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由布院 旅館 御三家 【ノリッポ】

投稿日:2020/07/02 更新日:


「おんせん県おおいた」を代表する温泉地の一つ、由布院温泉。「豊後富士」と呼ばれる美しい由布岳の山麓に広がるのどかな田園地帯が広がる中に佇む温泉地です。温泉湧出量、源泉数ともに全国2位の豊富な湯量を誇ります。由布院温泉の旅館の中で憧れとされているのが「御三家」を呼ばれる3つの高級旅館。訪れる人を虜にしてやまない3つの旅館の魅力をそれぞれ紹介させていただきます。

由布院 玉の湯

約3,000坪の広々とした敷地にわずか17室の離れの客室が点在しています。全室に温泉かけ流しの木造りの内風呂があり、目の前に広がる森林の香りやざわめきを楽しみながら温泉に浸かることができます。宿泊しなくても旅館の魅力を楽しむことができます。「ティールーム Nicol(ニコル)」のアップルパイは売り切れ必至の人気メニュー。別府の老舗「友永パン」のあんぱんもおすすめです。「山里料理葡萄屋」は地元の食材にこだわった食事処。夏は古代杉の大テーブルを、冬は囲炉裏を囲む掘りごたつ席のほか、雑木林に面したテーブル席もあります。「由布院 玉の湯」は由布院のメインストリート、湯の坪街道やJR由布院駅からも近いのが魅力。にもかかわらず、周囲を緑に囲まれた静寂の中でくつろぎのひとときを過ごすことができるのが魅力です。

亀の井別荘

「亀の井別荘」は大正10年創業。泉都「別府」の観光開発に尽力し、田園的な温泉保養地「由布院」の礎を築いた油屋熊八の貴人招待用の別荘として建てられた老舗旅館です。金鱗湖に面していて約1万坪の敷地の中に本館洋間6室と民家風離れ15室とが点在しています。全ての客室で源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます。離れの部屋では静かな庭の中で季節の風情を間近に感じながら過ごすことができます。本館の洋室では品格のある家具や調度品がノスタルジックな大正ロマンを感じることができます。山家料理「湯の岳庵」は大きな茅葺屋根が目印。地元の旬の食材をふんだんに使った料理が魅力です。茶房「天井棧敷」は造り酒屋を改装したカフェ。由布岳の雪化粧をイメージしたデザート「モン・ユフ」が有名です。

山荘無量塔

明治や昭和期の一軒家を移築した客室など、全国から移築した伝統的な日本家屋を活用して、それぞれ異なる趣のレトロモダンな客室12棟からなる旅館。全室に専用のバスとトイレが完備されています。食事は季節感を生した山里創作膳を食べることができます。宿泊施設以外にも思わず立ち寄りたくなる魅力的な施設が多いのも特徴。音楽にまつわるアートを集めた美術館「artegio(アルテジオ)」は併設されているチョコレートショップ「theomurata」とともに楽しめます。「Tan’s bar (タンズバー)」ではティータイムはクラシック、バータイムはJAZZを中心に1930年代のアメリカ製劇場用スピーカー、WE16Aホーンが奏でる重厚な音楽が楽しむことができます。

施設の外観

由布院へのアクセス

大分空港から由布院温泉まで直通バスが走っています。ただ飛行機の発着時刻によってはうまく接続していないバスもあるので、大分空港からのバスの時刻を確認して、飛行機を予約するのがお薦めです。またJR九州が誇るD&S列車と呼ばれるリゾート列車「ゆふいんの森」号が博多駅を発着しています。車内に乗っているときからリゾート気分を味わうことができ、旅の思い出に華を添えることができます。この列車に乗るために新幹線で博多駅、もしくは飛行機で福岡空港に行って乗車する人もいます。福岡市内に前後泊する人にはおすすめです。

ゆふいんの森号

由布院 御三家 予約・問い合わせ

「ゆふいん」は「由布院」?「湯布院」?

ここでちょっと豆知識。「ゆふいん」の漢字表記として「由布院」と「湯布院」の二つが見られます。地名の由来を辿ると、元々は「由布院」といっていて、自治体の名前も「由布院町」でしたが、昭和30年の「昭和の大合併」で旧由布院町と旧湯平町が合併して「湯布院町」が誕生しました。さらに平成17年の「平成の大合併」で旧湯布院町と旧庄内町、急狭間町が合併して「由布市」が誕生。旧湯布院町は「由布市湯布院町」と表記されるようになりました。JRの駅の名前は由布院駅、温泉地の名前も由布院温泉と「昭和の大合併」以前の表記となっています。こうした歴史的な経緯から見て、全国的に人気のある温泉地「ゆふいん」の漢字表記としては明らかに「由布院」が正しい表記です。「ゆふいん」が全国的に人気のある温泉地となる過程で、こうした事情を知らない人が調べることなしに安易に「由布院」と「湯布院」を混在して使用しているところが実情であり、憂慮すべきことであると考えます。ちなみに旧湯平町にある「湯平温泉」は花合野川沿いに広がる山の緑に包まれた昔ながらの温泉地。 江戸時代に作られた500mほどのが石畳の坂道が旅館街にレトロでノスタルジックな情景を醸し出しています。こちらも捨てたものではありませんので、ぜひ足を運んでみてください。

「御三家」の旅館はそれぞれ宿泊しなくても利用できるレストランやカフェ、ショップなども充実しています。他の旅館に宿泊していても食事やカフェ、買い物で「御三家」の雰囲気を味わうことができます。美しい自然景観に彩を添える憧れの高級旅館。宿泊に、立ち寄りに日常を忘れたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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