瀬戸内海の魅力
瀬戸内海は本州と四国および九州に囲まれ、紀伊水道と豊後水道で太平洋に、関門海峡で日本海に通じています。大小約 700 の島々が浮かんでいます。古代から日本の重要な海上交通路として利用されてきました。遣隋使、遣唐使の時代には都を出発した使節は瀬戸内海を通って大陸へ向かいました。奈良県の正倉院にはシルクロードを通じて西域からもたらされて海を渡ってきた収蔵品もありますが、こうした収蔵品も大陸から瀬戸内海を通って都に持ち込まれました。美しい島々や歴史ある町並み。見どころはつきません。近年は交通機関+ホテルの「セットプラン」も充実していますが、「旅のテーマ」に沿った首都圏発着の瀬戸内観光のプランを紹介します。
テーマ別 おすすめ旅行プラン
新幹線のぞみ号で行く 歴旅瀬戸内Story
「日本遺産」に認定されている岡山、尾道、竹原の3都市を観光するプランです。「日本遺産」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が「日本遺産」として認定したものです。地域の風土に根ざした世代を超えて受け継がれている歴史・文化遺産や伝承、風習を旅を通じて体感することができます。この商品では「お楽しみポイント」として岡山ではお食事処洪庵茶屋での食事や喫茶や足守プラザでの陶芸体験、絵付体験、陶芸作品の購入で利用できる共通利用券1000円分、尾道では尾道日本遺産ガイド付き、尾道スイーツクーポン、尾道市内のバスと千光寺山ロープウェーの往復乗車券が含まれる尾道フリーパス、竹原では竹原港⇔大久野島「うさぎの想い出」100円で乗船できる特典はついています。竹原、尾道は国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。歴史情緒を感じながら旅する瀬戸内の旅です。
新幹線のぞみ号で行く 島旅~尾道・小豆島~
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの「しまなみ海道」では瀬戸内海に浮かぶ島々とそれらを繋ぐ橋が織り成す美しい景観を楽しみながらサイクリングができる「サイクリングロード」。日本で初めて海峡の横断できる自転車道 です。小豆島は瀬戸内海で2番目に大きな島で一年を通じて温暖な気候に恵まれています。日本ではじめてオリーブの栽培に成功した島です。青く穏やかな海と真っ白な砂浜は訪れた人の心を和ませます。瀬戸内海に浮かぶ代表的な島の魅力を堪能するプランです。このプランでは小豆島島内のレンタカーやJRの駅レンタカーをオプションで付けることもできます。また特典として尾道では「島なみホッピングパス」と「おのみちスイーツクーポン」、小豆島では「オリジナルMYオリーブオイルブレンド体験」に加えて「小豆島オリーブクーポン1冊」、特典満載の「小豆島空と光と海のクーポン」が500円(通常は3,270円)で購入できます。「島なみホッピングパス」はサイクリングとクルージングのセット券、「小豆島空と光と海のクーポン」二十四の瞳映画村、寒霞渓ロープウェイ、小豆島大観音の入館料・乗車券が含まれて小豆島そうめんもついています。また小豆島では島めぐり観光バスに特別運賃で乗ることができます。
新幹線のぞみ号で行く 酒~西条・岡山~「酒」をテーマに瀬戸内を旅するプラン。
広島・尾道・呉に宿泊すると「選べる特別試飲+賀茂鶴徳利おちょこセット」、岡山・倉敷宿泊に宿泊すると「酒工房独歩館 選べる飲み比べセット付」の特典があります。「酒工房独歩館 選べる飲み比べセット付」は日本酒「大吟醸」2種類飲み比べか地ビール「独歩」3種類飲み比べのいずれかを選ぶことができて、ガイド付き酒蔵見学(要事前予約)もできます。
瀬戸内へのアクセスは新幹線がおすすめ
広島空港、岡山空港もありますが、一番の難点は市街地から離れていることです。飛行機に乗っている時間に加えて、自宅から空港までの移動、搭乗までの時間、到着後、飛行機から降りて到着ロビーに向かう時間など考慮するとやはり新幹線の方がお薦めです。移り行く車窓からの風景も楽しみながら瀬戸内へ移動してはいかがでしょうか。