上高地とは
長野県の上高地は日本を代表する山岳リゾート。手つかずの自然が多く残り、国の「特別名勝」ならびに「特別天然記念物」に指定されています。雄大な穂高連峰の眺望を間近に望眺めることができて、日帰りから宿泊までと様々な滞在スタイルで自然を満喫することができます。一年を通して平均気温が低く、真夏でも平均気温は20度以下。東京や大阪の気温と比べ、涼しく快適に過ごせます。
上高地へのアクセス
マイカー
上高地にはマイカーの乗り入れが規制されていて、松本市方面からは「沢渡(さわんど)駐車場」、高山市方面からは「あかんだな駐車場」に車を停めてシャトルバスかタクシーで入ります。
公共交通機関利用の場合
首都圏から
一番本数が多いのはJR新宿駅から特急あずさ号に乗って松本駅へ。松本駅から松本電鉄に乗って新島々駅で下車、新島々駅から上高地バスターミナル行のバスに乗って、終点の上高地バスターミナル下車です。
名古屋から
本数が多いのはJR名古屋駅から特急しなの号に乗って松本駅へ。松本駅から松本電鉄に乗って新島々駅で下車、新島々駅から上高地バスターミナル行のバスに乗って、終点の上高地バスターミナル下車、もしくはJR名古屋駅から特急ひだに乗って高山駅へ。高山濃飛バスセンターから路線バスに乗って平湯バスターミナルへ。平湯バスターミナルからシャトルバスで上高地バスターミナルへ向かいます。
直通バス
東京都内(東京、新宿、渋谷)、名古屋、京都から直通バスが1日1往復もしくは2往復運行しています。
上高地 おすすめスポット
大正池
大正4(1915)年の焼岳の噴火によって梓川がせき止められてできた池です。深いエメラルド色の水をたたえた池の中に木々が立ち枯れ、神秘的な雰囲気が漂っています。
明神池
明神池は広大な「一之池」と庭園のような「二之池」からなります。池のほとりには穂高神社奥宮が鎮座していて、神聖な空気が漂うパワースポットとしても人気です。湧き水でできているため水が澄みわたり、夏は青空と緑をくっきり映します。
河童橋
河童橋は上高地のシンボル。大正池と明神池の中間地点に架かっています。梓川に架かる吊り橋の向こうに穂高連峰を一望する絶好の撮影ポイントです。
田代池
田代池は田代橋と大正池をつなぐ上高地自然研究路の中ほどにあります。林の中の湿原に、ところどころが浅い水面が見え隠れしていています。
岳沢湿原
明神池に行く梓川右岸道の途中にある美しい場所です。木道やウッドデッキなどが整備されており、六百山や湧き水など自然を満喫できます。
上高地 日帰りバスツアーがおすすめ
「バスツアー」とは貸切バスで移動しながら旅をする旅行会社主催のパッケージツアーのことで、「募集型企画旅行」と呼ばれる契約形態です。「バスツアー」は旅行会社がツアーの行程の企画、料金設定など商品を造成してから参加者を募集します。通常、「最少催行人数」が設定されていて、「最少催行人数」を満たす参加者が揃うとツアーが実施されます。「バスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということではないでしょうか。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「バスツアー」ならそんな心配もありません。また自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。上高地は公共交通機関利用の場合、乗り換え回数も多くなります。マイカーで向かう場合、片道約250km、所要時間も約3時間30分から4時間。ドライバーの負担も決して小さくありません。バスツアーなら運転の心配もありません。
上高地 日帰り バスツアー おすすめ
大手旅行会社のH.I.S.では大自然がココロうるおす♪冷たい水の満ちる山岳リゾート上高地フリータイムのコースでは4時間、という日帰りバスツアーのコースが販売されています。上高地ではたっぷり4時間の滞在。五千尺ホテル上高地「スイーツカフェ&バーLOUNGE」のケーキセットもついています。こうした特典がついてくるのも日帰りバスツアーの魅力です。
日帰りバスツアーは家族や夫婦、友達同士、カップルに加えて、一人旅でも楽しむことができます。日帰りバスツアーで乗り換えのわずらわしさ、運転の負担から解放されて、雄大な自然に囲まれた上高地でのひと時を過ごしてはいかがでしょうか。