パレオエクスプレスで行く! おすすめ観光スポット!
前回、紹介した埼玉秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」
今回の後編では、実際にパレオエクスプレスで行く観光スポットを一緒に巡っていきましょう。
列車を眺めたり、実際にSLに揺られるだけも楽しいですが、秩父鉄道・パレオエクスプレスの乗車区間には、いくつもの観光スポットがあります。
今回はその中で、代表的な3カ所を紹介します。
①長瀞駅「長瀞ライン下り」
②御花畑駅「芝桜の丘」
③三峰口駅「雲取山」
まずはパレオエクスプレスの乗り方からチェックしましょう。
パレオエクスプレスの乗り方
パレオエクスプレスは乗車区間の「普通乗車券」+「SL乗車券」が必要となります。
座席指定券は720円(大人・小児同額)で、販売は乗車1ヶ月前から。
電話やネットでの予約は不可で、JR東日本の「みどりの窓口」および「びゅうプラザ」のみの購入です(当日、空席がある場合はSL車内での販売もあり)。
自由席は510円(大人・小児同額)ですが、混み具合によっては座れない可能性もあるので注意しましょう。こちらは電話やWEBからの予約ができます。
秩父鉄道には「秩父路遊々フリーきっぷ」「ぶらり!秩父・長瀞おでかけきっぷ」「ながとろ満喫きっぷ」「SLわくわくチケット」など、お得なプランがありますので、以下のサイトでぜひチェックしてみてください!
http://www.chichibu-railway.co.jp/train/otoku/all.pdf
長瀞駅 ライン下り
最初は長瀞(ながとろ)の名物「長瀞ライン下り」。
岩場の渓流を船頭さんの舵に任せて下る迫力のあるイベント。
流れの激しいスリルあり、ゆったりとした景色あり、緩急の差を同時に楽しめます。
コースは全部で3つに分かれていて、全コースは約6キロを40分で下ります。
ライン下りの料金表
コース | 大人 (中学生以上) | 小人 (3歳以上) |
---|---|---|
Aコース(約3キロ/約20分) | 1,600円 | 800円 |
Bコース(約3キロ/約20分) | 1,600円 | 800円 |
全コース(約6キロ/約40分) | 3,000円 | 1,400円 |
ライン下りだけでなく、長瀞は秋には紅葉を、春には桜を楽しむこともできます。
長瀞が創り上げた芸術品とも言えるダイナミックな自然を満喫してください。
WEB予約や、さらに詳しい情報は「長瀞ライン下り公式サイト」へ。
御花畑駅「芝桜の丘」
引用:http://www.farm-city.co.jp/info/2016/03/647/続いては御花畑駅を下車しての「芝桜の丘」です。
秩父市街を一望できる「羊山公園」にあり、9種類、40万株の芝桜が散歩道を彩ります。また、春桜だけなく、夏のシャクナゲやアジサイ、秋の紅葉も楽しめるスポットですよ。
入園料は300円。御花畑駅からは徒歩20分ですが、公園内に有料駐車場や、秩父駅からの無料シャトルバスもあります。
お花畑のじゅうたんに包まれ、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
詳しい情報は「芝桜の丘の公式サイト」をチェックしてみてくださいね。
三峰口駅「雲取山」
引用:http://raimu.naturum.ne.jp/e964441.html
最後に紹介するのは、東京、埼玉、山梨の県境をまたぐ日本百名山「雲取山」です。
東京都唯一の日本百名山で、標高は2017メートル。2017年中に訪れると、何か縁起のいいことが起きるかもしれませんよ。
登山口は三峰神社からになり、登山に慣れた健脚者でないと、日帰りは厳しいかと思います。
でも安心です! そんな時は山頂付近にある雲取山荘に泊まりましょう。
天気が良ければ、翌日、山や地平線が真っ赤に染まるご来光が迎えてくれます。
宿泊料金は1泊2食で7,800円(税込)。素泊まり5,300円でテント泊もできますよ。
今回、紹介したスポットは、ほんの一部です。パレオエクスプレスに乗って、ご自分だけのスポットを探し、ぜひSNSでも拡散して共有してくださいね。