混みあっていて取れない席をいかに取るか!
旅行会社で働いていた時、自分に課していた命題!!毎日、毎日、毎日、航空会社の空席照会システムを見る、がん見する、探す、席を取る!
を、繰り返し繰り返しやってきた。
一番、取りにくい席!
ハイシーズンのハワイ!
年々、ハワイ熱は衰えることを知らない。
今回は、そんなハイシーズンの奇跡の1枚をゲットしたお話。
ある。夏。
その人は、涼しい顔してやって来た。
そして、言った。
㋇、お盆ど真ん中のハワイ・ホノルル行きの航空券が欲しい!
出発2週間前。。。。。
取れるはずがない。
そう思った。
しかし、粘るお客様。キャンセル待ちで預かっても、望みが薄い。ここは、今日決めるしかない。どうするか。思案していた。
その時!!!先輩社員からの鶴の一声。
『経由便で探してみれば?』
うん?!
ハワイを経由便?!
日本からハワイ(ホノルル空港)へは、直行便のフライトが潤沢にある。
成田・羽田、どちらの空港にも発着している、直行便を就航させている航空会社もJAL ・ANAの日系航空会社はもちろん、ハワイアン航空・大韓航空・チャイナエアラインなど。外資の航空会社も多く就航している。日系航空会社に限っては、1日に何本も便を飛ばしている。
そのため、わざわざ経由便で探すという発想が皆無だったのだ。
その一声により、ソウル経由ホノルル行きを調べた。地理的にタイムロスが少ないこと、東京―ソウル間は便が多く席が空いてる可能性が高いと考えたからだ。ここで、ポイントは、通しで探してなかった場合、区間ごとにわけて調べるということだ。
つまり、東京―(ソウル)―ホノルルではなく、東京―ソウルで一区間、ソウル―ホノルルで一区間として検索をかける。航空会社は、目的地まで通しで席を管理している場合と区間ごとで席を管理している場合があり、その場合は、目的地まで通しで空席をみて席が空いてなくても、区間ごとなら空いていることもある。また、目的地まで通しで検索した場合、乗継ぎ時間のいいスケジュールのみ、表示されている場合がある。逆を言えば、乗継時間の接続が悪い便なら取れる可能性があるのだ!!例えば、乗継地で1泊し翌日出発の目的地までのフライトなら席が取れるかもしれない。
取れた!!!!
帰りは、乗り継ぎが悪く、ソウルで1泊となってしまったが、それでも行けた!『ソウルで買い物してくるわ~』とダンディーなお客様はポジティブに考えてくれた。
どうしても、行きたいなら、経由便で、区間ごとに空席確認をしてみると、
ひょっこり空席が見つかることもある。
Have a nice trip!