異国情緒あふれる港町神戸。神戸からは西日本各地へフェリーが発着しています。フェリーを使うメリットはやマイカーやバイクと一緒に旅ができること。到着するとすぐ観光に出かけることができて「ドア・ツー・ドア」で自分たちのペースで、自由度の高い旅を楽しむことができます。ここでは神戸のフェリー乗り場について紹介しましょう。
神戸港六甲アイランドフェリーターミナル
ターミナル概要
「阪九フェリー」「フェリーさんふらわあ」「オレンジフェリー」が発着します。大型フェリーに対応できる岸壁が3バースあり、それぞれのフェリー会社が駐車場、旅客待合所等を備えた専用ターミナルを完備しています。第1バースは「フェリーさんふらわあ」、第2バースは「阪九フェリー」、第3バースは「オレンジフェリー」がそれぞれ使用しています。
アクセス
阪神電鉄の御影駅もしくは阪急電鉄の御影駅またはJR住吉駅または六甲ライナーアイランド北口駅のいずれかのバス停から、神戸港フェリー連絡バスに乗ってフェリー発着場へ向かうことができます。連絡バスは左記4つの駅を経由してフェリー発着場に向かいます。
発着するフェリー
フェリーさんふらわあ
神戸港~大分港を結んでいます。「さんふらわあ あいぼり」「さんふらわあ こばると」の2隻が運航しています。客室にはさんふらわあオリジナルのハローキティでいっぱいのハローキティルーム、人気のご当地キャラクター「くまモン」づくしのくまモンと夢見る船旅ルームといった部屋があって船旅をより一層楽しむことができます。一人旅から友達同士、夫婦やカップル、グループ旅行まで幅広いニーズに対応できる様々な客室が用意されています。
阪九フェリー
神戸から「門司港レトロ」で有名な北九州市門司区にある新門司港を結ぶ船を運航している阪九フェリー。「やまと」「つくし」の2隻の船で運航しています。船では瀬戸内海の情景を感じながら船の旅を楽しめる客室や設備が用意されています。
オレンジフェリー
神戸と愛媛県の新居浜東港を結ぶフェリーを運航しています。貨物主体です。
神戸三宮フェリーターミナル
ターミナル概要
「宮崎カーフェリー」と「ジャンボフェリー」の船が発着します。神戸三宮ターミナルは2014年9月に開業した新しいフェリーターミナル。三宮駅から歩いても約20分、連絡バスで約10分という抜群のアクセスの良さを誇ります。3階の展望デッキからは港の景観を眺めることができます。フェリーターミナル内はWifiが無料で利用可能。完全バリアフリー対応で、身障者用エレベータ、身障者用トイレ、授乳室を完備しています。隣接する神戸ポートオアシスに120席のレストラン・カフェがあります。
アクセス
徒歩で神戸三宮フェリーターミナルへ向かう場合、フラワーロードという通りを直進していきます。途中、歩道橋があるので歩道橋を渡って、更に高速道路の高架下をくぐって更にまっすぐ進んでいきます。ただまっすぐ南進していくだけですので、比較的、道はわかり易いです。徒歩で約20分程度です。フェリーの出発時刻に合わせて三宮駅東口から連絡バスが出ています。
発着するフェリー
宮崎カーフェリー
神戸と南国宮崎を結ぶ宮崎カーフェリー。宮崎カーフェリーでは新造船就航が決定しています。新しい船は「船舶の大型化」「客室の個室化」「省エネの達成」を基本テーマにしているとのことです。
ジャンボフェリー
神戸と「二十四の瞳」の舞台になったオリーブで有名な常春の島、小豆島と「うどん県」香川県の県庁所在地、高松を結んでいます。瀬戸大橋や明石海峡大橋が開通して、本州と四国は「陸続き」になりましたが、フェリーもまだ健在です。マイカーやバイクの利用はもちろんOK。特に小豆島は到着後、すぐにマイカーで島内観光に出かけることができます。関西圏以外からの旅行の場合、神戸でレンタカーを借りて、船で小豆島へ。レンタカーで小豆島を観光するといったこともできます。
港町神戸は乗下船前後の楽しみもいっぱい。前後泊して、ロマンティックでエキゾチックな神戸の街も満喫してみてはいかがでしょうか。