例えば、海外のパッケージツア-を考えてみましょう。台湾3日間29800円!の商品があったとします。「おっ安い!3万円以内で行ける!」と思い、早速予約をしてみるとする。しかし、実際は、成田・羽田空港使用料 3000円程度、現地出入国税 2000円程度、場合によっては、燃油サーチャージ6000円程度が別途徴収となり、3万円超となってしまいます。
同じことがクルーズ旅行の場合でも起こるのか調べてみました。
日本船と外国船
クルーズには、カジュアルやラグジュアリーといったグレードによる区別の他に、
日本船と外国船という大きな区別があります。
日本発着であるから日本船というのではなく、運航会社が日本の会社のものが日本船にカテゴライズされます。日本船には、有名な飛鳥Ⅱやにっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす等があります。日本の周遊だけでなく、飛鳥Ⅱやにっぽん丸等は、世界一周クルーズも運航しています。一方で外国船は、運航会社が外国の会社です。日本発着の外国船で有名なものは、プリンセスクルーズ、MSCクルーズ、コスタクルーズ等があります。プリンセスクルーズはアメリカに本社を持ち、MSCクルーズはスイスに本社を持つ、そしてコスタクルーズはイタリアに本社がある外国の会社です。
日本船の場合は、パンフレットに掲載されている旅行代金の他に別途聴収される税金等はないです。外国船の場合は、別途徴収される税金があります。
外国船で別途徴収されるもの
- 「港湾税」
港湾税は港に寄港するための税金です。船一隻に対して発生する金額です。
- 「政府関連諸税」
出入国手続きに関わる、様々な税金のことです。乗船客一人一人に発生する金額となります。
- 「チップ」
日本人には馴染みの薄いチップですが、海外では、チップの習慣があります。外国船でも同じです。ただし、チップの場合は事前に一定額を徴収する場合と、船上精算の場合があります。
旅行は、トータル料金で検討を!
旅行代金には、様々なものが別途発生する場合があります。ツア-代金だけをみて検討するのではなく、トータル代金をよく吟味し比較・検討することが重要です。別途徴収される、税金だけではなく、現地での食事代や交通費など、すべてをトータルして、コストパフォーマンスが良い・悪いを検討しましょう!
Have a nice trip!!!!