クルーズ船上で観賞 伝統の熊野大花火大会 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア
熊野大花火大会

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【熊野大花火大会 2023】歴史と見どころ 花火を満喫できるおすすめクルーズ【ノリッポ】

投稿日:2023/03/10 更新日:

夏は日本各地で花火大会が開催されます。家族や友人と花火観賞を楽しむ人も多いと思います。しかし、人気の花火大会では混雑が激しいのも事実。しかしクルーズ船の船上なら混雑知らずでゆっくりと花火を楽しむことができます。世界遺産の熊野古道で知られる熊野で開催される熊野大花火大会ではクルーズ船のコースが例年組まれています。

 

熊野大花火大会の歴史

熊野大花火大会の起源は、お盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯籠焼を行ったのが始まりといわれています。はっきりとした記録は残っていないですが、250年から300年前から始まり、現在に引き継がれています。

熊野大花火大会の見どころ

鬼ヶ城大仕掛け

国の名勝・天然記念物で世界遺産にも登録されている鬼ヶ城に設置された花火が轟音をとどろかせながら七色の花を空に咲かせる迫力満点の光景を眺めることができます。地震並みの激しい振動が発生して、爆音とともに振動も体感できます。熊野大花火大会のフィナーレを飾る花火です。

鬼ヶ城大仕掛け

三尺玉海上自爆

400m沖合いに浮かべた4m×4m程の大きさの鉄骨製のイカダに、重さ250kgの三尺玉を設置してそのまま爆発させます。

三尺玉海上自爆

海上自爆

全速力で走る2隻の船から、点火した花火玉をつぎつぎと投げ入れ、海上で半円形の花を咲かせます。花火の火の粉が全速力で走る船を追いかけるように開く様子は見応え抜群です。

熊野大花火大会2023 開催概要

開催日

2023年8月17日(木)

開催場所

三重県熊野市七里御浜海岸

熊野大花火大会プログラム

花火大会当日の列車時刻表

2023年夏 熊野大花火大会を観賞できるクルーズ

2020年に熊野大花火大会を観賞できるクルーズは下記の3つのコースです。

ダイヤモンドプリンセスで行く 熊野大花火と四国・九州と韓国 9泊10日【横浜発着】

日程 2023年8月14日(月)〜23日(水)

三菱重工長崎造船所で建造されたダイヤモンド・プリンセス号。「日本仕様」にカスタマイズされた日本生まれのプレミアム客船です。

横浜を出港した後、徳島、和歌山下津に寄港した後、8月17日(木)に洋上で熊野大花火大会観賞。その後、韓国の済州島、長崎に立ち寄った後、横浜に戻ります。

ダイヤモンドプリンセスで行く 熊野大花火と四国・九州と韓国 9泊10日

にっぽん丸で行く 熊野大花火・錦江湾大花火・済州島クルーズ 9日間【横浜発着】

熊野大花火大会と鹿児島の夏を彩る錦江湾大花火という2つの花火大会を洋上から眺めるクルーズ。

にっぽん丸で行く 熊野大花火・錦江湾大花火・済州島クルーズ 9日間

まとめ

熊野大花火大会の当日は周辺道路は渋滞が予想されます。また花火目当てに訪れる人もいて、宿の確保も大変。海上を移動するクルーズ船なら渋滞知らず。客室に泊まるので宿の手配の必要もありません。熊野大花火大会以外にも日本各地の観光スポットに船で訪れるのも魅力。2023年の熊野大花火大会はクルーズに参加してみてはいかがでしょうか。

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take

ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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