埼玉県秩父地方の冬の風物詩「秩父夜祭」が2022年は3年ぶりに例年に近い形で開催されます。豪華絢爛な屋台が町を練り歩いて、家族・ファミリーで楽しめます。そんな秩父夜祭の見どころと祭りに出かけた時におすすめのホテルを紹介します。
秩父夜祭とは?
「秩父夜祭」は「京都祇園祭」、「飛騨高山祭」と共に日本三大曳山祭の1つに数えられていてます。国指定重要無形民俗文化財に指定されていて、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。江戸時代の寛文年間(1661~72)には祭りが存在していたという記録があって、300年以上の歴史を誇っています。2022年は12月2日(金)に宵宮が、12月3日(土)に大祭が開催されます。
宵宮
宵宮は、祭りの本番を盛り上げる、前夜祭に近い位置づけになります。朝から山車の曳きまわしが行われ宵宮としての屋台牽引が行われ、花火の打上げが行われます。4基の山車が市内を曳行します。
大祭
12月3日に行われる大祭は2台の笠鉾と4台の屋台が勢ぞろいして町中を曳行します。4台の屋台は張出を付けて、芸座を組み立てて屋台芝居(歌舞伎)を上演します。また長唄を演奏しそれに合わせて踊る曳き踊りも楽しめます。そして冬の夜空に舞う花火は見ごたえ抜群。次々と打ち上がる連続花火や大スターマインが秩父の夜空を彩ります。
「秩父夜祭」で家族・ファミリー・子連れにおすすめのホテル
ホテルルートイン秩父
西武秩父駅近くにあるホテル。鉄道で移動する家族・ファミリーには抜群のロケーション。ホテルルートイン系列ならではの全室WOWOWの無料視聴が全室で可能です。
住所:埼玉県秩父市野坂町2丁目3番18号
アクセス:西武秩父駅より徒歩3分
ホテル美やま
秩父市郊外の横瀬川沿いに佇む渓流の流れを感じる自然の中の温泉宿。全ての客室で横瀬川の渓流を眺めることができて、川のせせらぎや澄んだ空気、四季折々の風景を楽しめます。自家源泉の温泉を楽しめる男女別の大浴場と露天風呂を完備しています。
住所:埼玉県秩父市山田1294-1
アクセス:西武秩父駅より車で約15分
新木鉱泉
文政10年(1827)創業の老舗宿。開業以来大規模な建て替えをしていないため、当時の面影が館内には多く残されています。男女別の大浴場に加えて、家族・ファミリーだけで楽しめる貸切風呂も備えています。
住所:埼玉県秩父市山田1538
アクセス:西武秩父駅より車で約10分
まとめ
「秩父夜祭」の開催日は西武鉄道、秩父鉄道も臨時列車が運行されます。都内からも日帰りで足を運ぶことができますが、せっかくなら宿泊すると祭りの熱気をより感じることができると思います。「秩父夜祭」へのお出かけの参考になると幸いです。