バスツアーは季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まったバラエティに富んだ商品がいっぱい。しかも出発日直前まで申込を受け付こけているツアーもたくさんあります。春休みはたくさんのバスツアーが催行されます。この時期ならではのお花や季節のイベントも盛り込まれていて楽しさいっぱい。この記事では「春休みならでは」のバスツアーの見どころスポットを15か所紹介します。
春休み バスツアー 見どころ10選
甚六桜
甲府盆地や南アルプスを見渡せる高台にあるJR中央線勝沼ぶどう郷駅の周辺に約1,000本の桜が立ち並んでいます。名前は長年、桜を育てている地元菱山地区の後継者の集まり「甚六会」の名にちなんでいます。桜の開花時期には列車の車窓から桜を眺めることができます。
新倉富士浅間神社
新倉山の中腹に鎮座する新倉富士浅間神社境内から398段の咲くや姫階段を上った展望デッキから残雪が富士山と朱塗りの五重塔、そして咲き誇る約650本のピンク色の桜、そして青々とした空という自然景観が織り成すフォトジェニックな光景は「インスタ映え」間違いなしです。
山高甚大桜
山梨県武川町の実相寺境内にある樹齢2,000年といわれるエドヒガンザクラで国指定特別天然記念物に指定されています。樹高10.3m、根元・幹周り11.8m。ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えたという伝説があり、法華宗の開祖、この木の衰えを見て回復を祈ったところ再生したという伝承があります。
高田城址公園
高田城跡を公園として整備された高田公園。高田城は徳川家康の六男だった松平忠輝によって築かれました。園内には約4,000本の桜が咲き誇ります。桜の開花時期に開催される「高田城百万人観桜会」では、高田城の三重櫓とともに、桜がライトアップされて、幻想的な空間。「日本三大夜桜」のひとつに挙げられています。
久遠寺
身延山久遠寺は鎌倉時代に日蓮上人によって開かれた日蓮宗の大本山。久遠寺境内にある樹齢400年と伝わる2本のしだれ桜は、大きく垂れ下がる枝いっぱいに淡いピンクの花をつけます。
富士本宮浅間神社
世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして登録されている富士山とゆかりの深い神社。富士山は富士山本宮浅間大社の御神体として崇められる神聖地でした。本宮の境内の広さは約17,000坪。本殿社殿は徳川家康の寄進によるもの。国宝に指定されている本殿は「浅間造」と呼ばれる特徴的な形態です。浅間大社のご神木が桜であるため、境内には枝垂れ桜、ソメイヨシノなど約500本の桜が植えられています。
高遠城址公園
ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みのある花を咲かせる「タカトオコヒガンサクラ」。高遠藩の旧藩士達が馬場の桜を廃城となった城跡に移植したのが始まりです。現在では約1,500本もの「タカトオコヒガンサクラ」が咲き誇り、その可憐さと規模の大きさは「天下第一」といわれています。
熊谷桜堤
江戸時代から桜の名所として知られていて、荒川大橋付近から下流、約2kmの区間に約500本のソメイヨシノが咲き誇ります。桜の時期には土手に菜の花も咲き誇り、桜のピンク色と菜の花の黄色が織り成す色彩のコラボレーションを楽しめます。
わたらせ渓谷鐵道
絹織物の産地、桐生駅を起点に走るわたらせ渓谷鐡道のわたらせ渓谷線。旧国鉄時代は足尾線を引き継いで運行されている第三セクターのローカル列車です。渡良瀬川の上流を渓谷に沿って走る路線です。春は沿線に菜の花や桜、花桃といったたくさんの美しい花々が咲き乱れます。
佐倉チューリップフェスタ
佐倉ふるさと広場にあるオランダ風車を背景に約40種類・30万本の色とりどりのチューリップが咲き誇ります。
マザー牧場 菜の花
マザー牧場は、房総半島の山々や東京湾、富士山などの雄大な景色が見渡せる鹿野山(かのうざん)にあります。園内では、牛、馬、羊、アルパカなど沢山の動物達が暮らしていて動物たちと触れ合うことができて、動物たちが活躍するイベントが毎日開催されています。春休みの時期には約350万本の菜の花が咲き誇り、まるで黄色のじゅうたんみたいです。
天平の丘公園
下野国分寺・国分尼寺跡に囲まれた歴史と文化の薫る公園。日本三大桜の根尾谷淡墨桜・三春滝桜・山高神代桜の子孫樹をはじめ、350本を超えるヤエザクラは見ごたえ抜群。春休みの時期には「天平の花まつり」という桜まつりが開催されます。
三嶋大社
古くから伊豆国一の宮として栄え、源頼朝が源氏再興を祈願したことでも知られる由緒ある神社。本殿は国指定重要文化財に指定されています。シダレザクラ、ミシマサクラ、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど約200本の桜が植えられていて、2月下旬の寒桜から順に開花していきます。
鶴ヶ城
戊辰戦争で白虎隊の悲劇の地となった鶴ヶ城。名曲「荒城の月」を作詩した土井晩翠はこの城をモデルに詩を作ったといわれています。天守は昭和40年(1965)に幕末の姿であった5層の天守閣に復元され、平成23年には当時の姿であった「赤瓦」に吹き替えられ、より幕末当時の姿に再現されました。桜の種類も豊富で約1,000本の桜が咲き誇ります。
三島スカイウォーク
全長400m・高さ70m・歩道幅1.6mの日本最長の歩行者専用の吊り橋。富士山の雄姿と伊豆の山並みを一望できる景観はまさに圧巻。「インスタ映え」間違いなしのスポットです。天井いっぱいに花が広がるスカイガーデン、アクティビティが充実しているフォレストガーデンなど楽しみもいっぱいです。
春休み バスツアー 集合場所
春休みのバスツアーはどこから発着するのでしょうか。首都圏1都3県の春休みの時期にバスツアーが発着するのは次の通りです。
東京
- 新宿
- 東京
- 錦糸町
- 池袋
- 町田
神奈川
- 横浜
- 武蔵小杉
- 川崎
千葉
- 西船橋
- 流山おおたかの森
- 浦安
埼玉
- さいたま新都心
- 南越谷
- 武蔵浦和
- 春日部
- 所沢
上記の通り、通常よりもたくさんの場所から発着するバスツアーがあります。
春休み バスツアーのメリット
バスツアーの大きな魅力は何といっても移動が楽なこと。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「バスツアー」ならそんな心配もありません。大きな荷物はバスのトランクに預けるので、荷物の負担もありません。自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。こうした不安や不便さを取り除いて気軽に、手軽に参加できるのが魅力です。
まとめ
記事で紹介した見どころは春休みの時期ならではの見どころです。季節のフルーツ、いちご狩りを楽しめたり、新鮮な海の幸を楽しめたり、ツアーによって魅力的な企画が組まれていて、どのツアーに参加するか迷うほど。季節柄、桜観賞が含まれるコースが多いです。また鴨川シーワールドなどテーマパークを訪ねるツアーが多いのも長期休暇の時期のバスツアーの特徴。まず、自宅近くの集合場所を発着するバスツアーを探してみてはいかがでしょうか。「安心・気軽・手軽」に参加できるバスツアーは家族連れ、カップル、夫婦、女子旅、一人旅どんな旅行形態でも楽しめます。今度のゴールデンウィークはバスツアーに参加してみてはいかがでしょうか。