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八幡浜 観光【ノリッポ】

投稿日:2021/04/15 更新日:

八幡浜市は愛媛県西端にある佐田岬半島の付け根に位置しています。北に伊予灘、西に宇和海を望み、丘陵地が多く、海はリアス式海岸が続き、温暖で風光明媚な町です。また大分県の別府市、臼杵市とを結ぶフェリーの定期航路があり、大分県の佐賀関へのフェリーが発着する三崎港まで車で約50分、四国と九州を結ぶ「海の玄関口」です。そんな八幡浜の魅力について記事では紹介します

八幡浜へのアクセス

各地から松山空港まで飛行機で移動、松山空港から八幡浜まで連絡バスが一日6往復運行しています。JR利用の場合、各地から新幹線で岡山駅まで乗車、特急しおかぜ号に乗り換えて終点の松山駅まで乗車、さらに宇和島行きの特急宇和島号に乗車して、宇和島駅下車です。

八幡浜 おすすめ観光スポット

道の駅・みなとオアシス八幡浜「みなっと」

道の駅・みなとオアシス八幡浜「みなっと」は、地域の素材を活かした産直・物販・飲食施設「アゴラマルシェ」、八幡浜漁港に水揚げされた新鮮な魚を直売する「どーや市場」、「みなと交流館」などで構成された複合施設で、まちの新たなシンボルです。隣接する八幡浜市水産物地方卸売市場は自由に出入りすることができます。セリ場などに入場したい場合は事前の連絡が必要です。

道の駅・みなとオアシス八幡浜「みなっと」
住所/ 八幡浜市沖新田1581番地23
TEL/ 0894-21-3710(みなと交流館)
営業時間/ 7:00~18:00 ※各施設により異なる
定休日/ 年中無休・不定期・年末年始 ※各施設により異なる
入場無料

八幡浜市水産物地方卸売市場
住所/ 八幡浜市沖新田1585番地9
TEL/ 0894-22-3111(八幡浜市水産港湾課)
営業時間/ 6:00~17:00
定休日/  1月1日~3日
入場無料

諏訪崎

八幡浜の市街地から海岸線を南に向かった所にある小さな岬。正式には「自然休養林諏訪崎」といいます。宇和海に伸びる3キロほどの小さな岬ですが、デートや散策、ハイキングに人気のスポットです。1,8㎞ほどの遊歩道には、ツツジやアジサイ、ツバキ、サルスベリなど、四季折々の花が咲きます。夕暮れの潮騒に耳をすませながら、海に沈んでいく太陽をぼんやり見つめるだけでも、旅行中の最高の思い出になるでしょう。

平家谷

宮内川上流の「平家谷」一帯は、平家落人たちの哀しい伝説が残る場所です。壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人たちが隠れ住んだと伝えられている平家谷と鼓尾、枇杷谷、両家地区には、「平家落人伝説」が残されています。渓谷と自然林がことさらに美しく、現在では憩いとやすらぎの場として生まれ変わり、人々に親しまれています。春は桜やつつじ、初夏のあじさい、秋の紅葉、冬は梅と水仙と四季折々の花々が咲き誇ります。夏場は瑞々しい緑と木漏れ日が心地よく、マス釣りやマスの塩焼きが楽しめます。また渓谷の清流を利用した「そうめん流し」が夏の風物詩となっています。

明治の町並み(保内町川之石地区)

保内は明治期に愛媛県内で一番早く電気がともったり、愛媛県最初の銀行として第二十九国立銀行(現在の伊予銀行)が設立されるなど、文明開化期をリードしました。もっきんロードはレトロな雰囲気を楽しめる遊歩道です。歩道沿いには、現在も旧東洋紡績赤レンガ倉庫や美名瀬橋など歴史ある建物が残っていて、かつての繁栄をしのばせるレトロな雰囲気を色濃く残しています。

大正湯

大正4年創業の大正湯は100年以上も地元の人々に愛される銭湯です。まるでドラマに出てきそうな銭湯は内装も大正レトロ感たっぷりで、浴室には富士山の絵が描かれている。銭湯の2階には格安で泊まれるゲストハウスが令和元年(2019)6月にオープンしました。

大正湯
営業時間/ 16:00~23:00(22:30札止め)
定休日/ 月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
入浴料金/ 大人(12歳以上)400円、中人(6歳以上12歳未満)150円、小人(6歳未満)60円
宿泊料金/ お一人様2,500円(サウナ付き入浴料金込み)

八幡浜 おすすめのグルメ

ロンドン本店

昭和25年創業の老舗。「八幡浜ちゃんぽん」の先駆けとなった食堂です。「八幡浜ちゃんぽん」の最大の特徴は、鶏ガラ、カツオ、昆布などでだしを取った「あっさりスープ」。麺は太めのストレートが一般的で、玉ねぎやニンジンなどたっぷり野菜を豚肉と多めのコショウで炒めた「肉野菜炒め」を麺の上にのせて仕上げます。八幡浜のソウルフードを楽しんでください。

ロンドン本店
住所/ 愛媛県八幡浜市新町1466
TEL/ 0894-22-1234
営業時間/ 11:30~20:30
定休日/ 水曜日

パン・メゾン八幡浜店

「塩パン」発祥の有名なお店です。他県から訪れる人も、常時焼きたてを食べることができます。

パン・メゾン八幡浜店
住所/ 八幡浜市北浜1-8-15
TEL/ 0894-27-0348
営業時間/ 7:30~19:00
定休日/ 火曜日

八幡浜ふるさと体験

八幡浜では地域の人たちとの交流を通じて、八幡浜ならではの自然やまちなみ、生業(なりわい)や暮らし体験してもらうことで、田舎暮らしの魅力や豊かさを実感してもらうことを狙いとしたプログラムを実施しています。プログラムの例を挙げると「梅美人酒造さんに教わる、酒蔵体験」では創業大正5(1916)年の梅美人酒造で酒造りの基本を学び、酒蔵見学のあとに試飲を楽しめます。愛媛の特産と言えばみかん。「みかん農家さんに教わる、みかん山整備体験」ではみかん農家のもとで、立派なみかんを育てる上で必要なさまざまな作業を体験できます。「宇和海漁師直伝!養殖餌やり&船釣り体験」では地元の漁師の指導を受けながら愛媛県が生産量日本一を誇る養殖マダイ等への餌やりや、養殖筏周辺での船釣りを体験できます。プログラムの内容は随時、追加・変更が行われているので、詳細は下記連絡先へ

問合せ・申込み先:(一社)八幡浜市ふるさと観光公社
TEL 0894-22-0855

八幡浜 おすすめ周辺観光

伊予の小京都 大洲

JR八幡浜駅から鉄道で約20分ほどのところにある大洲市。清流・肱川とその川沿い建つ大洲城を中心に栄えた城下町。昔からの町割りと家並みが今も残されていて、江戸時代から明治時代にかけてのノスタルジックな町並みが今も残されていて、「伊予の小京都」と呼ばれています。大洲城の4層4階の天守は江戸時代の古絵図をはじめ、江戸時代に造られたと思われる天守雛形、明治時代に撮られた古写真などの史料を基に当時の工法・構法を用いて忠実に復元した日本でたった5例しかない木造復元天守。明治維新後の廃城令で破却を免れた台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓は国の重要文化財に指定されています。おはなはん通りは北側の蔵並びが商屋、南側は武家屋敷で歴史情緒あふれる街並みを楽しめます。大洲名物いもたきを、年中食べられるコロッケにした大洲コロッケは「大洲炉端油屋」、「お食事処にし川」、「第八さつき丸大洲本店」、「たべもの市場大洲店」、「もつ鍋居酒屋熱炎」の5店舗で販売しているご当地グルメです。

大洲城

八幡浜 宿泊

八幡浜市内にはあまり宿泊施設はありません。愛媛県の県庁所在地、松山市から日帰り圏内なので、松山市内に宿泊して、日帰りで訪ねるの一般的です。松山といえば女性にも人気の道後温泉の宿泊がおすすめ。また「伊予の小京都」大洲には歴史的建造物を活かしたホテルが令和2年(2020)7月に開業。道後温泉のホテルとあわせて紹介します。

道後温泉のおすすめホテル

道後プリンスホテル

8趣の庭園露天風呂や4種の貸切露天、女性専用岩盤浴ベッドルーム、足湯・手湯・顔湯、マッサージほぐし処の他、新たに「みかんボールの湯」、「まんがの湯」など17種の館内湯巡りと館外湯渡りが楽しめます。

大和屋本店

明治元年(1868)創業の旅館。純和風数寄屋造りに能舞台を備えた風情豊かな宿です。

ホテル椿館

矢絣、はかま姿のマドンナが迎えてくれる明治時代のレトロな雰囲気が漂う宿。日本庭園に囲まれた露天風呂は開放感いっぱい。

大洲のおすすめホテル

NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

木蝋で財をなした豪商の邸宅や蔵、創業400年続く元料亭など、大洲の由緒ある邸宅などを活用して11室の上質な宿として開業しました。 フロント棟でチェックインしたら、まちに点在する客室までご案内。 入り口も独立、全客室に檜風呂または客室風呂をご用意している小規模分散型のホテルのため、歴史情緒あふれる町でプライベート感ある安心した滞在を楽しめます。NIPPONIA HOTELは、町に点在する歴史的建造物を活用した古民家ホテルです。古民家の趣を残しつつ、現代的な快適さを取り入れた施設、地域ごとの豊かな食材をふんだんに使用した美食体験、地域に精通したコンシェルジュがお届けする上質なサービスが魅力です。ハネムーンや、記念日旅行、女子旅、カップルにおすすめです。

八幡浜は明治時代には愛媛の経済をリードしてきた町。当時の繁栄をしのぶことができて、近くの大洲城下町と一緒に観光を楽しめます。八幡浜からフェリーに乗って対岸の「おんせん県おおいた」とあわせた観光も可能。海を隔てて九州と向かい合う西伊予の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

八幡浜 観光 予約・問い合わせ

 

 

 

 

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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