2020年に創業180周年を迎えるキュナード・ライン。英国の伝統に彩られた日常を忘れたラグジュアリーなクルーズ体験を提供し続けています。現在、就航している3隻の船はそれぞれイギリス女王の名前が冠されています。英国が誇る歴史ある気品を船上で提供し続けている3隻の客船を紹介します。
クイーン・エリザベス
「世界で最も有名な豪華客船」といっても過言ではないクイーン・エリザベス。現在就航している船はなんと「三代目」の船で、2010年に就航、2018年に改装を行いました。2019年は日本発着クルーズを実施、更に2020年、2021年上半期も日本発着クルーズの実施が決まっています。内装は初代クイーンエリザベスの就航した1930年代のアール・デコを基調としています。デッキは12層で客室は全部で1029室。そのうちの838室は海側の客室です。
クイーン・メリー2
総トン数148,528トン、全長345mを誇るキュナード・ラインの3隻で最も大きな客船であり、キュナード史上最大の客船です。カジノやスポーツセンターに加えて、プラネタリウムまで備える様子はしばしば「洋上の宮殿」と形容されます。客室は全部で1,310室あり、そのうちの1,017室が海側に面しています。キュナード・ラインのフラッグシップとして世界各地でラグジュアリーな船旅を提供しています。
クイーン・ヴィクトリア
大英帝国の繁栄を象徴していたといえるヴィクトリア女王にちなんで命名されました。エレガントでクラシックな英国伝統の世界をより洗練させて洋上に実現したのがクイーン・ヴィクトリア。英国が誇る歴史と気品を随所で感じながら、優雅なおもてなしを心ゆくまで堪能することができます。客室は全部で1,007室。そのうちの864室が海側に面しています。7つのレストランと13のバー、3つのプールを持っています。更に船内に運動不足解消の為のアスレチックジムもあります。就航は2007年、現在航行している3隻の中で最も新しい客船です。
英国伝統の「ホワイトスター・サービス」のおもてなし
キュナード・ラインのクルーは全員、「ホワイトスター・アカデミー」で船舶における知識やサービスの全てを学び、訓練を受けています。「ホワイトスター・サービス」は、「タイタニック」を所有していたホワイトスター・ラインの 高品質なサービスと名前を承継する伝統と格式を持ち合わせたサービス。胸元にロゴ・バッジ、白
い手袋を身につけたクルーが並んで出迎る挨拶からディナーを楽しんでいる間に毎晩ベッドのターンダウンサービスを行うルームスチュワードまで、洗練された英国式のサービスを提供しています。
「かけがえのない思い出に残る」旅。記念日旅行のプレゼントにお薦めのキュナード・ラインのクルーズ。両親や大切な人へのプレゼントにいかがでしょうか。クイーン・エリザベス、クイーン・ヴィクトリアには、日本人ホステスが乗船していて、船内新聞や、レストランのメニューなど各種案内も日本語で受けることができるのも魅力です。