「長浜盆梅展」は1952年から開催している歴史、規模ともに日本一の盆梅展。その歴史と規模から、日本一の盆梅展として、そして滋賀・湖北地方の新春の風物詩としても知られています。開催期間中は「長浜盆梅展」を訪ねるバスツアーもあります。そこで2024年の「長浜盆梅展」の開催情報とおすすめのバスツアーを紹介します。
「第73回長浜盆梅展」基本情報と見どころ
開催期間
2024年1月10日(水)〜3月10日(日)
時間
9:00~17:00(最終入場16:30)
・夜間ライトアップ期間 1月27日(土)〜2月25日(日)の土日祝
20:30まで時間延長(入館は20:00まで)
・平日夜間特別公開
1月12日(金)〜2月9日(金)の火木金 17:30~と19:00~の入れ替え制
場所
慶雲館(滋賀県長浜市港町2-5)
アクセス
JR長浜駅より徒歩約3分
見どころ
2024年のテーマは干支にちなんだ「盆梅×龍」。約300鉢の中から開花時期に応じて入替を行っていて、常に見頃の盆梅を約90鉢を展示しています。中には高さ3mの巨木や樹齢400年と伝わる古木もあります。また、切り絵作家・早川鉄兵さんとのコラボレーションや幻想的な夜のライトアップも見逃せません。
「長浜盆梅展」の会場「慶雲館」とは?
「長浜盆梅展」の会場になっている建物が「慶雲館」。明治時代、長浜の豪商・浅見又蔵氏が、明治天皇行幸に合わせ、私財を投じて建設した長浜の迎賓館です。名前は初代内閣総理大臣・伊藤博文がその荘厳美麗な姿から名付けました。
広大な庭園は明治天皇行幸25種年を記念して、二代目又蔵氏が造営。「近代日本庭園の先覚者」と呼ばれ、平安神宮神苑など多くの造園を手がけた、七代目小川治兵衛が作庭を手掛けました。大きな起伏を伴う立体的な地形と巨石を用いた豪快な意匠のほか、芝生と枯池を前景として琵琶湖を眺望する遠近感に富んだ景観構成が特徴です。
純和風の本館は木造二階建・総檜造りで、寄棟造・書院風建築・桟瓦葺の大屋根が特徴的。高さ約5mの巨大な灯籠や、日本一大きな芭蕉の句碑、慶雲館本館と同時期に建設された茶室など、見どころいっぱいです。
庭園は国指定名勝。「和」の雰囲気をたっぷり感じながら過ごすことができます。
「長浜盆梅展」おすすめバスツアーとその魅力
訪日外国人観光客にも注目されている「長浜盆梅展」。そんな「長浜盆梅展」で庭園や、幻想的な竹灯りと盆梅展とのコラボを楽しめる「夜間ライトアップ」を訪ねるバスツアーを紹介します。
おすすめバスツアー:「幻想的な新春の風物詩・日本最大級の「長浜盆梅展」ライトアップ&かに尽くし!日本海で食す「選べる蟹ランチ」~豪華「紅ずわい甲羅丼」のお持ち帰り付き~」
こちらのバスツアーは名古屋駅発着のコース。「長浜盆梅展」の夜間ライトアップに加えて、冬の味覚の王様カニを楽しめるランチ付き。日本海に近い湖北エリアならではのコースです。
出発地の「名古屋駅エスカ地下街」は地下でつながっているので、天気の悪い日や寒い日でも安心して移動できます。日本の伝統美に加えてグルメも楽しめるツアーの予約は下記リンクより。
〈売りつくし価格〉幻想的な新春の風物詩・日本最大級の「長浜盆梅展」ライトアップ&かに尽くし!日本海で食す「選べる蟹ランチ」~豪華「紅ずわい甲羅丼」のお持ち帰り付き~
おすすめポイント①:「日本海さかな街」で選べる蟹メニューランチ
「日本海さかな街」は地元敦賀の水産業者を中心に70店舗あまりが軒を並べる、日本海側最大級の海鮮市場。敦賀港直送の魚介が並ぶ鮮魚店をはじめ、干物魚などの水産加工のお店や、敦賀・若狭の特産物、海鮮料理店、お土産店など個性豊かなお店が軒を並べています。
そんな「日本海さかな街」からお店を選んで蟹メニューのランチを楽しめます。一部のお店ではオプションメニューもあってより一層、冬の味覚を楽しめます。
おすすめポイント②:北陸最強のパワースポット「氣比神宮」
「越前一の宮」という格式の高い神社。大宝年間の702年建立と伝えられています。佐渡ヶ島から漂着したムロで建立したと伝わる大鳥居は、木造としては、広島の厳島神社、奈良の春日大社と並ぶ「日本三大木造大鳥居」のひとつで、国の重要文化財に指定されています。江戸時代には松尾芭蕉が、「奥の細道」の中で参拝したことを記しています。
近年は「恋の社」としても人気。拝殿の前にあるのが「縁結び桜」。参拝した後に恋みくじを引いてこの桜の周りに結ぶと恋愛運が上昇するとのことで、カップルや夫婦におすすめです。
まとめ
2024年の「長浜盆梅展」の開催情報とおすすめの日帰りバスツアーを紹介しました。「バスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということ。目的地までバスで移動するので、鉄道やバスの時刻を調べたりする必要もありません。
日帰りバスツアーに参加して、手軽に、お得に「長浜盆梅展」を訪ねてみてはいかがでしょうか。