世界自然遺産に登録されている屋久島。手つかずの豊かな自然は訪れる人の心を癒してくれます。離島ゆえにアクセスの手段が限られているのも事実。そこで空路、海路での屋久島へのアクセスについて一挙に紹介します。
飛行機でのアクセス
日本航空のグループ会社、日本エアコミューターが屋久島と大阪、福岡、鹿児島を結ぶフライトを運航しています。予約の際の便名は「JL○○便」と日本航空の便名で運航されています。大阪、福岡、鹿児島それぞれの空港から屋久島への時刻を見てみましょう。
大阪(伊丹)空港から
伊丹空港から1日1往復定期便が運航しています。季節によって変更がありますが、時刻は下記の通りです。
日本航空2453便 大阪(11:20発)→屋久島(13:05着)
日本航空2450便 屋久島(14:40発)→大阪(16:05着)
福岡空港から
福岡空港からもやはり1日1往復定期便が運航しています。季節によって変更がありますが、時刻は下記の通りです。
日本航空3671便 福岡(13:00発)→屋久島(14:10着)
日本航空3672便 屋久島(12:45発)→福岡(13:50着)
福岡空港の最大の強みは博多駅から地下鉄で5分。博多駅まで鉄道で移動して、地下鉄で福岡空港へ。福岡空港から屋久島に向かうのも同日で比較的無理なく移動できます。
鹿児島空港から
鹿児島空港~屋久島空港間の定期便は1日5往復。季節によって変わりますが、時刻は下記の通りです。
鹿児島空港➡屋久島空港
日本航空3740便 09:55発→ 10:30着
日本航空3744便 11:35発→ 12:10着
日本航空3748便 13:35発→ 14:10着
日本航空3750便 16:35発→ 17:10着
日本航空3758便 19:00発→ 19:35着
屋久島空港➡鹿児島空港
日本航空3741便 08:45発→ 09:25着
日本航空3743便 10:25発→ 11:05着
日本航空3745便 11:35発→ 12:15着
日本航空3755便 15:25発→ 16:05着
日本航空3759便 17:50発→ 18:30着
首都圏から屋久島へ向かうには鹿児島空港での乗継が一般的になります。
船でのアクセス
高速船利用
鹿児島から屋久島までトッピー・ロケットという高速船が運行されています。季節によって本数は変わりますが、概ね1日5往復は運航されています。屋久島の到着港は宮之浦港が中心ですが、一部、安房港に到着します。直行する船もありますが、種子島を経由して屋久島に向かう船が多いです。鹿児島空港から港までは約1時間、鹿児島中央駅から港まではバスもしくはタクシーで約20分です。
フェリー利用
「フェリー屋久島2」と「はいびすかす」という2つのフェリーが運航しています。「フェリー屋久島2」の時刻は次の通り。
鹿児島港(08:30発)→宮之浦港(12:30着)/宮之浦港(13:30発)→鹿児島港(17:40着)
「はいびすかす」の時刻は次の通り。
鹿児島港(18:00発)→種子島(西之表港)(21:40着/翌朝05:50発)→宮之浦港(07:00着)/宮之浦港(08:10発)→種子島(西之表港)(10:00着/11:00発)→鹿児島港(14:40着)
どちらの船も種子島・屋久島の住民のための生活物資を運ぶ船としても活躍しています。自家用車の航送も可能です。屋久島内の観光で車は欠かせない交通手段。鹿児島までのアクセスがネックになりますが、フェリーなら自家用車で屋久島を観光することも可能です。
首都圏を中心とした東日本から屋久島に向かうには鹿児島、大阪、福岡空港で屋久島行のフライトに乗り継ぐのもいいですが、鹿児島市内に1泊して屋久島に向かうのもいいかと思います。