁とオホーツク海を一望できます。船内には展望デッキと客室があり、コーヒーラウンジ、売店も併設されています。
摩周湖
摩周湖は摩周火山爆発でできた周囲を300~400mほどの絶壁に囲まれたカルデラ湖です。「阿寒国立公園」の中にあり、日本で最も透明度が高い湖のひとつです。摩周湖は湖に接する河川がないことから、外部からの有機物の流入がほとんどないことが特徴です。高度成長期の真っ只中、1960年代に「霧の摩周湖」という歌がヒットしたこともあり、霧に包まれているイメージが強いです。湖畔の展望台から湖の風景を楽しんでいただけます。特に摩周湖第一展望台はカヌイヌプリ(摩周岳)、摩周湖の靨と呼ばれている中島、カムイシュが見ることができるおすすめの展望スポットです。
関連リンク:知床 バスツアー