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【上高地】バスツアー で思いっきり満喫!北アルプスの雄大な自然〜2023年版〜【ノリッポ】

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長野県の上高地は日本を代表する山岳リゾート。豊かな自然景観を守る為、マイカーの乗り入れが規制されています。そんな上高地はバスツアーでも人気の目的地。訪れる人を引き付けてやまない上高地の魅力とおすすめのバスツアーを紹介します。

上高地の魅力

手つかずの自然が多く残る上高地。国の「特別名勝」ならびに「特別天然記念物」に指定されています。雄大な穂高連峰の眺望を間近に望眺めることができて、日帰りから宿泊までと様々な滞在スタイルで自然を満喫することができます。一年を通して平均気温が低く、真夏でも平均気温は20度以下。東京や大阪の気温と比べ、涼しく快適に過ごせます。

上高地 おすすめスポット厳選5選

大正池

大正4(1915)年の焼岳の噴火によって梓川がせき止められてできた池です。深いエメラルド色の水をたたえた池の中に木々が立ち枯れ、神秘的な雰囲気が漂っています。

明神池

明神池は広大な「一之池」と庭園のような「二之池」からなります。池のほとりには穂高神社奥宮が鎮座していて、神聖な空気が漂うパワースポットとしても人気です。湧き水でできているため水が澄みわたり、夏は青空と緑をくっきり映します。

河童橋

河童橋は上高地のシンボル。大正池と明神池の中間地点に架かっています。梓川に架かる吊り橋の向こうに穂高連峰を一望する絶好の撮影ポイントです。

田代池

田代池は田代橋と大正池をつなぐ上高地自然研究路の中ほどにあります。林の中の湿原に、ところどころが浅い水面が見え隠れしていています。

岳沢湿原

明神池に行く梓川右岸道の途中にある美しい場所です。木道やウッドデッキなどが整備されており、六百山や湧き水など自然を満喫できます。

上高地 服装ガイド

4月~5月中旬

4月の上高地はまだまだ冬の寒さで早朝は氷点下まで気温が下がることがあります。また雪が降る日もあります。フリースやダウンジャケットなどの防寒着は必須でネックウォーマー・手袋・ニット帽などあるとより安心です。5月になると新緑の季節になりますが、最高気温が10℃前後の肌寒い日もあり、雪が降る年もあります。長袖のシャツ、ウィンドブレーカーを持参することがおすすめです。

5月下旬~7月中旬

5月も下旬になると歩くと汗ばむような陽気になります。6月に入ると日中は日差しが強くなり、気温以上の暖かさになることもあります。朝夕は冷えるので、冷え込み対策としてフリースなどの上着があると便利です。梅雨の時期になるので、雨具持参は必須です。

7月中旬~8月

晴れている日中は半袖でも十分です。標高が高い為、日差しが強くなります。日焼け止めクリームの使用、サングラスの着用など紫外線対策も必要です。朝夕は気温が下がります。軽く上に羽織る長袖のシャツなどあると便利です。山の天気は変わりやすいので、夕立ちなどに備えて、折りたたみ傘など持参すると便利です。

9月

上高地の秋の訪れは早く、最高気温も20℃を下回るようになります。特に朝夕は冷え込むようになるので、フリースなどの防寒着は必要です。上旬から中旬にかけては日差しが強い為、気温以上の暖かさを感じることもあります。

10月~11月

10月は最高気温は平均13℃前後で、朝晩はかなり冷え込むようになります。また最低気温が氷点下になる日もあります。フリースやダウンジャケットなどの防寒対策が必要になります。11月になると上高地はすっかり冬の装い。朝は氷点下まで冷え込みます。フリース、ダウンジャケット、ウィンドブレーカーなどが冬の防寒対策が必須になります。

上高地バスツアーで人気立ち寄りスポット

上高地に行くバスツアーは上高地のみ訪ねて、3時間半ほどフリータイムがある日帰りバスツアーがあります。しかし、宿泊バスツアーでは上高地に加えて、自然景観や町並みを楽しめるスポットに立ち寄ります。そんな上高地へのバスツアーで訪ねる人気の立ち寄りスポットを紹介します。

第1位:世界遺産 白川郷&五箇山

白川郷は、現在の岐阜県大野郡白川村荻町地区を指す地域の古い地名。白川郷と五箇山にある3集落(荻町・菅沼・相倉)が「白川郷と五箇山の合掌造り集落」として1995年に世界遺産登録されました。集落は山ひだが険しい地域となっており、その急斜面地の間を縫うように庄川が流れ、その流域に集落が形成されています。

この地域は日本有数の豪雪地帯で、冬季は周囲との交通が遮断されていました。現在、3集落で合わせて88棟の合掌造りの家屋が残ります。合掌造りは、釘を1本も使うことなく、2本の材木を逆V字に組み合わせて作る家屋です。雪が滑り落ちるように茅葺き屋根は60度もの急勾配になっています。一軒に20~30人もの大家族が住み、屋根裏の2~3層は、養蚕の作業場となっています。日本の原風景である農村と人々の営みを感じることができます。

白川郷

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第2位:飛騨の小京都・高山

高山は江戸時代の歴史と伝統が今も息づく町。国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「古い町並み」は商人町として発達した上町、下町の三筋の町並み。出格子が連なる軒下には用水が流れていて、造り酒屋には看板ともいわれる杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり町家の大戸や、老舗ののれんが連なっています。郷土料理が味わえる飲食店をはじめ、味噌や伝統的工芸品、民芸品、駄菓子など買い物スポットが建ち並んでいます。「陣屋前朝市」と「宮川朝市」では民芸品や新鮮な野菜や果物などを買い求めることができます。国指定史跡の「高山陣屋」は日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代役所です。

高山

千畳敷カール

「千畳敷カール」は約2万年前の氷河期の氷によって削り出されたお椀型の窪地で、畳を千枚敷いたような独特の氷河地形です。「千畳敷カール」までは「駒ヶ岳ロープウェー」で上ります。千畳敷駅は「日本最高所の駅」です。千畳敷カール・駒ヶ岳周辺は高山植物の宝庫。夏は可憐な花々が大地を彩ります。

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立山・黒部アルペンルート

立山黒部アルペンルートは、富山県立山町の立山駅と長野県大町市の扇沢駅とを結ぶ山岳観光ルートです。立山連峰の景観を望む立山ロープウェイ、全線地下式のケーブルカー、黒部ダム建設に用いられたトンネルを通るトロリーバス、国内一の堤高を持つ黒部ダムの堰堤上の徒歩での移動など、雲上に広がる立山黒部の雄大な景観と四季折々の自然を楽しみながらさまざまな乗り物を乗り継いで移動します。見どころ尽きない立山黒部アルペンルートの中で特に人気の高いスポットは次の3か所です。

 室堂

室堂は標高2,450mに位置している立山黒部アルペンルートの中心地です。目の前には剱岳、立山三山をはじめとする3,000m級の雄大な山々を一望することができます。立山火山の火山湖である「みくりが池」、火山活動を目の当たりにすることができる「地獄谷」を見ることが出来ます。特に「大谷」は世界有数の豪雪地帯。その深さは20mを超えることもあります。ここを通る雪を除雪してできる雪の壁の区間が有名な「雪の大谷」。アルペンルート全線開通直後の4月中旬~6月中旬にかけて開催される「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」ではダイナミックな雪の壁の中を歩くことができる「雪の大谷ウォーク」や「雪の回廊」など大自然の営みを感じることができるイベントが盛りだくさんです。

雪の大谷

ラムサール条約登録地の湿原 弥陀ヶ原

弥陀ヶ原は約10万年前に立山の火山活動で噴出した多量の軽石や火山灰などで出来た立山の西斜面に広がる溶岩台地です。標高1,600mから2,000m、東西4km、南北約2kmにわたる高原です。中央部には高山植物の草原や湿地帯が分布していて大日平や称名滝とともに2012年にラムサール条約に登録されました。11月から翌年7月ごろまで雪に覆われています。秋の紅葉の時期には赤や黄色の絵葉書のような美しい景色を楽しむことができます。

弥陀ヶ原

日本一の高さのダム 黒部ダム

通称「くろよん」と呼ばれる黒部ダム。昭和31年(1956)着工して7年の歳月と建設当時の費用で総工費513億円をかけて完成しました。一番の見どころは高さ186m、長さ492 mの堤から行われる放水。毎秒10トン以上の水が日本一の高さから噴き上げる光景は迫力満点。晴れた日には水しぶきに光が乱反射して、キラキラした虹を見ることもできます。

特に外階段の最終地点にある展望広場「レインボーテラス」では、放水の勢いによって風が噴き上がる、ミストシャワーを体感することができます。黒部湖遊覧船「ガルベ」は30分かけて黒部湖を一周。目の前に迫る北アルプスを見あげながら、雄大に広がる黒部の大自然を気軽に満喫することができます。

黒部ダムレストハウスの「黒部ダムカレー」はエメラルドグリーンの黒部湖をイメージした緑色のルーが特徴。色合いを出すため、「ほうれん草ペースト」を使用しています。

黒部ダム

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【横浜発】のコースもあります。

 

第5位:阿智村

環境省による全国星空継続観察で、「星が最も輝いて見える場所」第1位(平成18年)に認定された阿智村。阿智☆昼神観光局は、「スタービレッジ阿智」を立ち上げて、星空の魅力を満喫できるさまざまなイベントを企画をしています。「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」はゴンドラで山麓駅「ステーションベガ」から、山頂駅「ステーションデネブ」まで約15分のゴンドラ乗車を経て、標高1400m地点の「ヘブンスそのはら」へ。満天の星空を眺めることができます。

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まとめ

「バスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということではないでしょうか。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。

公共交通機関での移動の場合、荷物を持っての移動は大きな負担。バスツアーなら大きな荷物はトランクに入れて移動できます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「バスツアー」ならそんな心配もありません。また自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。

上高地は公共交通機関では乗り換えも多く、所要時間もかかります。直接上高地に向かい、コースによっては他の観光スポットに立ち寄るバスツアーがお薦めです。

上高地 日帰り 宿泊 バスツアー

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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