九州本土で一番南にある鹿児島県。鹿児島からは奄美や屋久島、種子島といった離島へ向かうフェリーが発着しています。鹿児島港の旅客ターミナルは航路別に乗り場が異なります。この記事では鹿児島港の本港区で乗り場ごとに運航されている航路をまとめます。
桜島フェリーターミナル
鹿児島港と桜島港を結ぶ「桜島フェリー」が運航しています。24時間運航されていて、朝夕は最短15分間隔、昼間は20分間隔、夜間は30分間隔、深夜帯は60分間隔で運航されています。桜島観光だけでなく、市民の「日常の足」として欠かすことができません。名物は「やぶ金」のうどんは鹿児島を代表するB級グルメです。
北ふ頭旅客ターミナル
「奄美海運」のフェリーが運航しています。「フェリーあまみ」が鹿児島~喜界(喜界島)~名瀬(奄美大島)~古仁屋(奄美大島)~平土野(徳之島)間、「フェリーきかい」が鹿児島~喜界(喜界島)~名瀬(奄美大島)~古仁屋(奄美大島)~平土野(徳之島)~知名(沖永良部島)間の航路を運航しています。
フェリーみしま旅客待合所
鹿児島港~竹島~硫黄島~大里(黒島)~片泊(黒島)間を「フェリーみしま」が運航しています。十島村役場による運航です。
フェリーとしま旅客待合所
鹿児島港とトカラ列島の島々を結ぶ船です。鹿児島~口之島~中之島~平島~諏訪瀬島~悪石島~小宝島~宝島~名瀬(奄美大島)を結ぶ十島村の定期船。平成30年に就航した「フェリーとしま2」によって運航されています。
南ふ頭旅客ターミナル
鹿児島港と種子島、屋久島を結ぶフェリーが運航されています。発着するフェリー会社は2社。折田汽船が鹿児島~屋久島(宮之浦)間をを「フェリーやくしま2」で、コスモラインが鹿児島~種子島(名瀬)間を「プリンセスわかさ」で運航しています。
種子・屋久高速船旅客ターミナル
鹿児島港と種子島、屋久島を結ぶジェットフォイユが発着します。種子屋久高速船が鹿児島~屋久島(宮之浦もしくは安房)間、鹿児島~種子島(西之表)間をトッピー、ロケットの2隻の船で運航しています。種子屋久高速船は鹿児島県内で幅広くバスやフェリー、ホテルなどの事業を展開している「いわさきグループ」のグループ会社です。
鹿児島 港 フェリー ターミナル 乗り場 駐車場
鹿児島港には有料の県営駐車場があります。第1~第6駐車場まであります。収容台数は第1駐車場167台、第2駐車場158台、第3駐車場137台(うち大型駐車場10台)、第4駐車場140台、第5駐車場98台、第6駐車場184台です。第1駐車場は北ふ頭旅客ターミナル近く、第2、第3駐車場は桜島フェリーターミナル近く、第4、第5駐車場はフェリーみしま旅客待合所、フェリーとしま旅客待合所近く、第6駐車場は種子・屋久高速旅客船ターミナルの近くです。
鹿児島 港 フェリー ターミナル 乗り場 アクセス
鹿児島空港から
鹿児島空港のバス停2番から鹿児島市内行きのバスに乗車、「金生町」というバス停で下車します。(約50分)タクシーに乗車。約5分で港につきます。鹿児島空港からのバスは約10分毎と本数は多いです。
JR鹿児島中央駅から
鹿児島中央駅~桜島桟橋シャトルバスに乗車。タクシーで約15分
鹿児島港のフェリー乗り場は行き先によって乗り場が異なり、港も広いです。乗り場を間違えると、乗り遅れに繋がることもありますので、まずは乗り場を地図などでしっかり把握しておくこと、そして時間には十分余裕をもって、港に向かうことが不可欠です。