広大な「北の大地」北海道は四季折々の魅力が盛りだくさん。しかし、道内の観光は鉄道やバスなど公共交通機関が必ずしも十分とはいえず、レンタカーなど車での移動が中心になります。車の運転はちょっとという人にオススメなのが北海道発着のバスツアーの活用。北海道の運送会社札幌通運が手掛ける旅行ブランド「クラブゲッツ」では多彩な北海道観光のバスツアーを企画実施しています。
クラブゲッツとは
「クラブゲッツ」は札幌に本社がある札幌通運が手がける旅行ブランド。「バスツアー」に加えて、「航空券+宿泊」「フェリー」などを手掛けています。バスツアーは札幌をはじめとする「北海道内発着」に加えて、「首都圏発着」のツアーも催行されています。
クラブゲッツ バスツアー 集合場所
クラブゲッツのバスツアーの集合場所は次の通り。
- 中島公園付近 プレミアホテル中島公園札幌
- 大通公園付近 札幌ビューホテル大通公園
- 札幌駅付近 ANAクラウンプラザホテル札幌
- 札幌駅東口
北海道への旅行中にも参加しやすいですね。
クラブゲッツ バスツアー 主な立ち寄りスポット
四季折々の北海道の自然を堪能できる「クラブゲッツ」のバスツアー。ツアーでよく立ち寄るスポットを紹介させていただきます。
ファーム富田
富良野のラベンダーといえば真っ先の思い浮かぶのが「ファーム富田」。ラベンダー以外にもカスミソウ、赤のポピー、ピンクのコマチソウ、オレンジのカリフォルニアポピーといった花を楽しめます。また春先からラベンダーの開花時期まではアイスランドポピーやオリエンタルポピー、チャイブなどが花畑を彩るなど春から秋にかけて四季折々の花々を楽しめます。ラベンダーのエッセンシャルオイルを調香する様子を間近で見ることができる「香水の舎」、ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための蒸留工場「蒸留の舎」、多彩なドライフラワーアレンjメントが楽しめる「ドライフラワーの舎」などの施設があります。クラブゲッツのバスツアーでは近くの農園で甘くて美味しい富良野メロン食べ放題も楽しめたりします。
青い池
元々は昭和63年(1988年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複建設された堰堤のひとつ。そこに流れ込んだ美瑛川が堰き止められて水が溜まってできたのが「青い池」です。なぜ青く見えるかというと白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水が混ざって生成されたコロイド粒子とと太陽の光が衝突して青い光が反射するためといわれています。無数のカラマツや白樺が立ち枯れる青い池の水面は神秘的。独特のコバルトブルーは「美瑛ブルー」と呼ばれています。
パッチワークの丘
色々な作物が植えられている畑の様子が、様々な色や形・大きさをはぎ合わせて作る「パッチワーク」のように見えることから名付けられました。昭和47(1972)年に、日産自動車「愛のスカイライン」のCMに使用されたポプラの木「ケンとメリーの木」、遠く十勝岳連峰やパッチワークの丘を含む雄大な景色が一望できる「かしわ園公園」、昭和51(1976)年にタバコ「セブンスター」のパッケージに採用された丘にたたずむカシワの木「セブンスターの木」などが見どころです。
神威岬(かむいみさき)
北海道積丹郡の突端にある「神威岬」。義経に強く想いを寄せるアイヌの娘チャレンカが海に身を投げた悲しい伝説が残されている場所です。チャレンカの身体が神威岩となって、以来女性を乗せた船が通ると必ず転覆しまうため、神威岬は女人禁制となったと言われています。神威岬の先端へは駐車場から歩いて約20分。「チャレンカの小道」という散策路を通って向かいます。積丹半島北西にある岬の先端に、黒い帯を灯塔にまといながら立つ白い灯台が神威岬灯台。「恋する灯台プロジェクト」の認定灯台になっています。積丹半島が誇る「シャコタンブルー」の海やダイナミックな風景が一望できます。神威岬の駐車場には「カムイ番屋」があり、お土産選びやグルメも楽しめます。「カムイ番屋」の横で夏に売り出される、ミントの味が爽やかな青いソフトクリームは、神威岬の定番グルメ。ぜひ食べてみてください。積丹を訪ねるクラブゲッツのツアーでは質の良い積丹の昆布を食べて育った濃厚でクリーミーなウニの旨味が魅力のウニ丼、積丹の浜で獲れたて新鮮なネタが盛りだくさんの海鮮丼といった「北の海の幸」も楽しめます。
芝ざくら滝上公園
「芝ざくら滝上公園」は市街地の北部にある小高い丘を中心として約17万平方mの公園で。ここには10万平方mにも及ぶ日本一の芝ざくらの大群落があります。 5月上旬から6月上旬にかけて濃いピンク、淡いピンク、白、紫といった色鮮やかな芝桜がまるで絨毯のように一面に咲き誇ります。 遠くに見渡す山々には残雪が残り、残雪の白と芝桜のピンク色が見事に調和して、 水彩画のような風景が広がります。
かみゆうべつチューリップ公園
総面積12.5万平方m、作付け面積7万平方メートルの広大な敷地に、約200品種の色とりどりの綺麗なチューリップが70万本以上咲き誇ります。公園のシンボルが「オランダ風車」は内部が展望台になっていて、カラフルなチューリップ畑を一望することができます。
旭山動物園
動物が本来持っている生態・行動を引き出して見てもらう「行動展示」の手法を取り入れていて全国的に人気の動物園。生き生きとした動物たちの姿を楽しむことができます。
他にも冬には流氷砕氷船に乗船して、オホーツク海の流氷を見ることができる流氷観光クルーズなど北海道の魅力を体感できるツアーなど、一年を通じて組まれています。
「バスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということではないでしょうか。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。また自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。今度の北海道の旅行は「クラブゲッツ」のバスツアーに参加して、「北の大地」の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。