バスツアー アドベンチャーワールド【ノリッポ】 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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バスツアー アドベンチャーワールド【ノリッポ】

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「アドベンチャーワールド」とは

アドベンチャーワールドは温暖な紀伊半島の和歌山県白浜町にある陸、海、空の140種 1,400頭の動物が暮らす「こころにスマイル 未来創造パーク」をテーマに掲げたテーマパークです。動物園、水族館、遊園地が一つになっており、子供から大人まで1日中楽しむことができます。パンダといえば東京の上野動物園が有名ですが、実はアドベンチャーワールドでもジャイアントパンダが飼育されています。またパンダだけでなく海と陸の動物が自然のままに生きる姿を間近に見ることができます。放し飼いの動物を専用車や列車型のケニア号に乗り見物できるサファリワールド・海のパフォーマンスが楽しめるマリンワールド・小動物と遊べるエンジョイワールドのほか、ジェットコースターや大観覧車のあるプレイゾーンは家族みんなで楽しめます。パンダを見てマリンライブを観覧し、「ケニア号」に乗車して、全体を見て回ると所要時間はおよそ3~4時間程度になります。

「アドベンチャーワールド」へのアクセス

JR利用

京都駅・新大阪駅から特急くろしお号に乗車。白浜駅下車。JR白浜駅から明光バスの路線バス2番系統、6番系統、102番系統のバスに乗車。「アドベンチャーワールド」停留所下車。所要時間約10分。バス運賃大人1名につき300円(小人は1名につき150円)。

「パンダくろしお号」

「パンダくろしお号」は「アドベンチャーワールド」とJR西日本がコラボレーションしたラッピング列車。くろしお1,4,25,26号は毎日「パンダくろしお」で運転しています。ラッピングコンセプトを「旅に『ときめき』を」。車両前頭部をパンダフェイス、ボディーにはパークで躍動する動物たちのさまざまなシーンをデザインしていて、ワクワクする旅を楽しめます。

パンダくろしお

飛行機利用

南紀白浜空港から明光バス101番系統のバスに乗車。「アドベンチャーワールド」停留所下車。所要時間約10分。バス運賃大人1名につき200円(小人は1名につき100円)。

周辺観光

世界遺産 熊野・熊野古道

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は「吉野・大峰」、「熊野三山」、「高野山」の3つの霊場と参詣道である「熊野参詣道」、「大峯奥駈道」、「高野参詣道」を構成資産として、平成16(2004)年に世界遺産に登録されました。紀伊山地は、川や滝、巨岩に神が宿るとして崇める自然崇拝を起源とする「よみがえりの地」として、信仰の対象とされて多くの人々の心を癒やしてきました。6世紀の仏教伝来以降、古くからの山岳信仰と仏教が融合して自然にひそむ神秘的な力を身に付けるための山岳修行の地となり、9世紀に伝わった真言密教は高野山、10世紀から11世紀にかけて盛んになった修験道は吉野・大峰や熊野三山が主な修行の場となりました。

熊野三山とは?

「熊野三山」は「熊野本宮大社」、「熊野速玉大社」、「熊野那智大社」の3つの神社と「青岸渡寺」と「補陀洛山寺」の2つの寺からなります。熊野本宮大社は家都美御子大神、熊野速玉大社は熊野速玉大神、熊野那智大社は熊野夫須美大神をそれぞれ主祭神として祀っています。それぞれの祭神は熊野三所権現と呼ばれていて相互に祀ることで連帯をしています。青岸渡寺と補陀洛山寺は平安時代以降、神仏習合が進む中で熊野那智大社と密接な関係を持つようになった寺です。

熊野古道とは?

熊野古道は、紀伊半島南部にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と、伊勢や大阪・和歌山、高野及び吉野とを結ぶ古い街道の総称です。古代から中世にかけて、本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰が高まり、上皇や法皇、貴族から庶民にいたるまで、多くの人々が熊野に参詣しました。熊野古道には田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう「大辺路(おおへち)」、高野山から熊野へ向かう「小辺路(こへち)」、伊勢と熊野を結ぶ「伊勢路」、京都から大阪・和歌山を経て田辺に至る「紀伊路」、吉野・大峯と熊野本宮をつなぐ山岳修験道「大峯奥駈道」などのルートがありますが、多くの旅人が歩いて、現在も最も人気のあるコースは田辺から山中に分け入り熊野本宮を経て那智・新宮へ向かう後鳥羽院・藤原定家・和泉式部も歩いたとされる「中辺路(なかへち)」です。

三段壁

算段壁は平安時代に源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説が残る洞窟。「円月島(高嶋)・千畳敷・三段壁」の名称で国の名勝に指定されています。洞窟内には日本最大級の青銅でできた「牟婁大弁財天(むろだいべんざいてん)」と呼ばれる仏像が鎮座していて、まさに神秘的。パワースポットとしても知られています。洞窟内にはエレベーターで降りていきます。また断崖に設けられた展望台から眺める景観はまさに絶景。平成28年(2016)4月には「恋人の聖地」にも認定されています。

三段壁

営業時間 08:00~17:00
定休日 年中無休
料金 大人(中学生以上)1,300円/ 小人(小学生)650円/ 小学生未満無料
アクセス:
JR白浜駅から明光バス12番系統、30番系統のバスに乗車、「三段壁」停留所下車
「アドベンチャーワールド」から明光バス102番系統のバスに乗車、「三段壁」停留所下車

三段壁

崎の湯

白浜温泉は日本三古湯の一つに数えられ、「日本書紀」や「万葉集」にも「牟婁(むろ)の温湯」「紀の温湯」として登場する古くから多くの人に愛されてきた温泉地。斉明、天智、持統、文武天皇も湯治に訪れました。そんな白浜温泉の中で「崎の湯」は「牟婁の湯」と呼ばれた海岸沿いにあった自然湧出の温泉「湯崎七湯」の中で唯一残っている湯壷。雄大な太平洋を間近に望みながら浸かることのできる露天風呂です。湯船から海はほぼ一体となっており、大自然を感じながら入浴することができます。波が大きい時は露天風呂内に波しぶきが入ってくることがあり、迫力満点です。昔のままの入浴スタイルで浴槽のみのため、体や紙を洗うことは出来ません。

崎の湯

崎の湯

営業時間:
【4月1日~6月30日・9月1日~9月30日】8:00~18:00
【7月1日~8月31日】7:00~19:00
【10月1日~3月31日】8:00~17:00(最終入場は終業時間の30分前まで)
定休日:無休
料金:500円 (3歳以上)(消費税込)
アクセス:
JR白浜駅から明光バス12番系統、30番系統のバスに乗車、「湯崎」停留所下車
「アドベンチャーワールド」から明光バス102番系統のバスに乗車、「湯崎」停留所下車

「アドベンチャーワールド」バスツアー

「アドベンチャーワールド」に立ち寄るバスツアー自体はほとんどありません。ただ大手旅行会社の商品では「往復交通機関(JR、飛行機)+ホテル・旅館」に加えて、「アドベンチャーワールド」1日入園券や園内で利用できる「ミールクーポン」が付いた「お得なセットプラン」もあります。ホテル・旅館は白浜温泉に宿泊。SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE 、白浜 古賀の井リゾート&スパ、癒しの宿クアハウス白浜、紀州・白浜温泉むさし、南紀白浜とれとれヴィレッジ、ホテル三楽荘から選ぶことができます。

南紀 旅行 問合せ

「アドベンチャーワールド」の南紀白浜は白砂の美しい海など豊かな自然景観にも恵またマリンリゾート。「熊野古道」は癒しを求めて多くの人たちが古くから参詣に訪れた「日本人の旅のルーツ」とも呼べる場所。古の時代から多くの人に愛されてきた白浜温泉に宿泊して、「アドベンチャーワールド」とともに南紀地方の魅力を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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