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駿府城

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【「どうする家康」】徳川家康ゆかりの地巡り エリア別おすすめスポット厳選紹介【ノリッポ】

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2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」。人気アイドルグループ・嵐の松本潤が徳川家康役を演じていて、話題になっています。江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を描いたドラマ。日本各地にドラマにも取り上げられる家康ゆかりの地がたくさんあります。そんな徳川家康ゆかりの地の中ぜひ訪ねてほしいお勧めのスポットを紹介します。

静岡

今川義元の時代に人質として少年時代を過ごしました。そして壮年時代に再び駿府で過ごした後、豊臣秀吉に江戸移封を命じられて江戸城へ。江戸幕府を開き、征夷大将軍を退いてから駿府で隠居して晩年を過ごしました。

駿府城

徳川家康の隠居の場所。城の始まりは1589年に徳川家康がかつて戦国大名今川氏の居館があったとされる場所に築城したのがはじまりとされていいます。

将軍職を退いた家康は1607年に天下普請で三重の堀と六重七階の天守を持つ城に拡張しました。ここで大御所政治が執り行われ、駿府は江戸と並ぶ政治の中心地として重要な役割を果たしました。現在はかつての本丸、二の丸部分が公園として整備され、市民の憩いの場として親しまれています。

住所:静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
開館時間:9:00~16:30(16:00最終入場)
定休日:月曜日、12月29日~1月3日
入場料:【共通券】大人360円/ 小人120円

久能山東照宮

久能山東照宮の歴史は大変古く、推古天皇の時代に秦氏の久能忠仁が初めて山を開き寺を建てて観音菩薩の像を安置し補陀落山久能寺と称したことから始まります。戦国時代には武田信玄が久能山が要害であることを聞いて久能寺を近くの北矢部に移して久能城を築きました。

駿府に隠居した徳川家康は「久能城は駿府城の本丸」と、久能山の重要性を説いたといわれています。死後、家康の遺命によって遺骸は久能山に埋葬されて久能山東照宮が作られました。久能山東照宮博物館では徳川家康の日常品に加えて徳川歴代将軍の武器・武具が展示されています。

日本平山頂にある「日本平夢テラス」の最上階にある展望台からは駿河湾越しに仰ぎ見る富士山、眼下に見える清水港、伊豆半島、南アルプスといった360度のパノラマビューを堪能することができます。

住所:静岡県静岡市駿河区根古屋390
拝観時間:9:00~17:00(最終受付16:00)
拝観料:久能山東照宮社殿:大人500円/ 小人(小学生・中学生)200円
久能山東照宮博物館:大人400円/ 小人(小学生・中学生)150円
共通券:大人 800円/ 小人(小学生・中学生)300円

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浜松

遠江国は、家康が父祖伝来の三河支配を確立後に初めて自力で獲得した領地。 そして天下取りの勝負に挑む拠点として築いた城が浜松城です。

浜松城

徳川家康が1570年に入場して、駿府に移るまで17年間過ごした城。この期間に家康は出世の足掛かりを固めたことから、「出世城」とも呼ばれています。

2021年に天守がリニューアル。地下1階から地上3階の各フロアごとにテーマが設けられ、映像やパネルによる解説、立体3D像などで家康の生き様を感じることができる展示になっています。

住所:浜松市中区元城町100-2
開館時間8:30~16:30(入場は16:20まで)
休館日:12月29日、30日、31日
料金:大人200円(天守門・天守閣共通)

浜松城

二俣城跡

天竜川と二俣川に挟まれた天然の要害で、武田信玄・勝頼親子と徳川家康がこの城を巡って激しい攻防を繰り広げました。徳川家康の嫡子・信康が自刃した悲劇の舞台でもあります。

住所:静岡県浜松市天竜区二俣町二俣990

元城町東照宮

徳川家康が住んでいた弘間城の跡に、江戸幕府の旧幕臣達によって明治時代に創建された神社。

住所:静岡県浜松市中区元城町111-2

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岡崎

徳川家康が生まれた地です。家康や徳川家のゆかりのスポットが市内に点在しています。

岡崎城

徳川家康が生まれた城。2023年1月に「過去の城郭・城下町と、現在の岡崎がつながるストーリー性のある内容への再構築」をコンセプトにリニューアル。デジタルサイネージやタッチパネルなどを活用した展示解説を楽しめるほか、4階のシアタールームでは、床面に投影された現在のMAPから、過去の城郭・城下町を、デジタル技術を使い鮮やかな映像と音響で体感することで、岡崎城の魅力や、岡崎の歴史文化をわかりやすく感じることができる展示構成になっています。

住所:愛知県岡崎市康生町561-1
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
入館料;大人300円/小人150円

岡崎城

茶室 葵松庵・城南亭

四季折々に表情を変える岡崎公園の景色と日本庭園を見ながら日常を離れたひと時を過ごせます。土日限定で抹茶スイーツ、開運「家康ロール」を楽しめます。茶会をはじめとした各種集会・会議・教室も行うことができます。

住所:愛知県岡崎市康生町561-1
営業時間:10:00〜16:00(立礼席)
定休日:第2・4月曜日(1月除く)12月28日~1月3日
料金:抹茶一服500円(和菓子付)開運「家康ロール」一服700円(抹茶付、土日限定)(立礼席)

瀧山寺・瀧山東照宮

瀧山寺は1300年前に天武天皇の勅願によって開かれたちされる古刹。寺の裏には徳川家康が建立して、徳川家光が再建したと日吉山王社があります。聖観音・梵天・帝釈天三尊像は運慶・湛慶父子の作で国指定重要文化財。

瀧山東照宮は瀧山寺の東隣にあります。創建で、日光東照宮・久能山東照宮とともに「日本三東照宮」に数えられています。本殿と拝殿の間に中門があるのが特徴で、極彩色の東照宮様式で建てられている社殿は往時の徳川家の権勢を今に伝えます。

住所:愛知県岡崎市滝町山籠107
拝観時間:9:00~17:00 年中無休
拝観料:400円 ※東照宮は別途200円

大樹寺

松平家・徳川将軍家の菩提寺。桶狭間の戦いで敗れた家康が岡崎へ逃げ帰り、大樹寺の周りを敵に取り囲まれこれまでと自害を覚悟しましたが、住職の教えを受けて思いとどまった場です。松平8代の墓や家康の木像、徳川歴代将軍の等身大の位牌が安置されています。

住所:愛知県岡崎市鴨田町字広元5‐1
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:【宝物拝観】500円(小中学生300円,幼児 無料)

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名古屋

名古屋城は家康によって築城され、名古屋藩は江戸時代、徳川御三家の一つ、尾張徳川家の城下町でした。

名古屋城

徳川御三家の尾張徳川家の居城。現在の名古屋城は1610年に徳川家康は子、尾張藩の初代藩主義直によって普請が開始されました。金の鯱を抱く天守は五層。太平洋戦争で焼失しましたが、やはり戦災で焼失した小天守とともに1959年に再建。現在、耐震性の問題があり、あらためて木造で復元される計画が進められています。

2018年に木造で忠実に復元された本丸御殿は近世城郭御殿の最高傑作。内部を見学することができます。

住所:名古屋市中区本丸1-1
営業時間 9:00~16:30
入場料 500円(中学生以下は無料)

名古屋城

徳川美術館

徳川家康の遺品を中心に、尾張徳川家初代義直(家康九男)以下代々の遺愛品、いわゆる「大名道具」1万件余りを収める美術館です。国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、国宝9件、重要文化財59件など、種類の豊富さ、質の高さ、保存状態の良さを誇ります。

住所:名古屋市東区徳川町1017
開館時間:10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
入館料:一般:1,600円/ 高大生:800円/ 小中学生:500円

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まとめ

静岡、浜松。岡崎には「大河ドラマ館」が設置されていて、ドラマに登場する小道具や衣装の展示をはじめ、地域の特産品の販売や様々なイベントが開催されていて、歴史にあまり関心がない人でも楽しめます。大河ドラマが放映されている今年だからこそ、より一層の盛り上がりを見せている家康ゆかりの町を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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