立山黒部アルペンルート おすすめバスツアー【ノリッポ】 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア
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立山黒部アルペンルート おすすめバスツアー【ノリッポ】

投稿日:2020/09/03 更新日:


1971年に全面開通した立山黒部アルペンルートは、富山県立山町の立山駅と長野県大町市の扇沢駅とを結ぶ山岳観光ルートです。立山連峰の景観を望む立山ロープウェイ、全線地下式のケーブルカー、黒部ダム建設に用いられたトンネルを通るトロリーバス、国内一の堤高を持つ黒部ダムの堰堤上の徒歩での移動など、雄大な景観と四季折々の自然を楽しみながらさまざまな乗り物を乗り継いで移動します。6つの乗り物を乗り継いで通り抜けるとあって、移動の最大の問題点は荷物。バスツアーなら荷物をバスに預けて身軽に移動することができます。

欅平

立山黒部アルペンルート 必見のスポット3選

立山駅から扇沢駅までは直線距離で25km足らずですが、最大高低差はなんと1,975mもあります。ルートのほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、多くの景勝地がありますが、「ここだけは外せない!」という見どころを3か所紹介します。

日本最古の山小屋のある景観スポット 室堂

室堂は標高2,450mに位置している立山黒部アルペンルートの中心地。目の前には剱岳、立山三山をはじめとする3,000m級の雄大な山々を一望することができます。立山火山の火山湖である「みくりが池」、火山活動を目の当たりにすることができる「地獄谷」を見ることが出来ます。立山室堂は日本最古の山小屋といわれています。1980年代までは実際に山小屋として使用されていました。解体修理の際の発掘調査で12世紀の宗教的な遺物が発見され、更に15世紀頃に建てられた建物の礎石も確認されています。古くから僧侶や修験者による宗教活動と思われます。特に「大谷」は世界有数の豪雪地帯。その深さは20mを超えることもあります。ここを通る雪を除雪してできる雪の壁の区間が有名な「雪の大谷」。アルペンルート全線開通直後の4月中旬~6月中旬にかけて開催される「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」ではダイナもックな雪の壁の中を歩くことができる「雪の大谷ウォーク」や「雪の回廊」など大自然の営みを感じることができるイベントが盛りだくさんです。

雪の大谷

ラムサール条約登録地の湿原 弥陀ヶ原

弥陀ヶ原は約10万年前に立山の火山活動で噴出した多量の軽石や火山灰などで出来た立山の西斜面に広がる溶岩台地です。標高1,600mから2,000m、東西4km、南北約2kmにわたる高原です。中央部には高山植物の草原や湿地帯が分布していて大日平や称名滝とともに2012年にラムサール条約に登録されました。11月から翌年7月ごろまで雪に覆われています。秋の紅葉の時期には赤や黄色の絵葉書のような美しい景色を楽しむことができます。

弥陀ヶ原

日本一の高さのダム 黒部ダム

通称「くろよん」と呼ばれる黒部ダム。昭和31年(1956)着工して7年の歳月と建設当時の費用で総工費513億円をかけて完成しました。一番の見どころは高さ186m、長さ492 mの堤から行われる放水。毎秒10トン以上の水が日本一の高さから噴き上げる光景は迫力満点。晴れた日には水しぶきに光が乱反射して、キラキラした虹を見ることもできます。特に外階段の最終地点にある展望広場「レインボーテラス」では、放水の勢いによって風が噴き上がる、ミストシャワーを体感することができます。黒部湖遊覧船「ガルベ」は30分かけて黒部湖を一周。目の前に迫る北アルプスを見あげながら、雄大に広がる黒部の大自然を気軽に満喫することができます。黒部ダムレストハウスの「黒部ダムカレー」はエメラルドグリーンの黒部湖をイメージした緑色のルーが特徴。色合いを出すため、「ほうれん草ペースト」を使用しています。

黒部ダム

立山・黒部アルペンルート バスツアー 人気立ち寄りスポット ベスト5

立山・黒部アルペンルートへのツアーは首都圏、関西、名古屋各地から出発します。宿泊を伴うツアーが一般的。立山・黒部アルペンルートに加えて、雄大な絶景の感動に華を添える魅力的な観光スポットに立ち寄ります。立山・黒部アルペンルートのバスツアーで訪ねる人気スポットを紹介します。

世界遺産・白川郷

白川郷とは、現在の岐阜県大野郡白川村荻町地区を指す地域の古い地名です。白川郷と五箇山にある3集落(荻町・菅沼・相倉)が「白川郷と五箇山の合掌造り集落」として1995年に世界遺産登録されました。集落は山ひだが険しい地域となっており、その急斜面地の間を縫うように庄川が流れ、その流域に集落が形成されています。この地域は日本有数の豪雪地帯で、冬季は周囲との交通が遮断されていました。現在、3集落で合わせて88棟の合掌造りの家屋が残ります。合掌造りは、釘を1本も使うことなく、2本の材木を逆V字に組み合わせて作る家屋です。雪が滑り落ちるように茅葺き屋根は60度もの急勾配になっています。一軒に20~30人もの大家族が住み、屋根裏の2~3層は、養蚕の作業場となっています。茅葺き屋根に雪が積もった冬景色は日本の農村の原風景を感じることができます。立山・黒部アルペンルートに行くバスツアーでは首都圏発、関西発、名古屋発との出発地のツアーでも必ずといっていいほど含まれるスポットです。

白川郷

飛騨の小京都・高山

高山は江戸時代の歴史と伝統が今も息づく町。国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「古い町並み」は商人町として発達した上町、下町の三筋の町並み。出格子が連なる軒下には用水が流れていて、造り酒屋には看板ともいわれる杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり町家の大戸や、老舗ののれんが連なっています。郷土料理が味わえる飲食店をはじめ、味噌や伝統的工芸品、民芸品、駄菓子など買い物スポットが建ち並んでいます。「陣屋前朝市」と「宮川朝市」では民芸品や新鮮な野菜や果物などを買い求めることができます。国指定史跡の「高山陣屋」は日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代役所です。白川郷とともに立山・黒部アルペンルートのバスツアーで立ち寄るスポット。首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西(大阪・神戸)名古屋それぞれの出発地のツアーで行程に含まれる人気スポットです。

高山

黒部峡谷鉄道トロッコ電車

黒部峡谷鉄道トロッコ列車は宇奈月駅から欅平駅を走る鉄道。日本一深いV字峡谷の全長20.1kmを片道約1時間20分で結んでいます。沿線は深く切れ込む険しい峡谷の大自然が続いて絶景の連続です。もともとは黒部川の電源開発を目的に建設が進められた鉄道が観光活用されている鉄道です。春先の谷間の残雪や新緑から秋の紅葉まで四季折々の雄大な自然を楽しむことができます。首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)を出発する立山・黒部アルペンルートのバスツアーに多いです。黒部峡谷鉄道トロッコ列車に乗った後、宿泊。翌日、立山・黒部アルペンルートに乗車するといったコースが一般的です。

関連記事:黒部峡谷鉄道 トロッコ電車 エメラルドグリーンの絶景

美ヶ原高原

美ヶ原高原は古くから広大な高原の景勝地として古くから知られています。標高2000mの高原台地で、付近に高い山がなく、360度の大パノラマを楽しむことができます。北・中央・南の3つのアルプスに八ヶ岳、天気が良ければ遠くに富士山も見えます。空気が澄んでいるので、天体観測にも最適。夜は満天の星空を楽しむことができます。高山植物の宝庫でもあり、特に、6月下旬から7月上旬に咲き誇るレンゲツツジが有名です。美ヶ原高原美術館は約4万坪の草原に350点の現代彫刻が常設展示されている野外彫刻美術館です。関西(大阪・神戸)を出発する立山・黒部アルペンルートのバスツアーでよく行程に含まれています。

上高地

日本を代表する山岳リゾート。手つかずの自然が多く残り、国の「特別名勝」ならびに「特別天然記念物」に指定されています。雄大な穂高連峰の眺望を間近に望眺めることができて、様々な滞在スタイルで自然を満喫することができます。一年を通して平均気温が低く、真夏でも平均気温は20度以下。東京や大阪の気温と比べ、涼しく快適に過ごせます。上高地にはマイカーの乗り入れが規制されていて、松本市方面からは「沢渡(さわんど)駐車場」、高山市方面からは「あかんだな駐車場」に車を停めてバスかタクシーで入ります。首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西(大阪・神戸)を出発する立山・黒部アルペンルートのバスツアーの行程に含まれています。立山・黒部アルペンルートに負けず劣らず見どころがいっぱいの上高地。おすすめスポットのベスト5は次の5か所です。

大正池

大正4(1915)年の焼岳の噴火によって梓川がせき止められてできた池です。深いエメラルド色の水をたたえた池の中に木々が立ち枯れ、神秘的な雰囲気が漂っています。

明神池

明神池は広大な「一之池」と庭園のような「二之池」からなります。池のほとりには穂高神社奥宮が鎮座していて、神聖な空気が漂うパワースポットとしても人気です。湧き水でできているため水が澄みわたり、夏は青空と緑をくっきり映します。

河童橋

河童橋は上高地のシンボル。大正池と明神池の中間地点に架かっています。梓川に架かる吊り橋の向こうに穂高連峰を一望する絶好の撮影ポイントです。

田代池

田代池は田代橋と大正池をつなぐ上高地自然研究路の中ほどにあります。林の中の湿原に、ところどころが浅い水面が見え隠れしていています。

岳沢湿原

明神池に行く梓川右岸道の途中にある美しい場所です。木道やウッドデッキなどが整備されており、六百山や湧き水など自然を満喫できます。

立山・黒部アルペンルート バスツアー 宿泊 人気の二大温泉地

立山・黒部アルペンルートのバスツアーは宿泊付きが基本。中には温泉地で温泉旅館に宿泊するコースもあります。立山・黒部アルペンルートでよく宿泊で立ち寄る温泉地は次の2か所です。

奥飛騨温泉郷

平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地からなる奥飛騨温泉郷。北アルプスの雄大な自然の懐に抱かれた風光明媚な景色に囲まれた温泉地です。100を超える源泉を誇り、温泉地や施設ごとに泉質や効能、温度のほか、透明、茶褐色、緑褐色、白濁といった色の違いも楽しめます。1つの宿で違う泉質の温泉を備えているところも多いのが特徴です。首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)を出発する立山・黒部アルペンルートのバスツアーではこの温泉地に宿泊、白川郷や飛騨高山を観光するコースがあります。

下呂温泉

下呂温泉は兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉とともに「日本三名泉のひとつ」として紹介された温泉。平安時代の天暦年間(947~957年)に源泉が発見されて以来、1000年の歴史を持っています。飛騨川流域にホテル、旅館が建ち並んでいます。お湯はなめらかでお肌がつるつるになる「美人の湯」としても知られています。関西(大阪・神戸)を出発する立山・黒部アルペンルートに行くバスツアーでこの温泉地に宿泊、白川郷や飛騨高山を観光するコースがあります。

下呂温泉

他にも日本アルプスの麓に広がる日本を代表するマウンテンリゾート白馬に宿泊するコースもあります。

バスツアーで行く!立山黒部アルペンルートの旅

まとめ

個人旅行の場合、ルートの都合上、自家用車で観光は困難。また荷物を抱えながら多く乗り物を乗り継ぐのも大変です。立山黒部アルペンルートにプラスアルファの観光スポットを訪ねることができるのもバスツアーならではの楽しみです。自然を思う存分満喫したい人は上高地や美ヶ原高原にも立ち寄るコースを、自然だけではなく、歴史情緒溢れる町並みや里山の景観を楽しみたいという人は白川郷、飛騨高山にも立ち寄るコースに参加してみてはいかがでしょうか。立山・黒部アルペンルートのバスツアーでは富山市内のホテルに宿泊するコースもあります。「温泉も楽しみたい」という人は温泉地に泊まるコースに参加するコースを選ぶとよいでしょう。

 

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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