運河に流れるゴンドラが風情を誘うヴェネチア。水の都と言われるように街の中には運河がめぐり、複雑に入り組んだ路地はまるで迷路のよう。かの有名なナポレオンが「世界一美しい広場」とたたえたサンマルク広場などもあり散策するにはぴったりのスポットです。
ヴェネチアは自動車の乗り入れができず、鉄道も通っていません。
市内は徒歩でも主要なスポットを巡ることは可能ですが、より効率的に巡りたいですよね。そこで登場するのが水上バスのヴァポレット。ヴェネチアではヴァポレットが運河各所とラグーナの島々を結ぶ主要な移動手段となります。
ヴァポレットの料金
料金は時間制で75分(€75)、24時間(€20)、48時間(€30)、72時間(€40)、7日間(€60)の券が販売されています。
75分券は片道のみ有効。その他の券はすべての水上バスが時間内で乗り放題となります。
運賃自体は少し高めの設定となっているので遠くまで移動したいときに利用することをおすすめします。
実際に乗ってみよう!
水上に突き出た黄色ラインの入った建物が目印。
券売所で何時間の切符を買うか伝え、チケットを購入します。停留所によっては自動券売機もあるためそちらでの購入も可能。
行き先を確認。停留所によっては乗り場が別れる場合があるため注意が必要です。チケットを読み取り機にかざし緑のランプがついたら進んで乗船します。
降りる際は船上員が停留所の名前を言います。聞き漏らさないようにしましょう。