JR九州では九州新幹線の車内や一部のD&S列車で既にWifiサービスが提供されれいますが、「JR-KYUSHU FREE Wi-Fi」という名前で九州各県の県庁所在地の駅や新幹線の駅、D&S列車でWifiサービスのさらなる向上を促進するとのことです。
導入駅と導入開始時期
新しいWifiサービスが導入される駅ですが、まず2019年3月27日から小倉駅、博多駅、佐賀駅、長崎駅、大分駅、熊本駅、鹿児島中央駅、宮崎駅の各駅で導入されます。2019 年 4 月以降に新鳥栖駅、久留米駅、筑後船小屋駅、新大牟田駅、新玉名駅、新八代駅、新水俣駅、出水駅、川内駅で順次導入されていく予定です。Wifiサービスは各駅の改札口、きっぷうりば周辺等で利用することができます。そしてサービスを提供する駅にはステッカーが貼られるとのことです。
導入列車及び導入時期について
新しいWifiサービスが導入される列車ですが、まず2019年3月から別府から阿蘇間で運行している「あそぼーい!」、鹿児島中央駅から指宿間で運行している「指宿のたまて箱」、熊本から三角間で運行している「A列車で行こう」の3列車でスタートします。4月以降にかわせみ やませみ、いさぶろう・しんぺい、はやとの風、海幸山幸、或る列車、SL人吉の各D&S列車にサービスが導入されます。既にWifiサービスが導入されている「ゆふいんの森」で提供されているWifiサービスも「JR-KYUSHU FREE Wi-Fi」となります。
Wifiサービスの利用方法
「JR-KYUSHU FREE WIFI」はメールアドレスまたは SNS アカウントを登録することで誰でも利用することができます。一度登録すると駅とD&S列車を相互に利用することができます。1回の接続時間は60分ですが、1日に何回でも利用することができます。大規模災害した時はメールアドレスの登録をすることなく、誰でもWifiサービスを利用することができます。またエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社が提供しているスマートフォン向け無料認証アプリ「Japan Wi-Fi」に対応していて、一度、登録をすると「JR-KYUSHU FREE Wi-Fi」に加えて新幹線で利用できる「Shinkansen Free Wi-Fi」や様々なエリアの無料Wifiサービスが利用できます。。
D&S列車の社内では景色も楽しみながら下車駅での観光情報などを探すなどわくわくして車内を過ごすことができたりしますね。駅については現在、予定されているのは県庁所在地の駅、新幹線の駅ですが、別府駅や由布院駅といった観光地の駅でも利用ができるようになるといいですね。今後のサービス拡充に期待です。