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沖港(母島)フェリー乗り場とは(ターミナル・港)【ノリッポ】

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沖港(母島)フェリー乗り場 予約

世界自然遺産・小笠原は空路がなく、アクセスの手段は船のみ。東京都港区にある竹芝客船客船ターミナルと父島を結ぶ「おがさわら丸」が週一便、運航しています。母島は父島とともに小笠原諸島の有人島。父島との間をフェリーで結んでいます。父島とのフェリーが発着する母島の沖港と母島の魅力を紹介します。

沖港フェリー乗り場

沖港は母島の南西部に位置しています。沖港船客待合所には小笠原母島観光協会があり、宿泊やガイドツアーの問い合わせが可能です。建物の横にある芝生にはザトウクジラの像があります。

沖港フェリー乗り場を発着する船

父島~母島航路 「ははじま丸」

父島と母島の間を週6往復、2時間で結んでいます。運航スケジュールは父島7:30発→母島9:30着/母島14:00発→父島16:00着です。「おがさわら丸」が到着する日は父島12:00発→母島14:00着の片道のみ。翌日に母島14:00発→父島16:00着の便が片道で運航されます。

母島について

母島は父島とともに小笠原諸島の中で数少ない有人島。集落はひとつのみで沖港の周辺にまとまっています。母島の山には亜熱帯の高木林が広がり、メグロをはじめとする鳥類、オガサワラシジミなどの昆虫類、オガサワラオカモノアラガイなど陸産貝類(かたつむり)など母島にしか生息していない 固有の動植物を数多く見ることができます。

世界遺産・小笠原諸島

小笠原諸島は誕生以来、一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島です。そのため、独自の進化を遂げた多くの固有の生き物や植物、それらが織りなす特異な島しょ生態系を見ることができます。小さな海洋島における生物や植物の進化を示す典型的な見本として、世界的な価値を持つことが認められて平成23年(2011)に世界自然遺産に登録されました。

沖港(母島)フェリー乗り場 予約

母島のおすすめ観光スポット5選

第1位:清見が岡鍾乳洞

鍾乳洞の周辺は小規模なカルスト地域になっていて、六角形のお堂の後ろの崖についている扉から鍾乳洞に入ります。壁際にカーテンといわれる鍾乳石の壁が見られます。洞内はカジュマルの気根も垂れ下がり、洞窟探検気分が味わうことができます。鍾乳洞に入るには沖港フェリー乗り場内にある観光協会に事前の申込が必要です。

第2位:脇浜なぎさ公園

遠浅で海水浴に適した海岸。母島島民の憩いの場でもあります。海岸の一画には海亀産卵保護施設があり、産卵期には何十頭というアオウミガメを見ることができます。

第3位:鮫が崎展望台

沖港の湾口にある展望台です。1~4月はホエールウオッチングに適していて、展望台からザトウクジラのウォッチングが楽しめます。

第4位:ロース記念館

母島原産のロース石でできた郷土資料館です。大正時代には砂糖倉庫として使用されていました。戦前使われていた民具や漁具、製糖機器等が展示されています。

第5位:小剣先山

集落の東側にある山です。頂上からは母島の集落と太平洋の海原を見渡すことができます。

まとめ

本土から約1000㎞離れている小笠原諸島。空路がなく、小笠原海運の船が唯一のアクセスの手段になります。船も週一便と決してアクセスが良いわけではありません。しかしだからこそ手つかずの自然が残されているのが大きな魅力。船は父島に3泊停泊するので、その間に母島へ日帰りで足を運ぶことも可能。小笠原諸島を訪ねた際には父島から足を延ばして、母島の観光も楽しみましょう。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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