慶良間(けらま)諸島は沖縄本島の西方約40㎞に点在する大小30余りの島からなる列島。渡嘉敷島(とかしきじま)は、その慶良間諸島の東端に位置しています。その一番の魅力は「ケラマブルー」と呼ばれる非常に透明度の高い海にあります。そんな渡嘉敷島の魅力について紹介します。
渡嘉敷島について
渡嘉敷島の魅力は沖縄本島から近いこと。島には空港がなく、島に行く方法は船のみです。沖縄本島の泊港から「フェリーとかしき」、または高速船の「マリンライナーとかしき」で島に向かいます。島内での交通は観光バスやタクシー。またレンタサイクルやレンタバイクもあります。慶良間諸島は平成26年3月5日に31番目の国立公園として指定されました。透明度の高い海に加えて、多様なサンゴが高密度に生息するサンゴ礁、ザトウクジラの繁殖海域、多島海景観、白い砂浜、海食崖とそこに発達した風衝地特有の植生など、海と陸が連続した多様な景観を有していることが魅力です。品の集落は「渡嘉敷」、「阿波連(あはれん)」そして「渡嘉志久(とかしく)」の3つがあります。夏はシュノーケリングやダイビングといったマリンスポーツ、冬はアラスカから出産と子育てのために、慶良間諸島海域を訪れたザトウクジラを船上から眺めるホエールウォッチングを楽しめます。
渡嘉敷島の観光スポット
阿波連ビーチ
渡嘉敷島の南西に位置していて、約800mにも及ぶ湾状の長い砂浜があるビーチです。阿波連集落に隣接していて、食事、宿泊、海のアクティビティなどが充実しています。沖にはシュノーケリングのポイントでもある無人島の「ハナレ」が浮かんでいます。
阿波連岬園地
渡嘉敷島の最南端に位置する園地で、遊歩道や展望台が整備されています。遊歩道では、慶良間諸島の特徴的な植生を観察できるほか、展望デッキから見える島々、様々な岩石や水平線が美しい景観を形作っています。島の突端にあるので、朝日も夕日も楽しめる絶景スポットです。
渡嘉志久ビーチ
島の中央部にあり、湾になっていて浜が三日月形になっているビーチです。ウミガメがエサを食べに来るポイントになっていて、タイミングがあえばウミガメと出会うこともできます。
渡嘉敷島でのアクティビティ
ダイビング・シュノーケリング
透き通ったケラマブルーの海や遠浅に広がるサンゴ礁とそこに棲むさまざまな生きものを間近で楽しむことができます。体験ダイビングや体験シュノーケリングもあって初心者から楽しむことができます。
シーカヤック
透明度の高い海でウミガメをはじめ様々な生き物に出会うことができます。
渡嘉敷島 宿泊
決して宿泊施設が多いとはいえない渡嘉敷島。沖縄本島から近いので、宿泊施設は沖縄本島で予約して、日帰りで足を延ばすのがオススメです。
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