船内でどう過ごそうか、寄港地でどう過ごそうか。クルーズ旅行に出かけるときに気になることです。
船内では様々なイベントやショーが随時行われていますし、食事をしたり、プールやジムで体を動かしたり、部屋やデッキでのんびりしたりと、心配しなくても存分に楽しむことができると思います。
ただ、寄港地では普通の旅行と違い、どうしようと思う方も多いのではないでしょうか。目が覚めるたびに違う土地にいて、町の中心地ではなく、港から観光が始まります。港は聞きなれない地名も多く、一体どういうところなのか不安になる方もいると思います。行ってから考えるという旅慣れた方もいらっしゃると思いますが、どうしようと思っている方に寄港地での過ごし方をご紹介したいと思います。
寄港地の情報収集
インターネットが主なツールとなります。ガイドブックでは寄港地のある街まで載っていないことがよくあります。
まずは船会社や予約した旅行会社のホームページを見てみましょう。ほとんどの場合、寄港地についての情報が書かれています。簡単な案内ではありますが、どういう特色を持った寄港地なのかとはイメージがつくと思います。寄港地での現地観光ツアーを公開している船会社もあるので、どれに行こうか見当をつけて行くのもいいでしょう。
あまり情報がない場合は寄港地の名前で検索してみましょう。最近はいろいろなクルーズに参加をされている方が多く、旅行記を公開しています。すごく参考になるものもあるので、探してみるといいでしょう。
現地観光ツアーに参加
各船会社はほとんど現地観光のツアーを催行しています。船に乗船する前に予約をできる船会社もありますが、多くの場合は船に乗船してから予約をして参加します。
部屋やフロントの近くは現地観光ツアーのパンフレットが置いてあり、そこから選んで申し込みます。申し込みは現地観光ツアー専門のカウンターがある船もあれば、フロントに申し込む場合もあります。日本人スタッフが乗船していれば、手続きをしてくれることもあります。
現地観光ツアーを予約するとその場でチケットをもらえるか、チケットを部屋に届けてくれたりします。出発時間や集合時間が書いてあるので、間違えないように確認して、その時間にその場所へ行きます。そうするとあとは参加するだけ。多くの外国船は英語ガイドが案内しますが、様々な国の人を案内するのに慣れているので、楽しめるように工夫してくれます。各所での出発時間や場所が聞き取れなければ、必ず再度ガイドに確認して、バスに乗り遅れないようにだけご注意ください。日本人スタッフが乗船していれば、現地観光ツアーに同行してくれることもあります。聞いてみる価値はあると思います。
現地観光ツアーの利点
一番は効率的に観光地をまわることができることです。見知らぬ土地で公共交通機関を使って観光することは、なかなかハードルが高いと思います。ツアーに参加すれば、短時間であちこちに連れて行ってくれます。
そして、ツアー中に渋滞して、バスが大幅に遅れても、船会社のツアーであればクルーズ船は出港時間を迎えても、必ず待っていてくれます。時々乗り遅れるお客さんもいるクルーズ船ですが、その点で安心です。
船会社は大変多くのツアーを用意して、お客様のご乗船をお待ちしています。アクティビティを楽しむもの、観光中心のもの、ショーなどを楽しめるものなど、様々です。お気に入りの現地観光ツアーを見つけて、ぜひ寄港地の観光を満喫してください。