新潟と佐渡を結ぶ船を運航する佐渡汽船。観光やビジネス、そして地域のインフラとしても欠かすことができない交通手段。就航している新潟港~両津港間、直江津港~小木港間は国道350号線の一部。本州と佐渡島を結ぶ船便について紹介します。
佐渡汽船 新潟港~両津港間
新潟港~両津港間にはジェットフォイルとカーフェリーが運航しています。
ジェットフォイル
ジェットフォイルは所要時間が67分。時速80kmで移動します。コンピュータ自動制御装置の働きで、荒海を時速80kmで疾走しても船の縦揺れや横揺れが少ないことが特徴。「ぎんが」、「つばさ」、「すいせい」の3隻の船が就航しています。
カーフェリー
カーフェリーは所要時間が150分。「ときわ丸」と「おけさ丸」の2隻が運航しています。「ときわ丸」は2014年に就航した6階建の大型フェリー、「おけさ丸」は6層構造の離島航路最大級の大型フェリーです。ともに完全予約制の応接室とベッドルームを備えたスイートルームとシティーホテルと同様の広々とした特等船室があり、ワンランク上の船旅も楽しめます。
運航本数はジェットフォイルが1日5往復~9往復、カーフェリーが1日5往復です。季節によって運航本数が異なるので要確認です。
佐渡汽船 直江津港~小木港間
直江津港~小木港間は「あかね」号という高速カーフェリーが運航しています。「あかね」号は2015年に就航した外国製の双胴船です。夕日に染まる日本海のイメージ・朱鷺色・佐渡の豊かな実りのイメージを表していて、船体に描かれた朱鷺が夕暮れのあかね色の空を飛んでいるような美しいイメージを表しているとのことです。
乗船券の予約方法
インターネット予約
インターネット予約は乗船日の3ヶ月前の同日から乗船日前日の19 : 00まで可能。乗用車、ワゴン車、二輪車、バス(大型バスを除く)及び旅客の予約申し込みを受け付けています。サイドカー付バイク、貨物車、トラック、大型バス及びスイートルームのインターネットでは予約ができないため、電話での予約が必要になります。
電話予約
予約可能期間は乗船日の3ヶ月前の同日から乗船日前日(電話窓口営業時間内)までとなります。
佐渡汽船 運賃
佐渡汽船の乗船料金ですが、ジェットフォイルは大人が片道5,770円、往復が10,910円、小学生の子供が片道2,900円、往復が5,400円。カーフェリーは下記リンク内になります。
旅のスタイルに応じて、移動方法を選ぶことができるのが佐渡汽船の特徴かもしれません。佐渡金山の坑道・採掘跡や朱鷺の見学など日本海に浮かぶ島の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。