JR東日本の新幹線のeチケットサービスが2020年2月14日(金)から開始します。券売機や駅のみどりの窓口で並ぶことなく、新幹線に乗車することができる利便性が向上する新しいサービス。東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線にチケットレスで乗車することができます。新しいeチケットサービスについて、紹介させていただきます。
新幹線eチケットサービス利用方法
JR東日本の「新幹線eチケットサービス」を利用する際にはまず「えきねっと」に登録する必要があります。「えきねっと」は年会費などは一切かかりません。支払はクレジットカードになりますので、会員登録をする際に、支払いに使うクレジットカードを登録します。更に新幹線eチケットサービスを利用する際にはSuicaをはじめとする交通系ICカードを登録します。Suica以外にKitaca、ICOCA、PASMO、TOICA、manaca、PiTaPa、nimoca、SUGOCA、はやかけんの全国各地の事業者が発行している10種類のカードが登録可能です。モバイルSuicaももちろん、使えます。
列車の予約方法
新幹線eチケットサービスでの列車予約は乗車日の1ヶ月前の朝10時から1ヶ月前から出発時刻4分前かつ22時54分まで。1回の予約で最大6名分までの席を予約することができます。指定席に加えて、グリーン車やグランクラスも予約することができます。運賃・料金は所定の運賃+料金から200円引きになります。また早めの予約するとお得になる「えきねっとトクだ値」を適用した新幹線eチケットも発売されます。
新幹線の乗車方法
乗車する際には「えきねっと」に登録した交通系ICカードを新幹線改札口にタッチするだけ。JR東日本発行のSuicaだけでなく、首都圏私鉄各社で発行されるPASMOなども利用可能。普段、通勤では地下鉄や私鉄を利用していてPASMO定期券を持っていて、出張などで新幹線を利用するといった人もわざわざSuicaを買う必要はありません。
東海道・山陽新幹線では既に「EX予約」という「EX-ICカード」や交通系ICカードを利用したチケットレスサービスが提供されていて、定着しています。切符の受け取り、購入は窓口の思わぬ混雑も考慮しなくてはいけないけれど、時間を読みずらいもの。JR東日本でも始まるチケットレスのサービスは今後、注目ですね。