四万十 観光【ノリッポ】 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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四万十 観光【ノリッポ】

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高知県を流れる四万十川は「日本最後の清流」といわれていて、日本の秘境100選、名水百選にも選ばれています。手つかずの自然景観が残されている四万十川では都会の喧騒や日頃のストレスから解放されたひと時を過ごすことができます。そんな四万十の観光について紹介します。

四万十川 観光 モデルコース

日本最後の清流「四万十川」巡り

【コース】中村駅→安並水車の里→佐田沈下橋→三里沈下橋→観光遊覧船乗船→中村駅

安並水車の里

江戸時代には四万十川の支流後川の麻生に分水目的の井堰(長さ160m、幅11m)を設け、秋田・安並・佐岡・古津賀の四ヶ村を灌漑するために四ヶ村溝が作られ、水を汲み上げるため数多くの水車が設置されていました。現在は観光用に水車が設置されているのみですが、水車側が公園として整備されていて、水路沿いには紫陽花が植えられています。

佐田沈下橋・三里沈下橋

沈下橋は増水時に沈んでしまうように設計された欄干の無い橋のこと。佐田沈下橋は四万十川最下流で最長の沈下橋です。

観光遊覧船

四万十川の風景を楽しみ、風情あるひとときを味わう観光遊覧船が運航されています。「四万十の碧」と「なっとく」は定期運航を行っています。沈下橋をくぐったり、船上から川沿いの自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。所要時間は約1時間です。

沈下橋

「土佐の小京都」中村散策

応仁2年(1468)に関白一條教房が都の兵火を避けてこの地に居所を構え、京都を模した碁盤の目状の町づくりを行いました。町は碁盤目状に広がり祇園、京町、鴨川、東山などの地名があります。「日本最後の清流」四万十川と、その支流後川に囲まれた町は風情たっぷり。土佐一條氏5代106年の治世の下、戦国の混乱をよそに京文化の影響を受けて、雅やかな独特の文化圏を形成しました。一條兼定が長宗我部元親の策略によって中村を追われ、豊後国の大友宗麟を頼って臼杵に移り、土佐一條氏の統治は終わりますが、現在でも古都の面影が残されています。トンボの生息地として知られ、また野鳥の飛来地でも有名です。一條神社は一條兼良と土佐一條氏歴代を祭っています。不破八幡宮は一條教房が石清水八幡宮を勧請して創建されました。トンボ自然公園・四万十川学遊館は77種のトンボが確認されている日本一の生息地です。中村の散策には四万十レンタサイクルがおすすめ。中村駅そばの観光案内所で借りることができます。

【四万十レンタサイクル】
開設時間/ 8:30~17:30
料金/
●シティサイクル・マウンテンバイク
5時間以内 1,000円 24時以内 1,500円 ※延長料100円/時間
●電動アシスト自転車
5時間以内 2,000円 ※延長料 200円/時間 ※17:30までに返却
●タンデム(2人乗り)自転車
5時間以内 2,500円 ※延長料 250円/時間 ※17:30までに返却

年中無休

四国最南端・足摺岬

四万十市の中心、中村からおすすめの日帰りエクスカーション。二ホンカワウソが最後に生息が確認されていたのが足摺岬。紺碧の海が広がる太平洋に突き出た足摺半島の先端の岬。展望台からは270度以上の視界が広がっていて、地球の丸さが実感ですることができます。中村から車で約1時間。日本初の海域公園竜串海域公園はサンゴや華やかな魚類と共に亜熱帯的な海中景観を形成していて、足摺岬とあわせて立寄りたいところです。

四万十 ホテル おすすめ

四万十の宿

「自然に帰る。自分に還る。」をコンセプトに、建物は石・漆喰・焼き杉等自然な建材で設計された環境に優しいエコロジーホテル

住所: 〒787-0155 高知県四万十市下田3370

新ロイヤルホテル四万十

四万十市の繁華街に立地するビジネスにも観光にも便利なホテル

住所:〒787-0029 高知県四万十市中村小姓町26番地

足摺国際ホテル

太平洋を見下ろす高台に建つ宿。ホテル自慢のオリジナル料理が好評です。

住所:〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬662

四万十 観光 予約・問合せはこちらから

手つかずの自然が残されている四万十。その反面、交通が不便だということは否めません。現地での移動ではレンタカーは欠かせないでしょう。旅行会社の「往復交通機関+宿」のセットプランでは往復交通機関と宿がセットなのでとってもお得。レンタカーも付けることができます。「セットプラン」で四万十への観光を満喫してはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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take

ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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