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奈良 お洒落で個性的なホテル3選 女子旅にもおすすめ【ノリッポ】

投稿日:2020/06/23 更新日:

格安!新幹線の旅
奈良といえば「宿泊施設が少ない」というイメージがありますが、「関西の迎賓館」として奈良公園内に誕生した奈良ホテルをはじめ、お手頃なビジネスホテルまでJR奈良駅、近鉄奈良駅周辺を中心に宿泊施設は充実しています。ここ最近、奈良の魅力を活かした洗練したホテルの開業も相次いでいます。奈良公園への立ち寄り観光、日帰り観光が多いならですが、見どころはたくさんあります。奈良の連泊が楽しくなる最近開業したホテルを3つ紹介します。

セトレならまち

猿沢池のそばという絶好のロケーションにオープンしたホテルが「セトレならまち」。セトレのコンセプトは「地域ならではの“タカラモノ”を発見し、発信すること」。悠久の歴史を誇る「日本人の心のふるさと」奈良の歴史・自然・文化・食・芸術を堪能できるホテルを目指しています。外壁はもちろん、スタイリッシュな全32室の客室には壁材や家具に至るまで吉野などの木材を利用し、木の香りと温もりが感じられる内装となっています。レストランでは大和野菜や大和赤牛などの奈良の食材がふんだんに使われています。中でも見どころは釘を使わず格子状に木を組み合わせた「三方格子」で作り上げられた「匠室」。奈良の伝統産業や地場産業の職人の技術を体感できるスペースとして、吉野の木材や和紙や奈良の竹など、奈良の伝統技術を用いています。

NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち

奈良は日本清酒発祥の地。明治時代に創業した蔵元が長年、酒蔵として使用していた建物がリノベーションされたホテルです。ホテルのある「ならまち」はかつて世界遺産元興寺の境内の一部でした。今もなお江戸時代から大正時代にかけての建物が建ち並ぶノスタルジックなエリア。ならまち周辺はかつて春日山から流れる良質な伏流水が湧き出るため酒蔵がたくさんありました。現在も敷地内に残る井戸の水を活用して、調理やお風呂の水として利用されています。建物の内装も当時の状況を最大限維持していてはりや骨組みのほか、砂壁や収納付きの箱階段は当時のまま残されています。リノベーションにあたっては奈良県産のスギやヒノキを使い、手を加えた部分も可能な限り元に戻せるよう配慮している。レストランでは豊澤酒造の日本酒と、地産地消にこだわった料理のペアリングを楽しむことができます。酒蔵をリノベーションしたホテルならではの日本酒好きにはたまらない滞在を過ごすことができます。

ANDOHOTEL奈良若草山

若草山の中腹にあるANDOHOTEL奈良若草山。「遊景の宿 平城」をリニューアルして装い新たに和食オーベルジュとしてオープンしました。ホテルからは古都奈良の眺望を一望することができます。「自然と調和し、 豊かさの原点に帰れる安堵できる場所」をコンセプトにしています。暖炉のあるロビー、Bar、ライブラリー、屋上の貸切風呂など日常を離れた贅沢なひと時を過ごすことができます。館内には和食レストラン「TERRACE 若草山」が設けられています。こちらのレストランでも奈良県産の食材を使って和食だけでなく、フレンチの技法も最大限に活かして心温まる料理を提供します。また世界遺産の春日原始林散策や利酒体験、和菓子作りなどの体験プログラムも用意されています。

奈良の町は歩いていて、のんびりした雰囲気が流れていて培ってきた長い歴史を感じることができます。ぜひ連泊して奈良の魅力を満喫してはいかがでしょうか。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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