錦江湾を挟んで向かい合っている薩摩半島と大隅半島。二つの半島を結んでいるのが「鴨池・垂水フェリー」です。観光客の移動手段として便利なのはもちろんのこと、そこで暮らす地域の人々にとっても欠かすことができない生活の足でもあります。
鴨池・垂水フェリー
概要
「鴨池・垂水フェリー」は鹿児島県内で幅広くバスやフェリー、ホテルなどの事業を展開している「いわさきグループ」の会社。鹿児島と屋久島・種子島を結ぶジェトフォイユの運航を手掛ける「種子屋久高速船」もグループ会社の一つ。鹿児島市の鴨池港と垂水氏の垂水港を結んでいます。
運航ダイヤ
鴨池・垂水フェリーは次のダイヤで運航しています。
鴨池港発
5:20、6:35、7:10、7:40、8:15、8:50、9:20、9:55、10:30
11:20、12:10、13:00、13:50、14:40、15:30、16:00、16:35
17:10、17:40、18:15、19:05、19:55、20:45、21:35、22:30
垂水港発
6:20、6:50、7:25、8:00、8:30、9:05、9:40、10:30、11:20
12:10、13:00、13:50、14:40、15:10、15:45、16:20、16:50
17:25、18:00、18:30、19:05、19:55、20:45、21:35、22:30
一日を通して運航しています。所要時間は約40分です。
運賃
鴨池・垂水フェリーの乗船料金は大人(中学生以上)が500円、小人が250円です。自家用車を載せることも可能。料金は車の大きさによって異なります。車に同乗している人の運賃が車1台につき、4名まで半額になります。
フェリーの名物『南海うどん』
鴨池・垂水フェリーに乗船した際にぜひ食べてほしいのが「南海うどん」。好みに合せて、トッピングを選んで自分だけのお気に入りのうどんを食べることができます。うどんだしはかつお節をはじめ、4種の素材から引いた出し汁と指宿、屋久島、種子島でリゾートホテルを展開するグループ会社のいわさきホテルズの総料理長のレシピで合わせたこだわりのスープです。いわさきホテルズレシピのじっくり煮込んだ手作りカレーがうどんだしとバランスよく合わさったカレーうどんがおすすめです。
鴨池・垂水フェリー 乗り場
垂水 フェリー乗り場
垂水港~桜島口~国分~鹿児島空港、垂水港~古江・鹿屋~根占~佐多~大泊、垂水港~~鹿屋~志布志を結ぶバスが運行されています。フェリーを下船した後、鹿児島県内各地へのアクセスも良好です。
鴨池 フェリー乗り場
JR鹿児島駅から16番線大門口経由、23番線天文館経由、鹿児島中央駅からは32-1番線のバスに乗って鴨池港で下車します。
垂水フェリーは桜島の傍を横切って通過します。船上から眺める桜島はまさに絶景。鹿児島旅行の際には「垂水フェリー」に乗って、名物のうどんを楽しみながら桜島を船上から眺めてみてはいかがでしょうか。