福岡 博多 おすすめ日帰り観光スポット3選【ノリッポ】 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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福岡 博多 おすすめ日帰り観光スポット3選【ノリッポ】

投稿日:2019/02/12 更新日:


九州の中心都市だけあって、交通機関も発達している福岡市。福岡市の観光はもちろんのこと、鉄道やバスを利用してあちこちへ足を運んで歴史や文化に触れることができます。福岡県を南北に走る西鉄大牟田線に乗車して足を運ぶことができる観光スポットを紹介します。

学問の神様 太宰府天満宮

「学問の神様」として有名な福岡の大宰府天満宮。平安時代に菅原道真は藤原時平の讒言で京都から流され、京都に戻ることなく、一生を終えることになりました。その後、京都では藤原時平が若くして病死するなど、異変が相次いで、人々は道真の祟りだと噂しました。道真の霊を鎮めるために造営されたのが天満宮です。参道にはお土産や梅が枝餅を販売するお店が立ち並んでいます。名物の梅が枝餅を頬張りながら歩いてはいかがでしょうか。古代九州諸国を統括し「遠の朝廷」と呼ばれた最大の地方の役所である太宰府政庁の跡や国宝の梵鐘や多くの重要文化財のある観世音寺などの史跡の散策もあわせておすすめです。また「令和」の元号の発祥になった和歌が詠まれたといわれる坂本八幡宮は大宰府政庁跡の裏手にあります。大宰府駅ではレンタサイクルがあって大宰府周辺のサイクリングも楽しむことができます。

太宰府へのアクセス:西鉄福岡天神駅から西鉄太宰府駅まで電車

多くの文化人を輩出した町 水郷柳川

原白秋をはじめ数多くの文化人を輩出した福岡県南部の城下町柳川。市内にはお堀が縦横に張り巡らされています。江戸時代は立花藩の城下町として栄え、当時の面影を今も残しています。柳川で欠かせないのが市内を流れるお堀を巡る「川下り」。船頭さんの面白い、小粋な案内の下、赤煉瓦の建物や白なまこの壁を舟の上から見物しながら城下町を遊覧します。船頭さんの舟歌も川下りの楽しみの一つです。名物の「うなぎのせいろ蒸し」も堪能しましょう。

柳川へのアクセス:西鉄福岡駅から特急に乗車。西鉄柳川駅下車。駅からバス

西鉄の特急列車は特急料金なしで乗車できます。

筑前の小京都 秋月城下町

端正な城下町の街並みが残る朝倉市にある城下町秋月は「筑前の小京都」とも呼ばれています。日本の伝統的な建造物の数々はもちろん、春の桜、秋の紅葉と四季折々の日本的な景観も楽しめます。城下町一帯は国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。江戸時代にタイムスリップした気分を味わうことができます。秋月の歴史資料や美術品が展示されている秋月郷土館は秋月藩のころの建物がそのまま活かされているものもあります。

秋月へのアクセス:西鉄福岡天神駅から電車に乗車、宮ノ陣駅で西鉄甘木線に乗車。西鉄甘木駅下車。駅からバス。

「にしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券 FUKUOKA 1DAY PASS」

西鉄には「にしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券 FUKUOKA 1DAY PASS」というお得で便利な乗車券も発売されています。太宰府と柳川もしくは秋月といった2か所を一日で観光することが可能です。程よく賑わっていて、市内に白砂青松の海岸もある福岡市は「住み続けたい町」ランキングでも上位の常連。「住み心地の良さ」を感じながら「暮らすように」旅をしてみてはいかがでしょうか。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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