日本船の「飛鳥Ⅱ」が2020年1月中旬から45日間、改装工事を実施しました。新型コロナウィルス感染拡大の影響でしばらく運航を見合わせていましたが、2020年11月から万全の感染症対策のもと、満を持して運航を再開します。装い新たに運航を再開する飛鳥Ⅱ。今回のリニューアルのポイントを紹介します。
飛鳥Ⅱリニューアルのポイント
露天風呂が登場
現在設置されているウィンブルドンコートに代わって、展望大浴場グランドスパに露天風呂が登場します。大海原を眺めながらより開放的な空間でのリラックスしたひと時を過ごすことができます。
プレミアダイニング「ザ・ベール」誕生
上級客室ロイヤルスイート・アスカスイート専用のプレミアダイニングはスペースが拡張されて座席数を増えます。現在の2回制ディナーから時間に関係なく、好きな時にディナーを楽しめるようになります。今回の改装に際してプレミアダイニングが「ザ・ベール」という名前になります。
装いが新たになる「リドカフェ&リドガーデン」
「リドカフェ&リドガーデン」はアイランド型ビュッフェカウンターの設置や、2名席が増設されて、より快適に利用できるようになります。
和洋室の新設
アスカスイートに新たに和洋室が登場します。落ち着いた和室の雰囲気と洋室の快適さを兼ね備えて、温泉旅館の和洋室のようなくつろぎを感じていただけます。部屋は2室を予定。ミニシンクやゆとりのバスエリアも設置されます。
ブックラウンジ e-Squareオープン
PCコーナーに図書も備えた開放的なラウンジがオープンします。コーヒーやハーブティーを飲みながらゆったりとした読書タイムを楽しむことができます。
Wi-Fi エリアの充実とビデオオンデマンド サービスの提供
全客室と一部を除く船内公共エリアでWi-Fi サービス(有料)を利用できるようになります。客室ではビデオオンデマンドで映画などをいつでも見ることができ、更にインフォメーションやニュース等の船内コンテンツ配信が予定されています。
「安心」の飛鳥Ⅱ感染症対策
ソーシャルディスタンスの確保
船内でのソーシャルディスタンスを保つため、定員を半数以下に絞っての募集となります。一部客室カテゴリーは販売を休止、ロイヤルスイート、アスカスイート、スイートの3人利用は当面の間見合わせます。また、2つ以上のクルーズを連続して乗船すること、下船日から起算して14日以内の再乗船もできません。またグランドスパやショップ各店舗など船内施設も利用人数を制限して利用、夕食もテーブルを指定した上での利用になります。
乗船客ならびに乗組員の安全確保
乗船前には事前PCR検査が義務付けられることになります。万が一、飛鳥Ⅱの定めた条件に該当する場合、同行者も含めて乗船できなくなりますが、2021年1月2日出発のクルーズまではもし、新型コロナウィルス関連の事情で乗船できなくなった場合はクルーズ代金に係る取消料はかからないとのことです。また乗船時にも検温を実施、船内各所にサーマルカメラを設置し、乗船客の体表温度の計測が実施されます。乗船中の乗組員は、1日2度の検温の他、定期的なPCR等の遺伝子検査を実施し、健康状態の確認を行い、乗組員区画においてもソーシャルディスタンス、適切な手洗い、個室での乗組員の居室利用など、感染防止に万全の対策を講じます。
船内の衛生管理
船内では至る所にアルコールを設置して、随時、消毒できます。また抗菌・抗ウイルスフィルターを備えた空調システムで常に空気の入れ替えを行い、徹底した清掃・消毒を実施します。万一に備えて適切なゾーニングができるよう乗組員の居室配置を行うとともに、診療室に検査チームを設置し体制強化に取り組んでいます。
2020年度は運航開始から30周年という「メモリアル・イヤー」の飛鳥Ⅱ。2020年7月から始まっている「Go To トラベル」の適用対象になっています。アスカクラブ優待券等の割引券、日本郵船発行の株主優待券、クルーズ商品ごとに設定のあるキャンペーン割引等と併用することができます。ぜひこの機会に船旅の魅力を改めて見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
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